メアリー・ステュアートの足跡を追って スコットランド2200km走破 グラスゴー大聖堂2 Glasgow Cathedral 2 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 2018年12月10日、2020年10月1日公開 独立系メディア E-Wave Tokyo 無断転載禁 |
スコットランド総目次へ* グラスゴー大聖堂 グラスゴー大聖堂2 聖コロンバ・カソリック教会 ケルヴィン博物館1 ケルヴィン博物館2 ケルヴィン博物館3 ケルヴィン博物館4 ケルヴィン博物館5 ケルヴィン博物館6 ケルヴィン博物館7 ケルヴィン博物館8 ケルヴィン博物館9 ケルヴィン博物館10 ケルヴィン博物館11 ケルヴィン博物館12 ◆グラスゴー大聖堂(Glasgow Cathedral) 歴史 グラスゴー大聖堂はスコットランド宗教改革以前の12世紀末に建てられ、歴代のグラスゴー司教、大司教、大主教の所在地になっています。スコットランド式ゴシック建築の一例であり、スコットランド宗教改革を生き延びた数少ない中世スコットランド聖堂の1つです(スコットランド本土では唯一)。 1502年12月10日、スコットランド王ジェームズ4世は大聖堂の祭壇で永遠平和条約を批准しました。また1544年と1560年におこったグラスゴーの戦いにも影響しています。 宗教改革から20年後の1581年4月22日、ジェームズ6世は土地の一部からの収入を聖堂の維持費としてグラスゴー市に支払いました。ジェームズ6世はこれらの土地の所有権をグラスゴー大司教ギャヴィン・ダンバーが聖堂を修復したときの残金までたどりました。 グラスゴー市議会は1583年2月27日に聖堂を修復する責任を認めることを決議しましたが、義務ではないとも記録しました。この決議により聖堂は宗教改革を生き残り、聖堂内にある内陣仕切りはスコットランドの聖堂において現代まで残った数少ないものの1つとなっています。 1893年の絵葉書に見られる聖堂の外観 Source: Wikimedia Commons 不明 - Valentine's postcard entitled 'Gasgow Cathedral And Necropolis', 1893 (JV-18131[A], パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php~curid=18492686による グラスゴー大聖堂の版画 ジョン・スレーザー(英語版)作、1693年 Source: Wikimedia Commons John Slezer (d. 1717) - Uploader photographed reproduction posted on temporary construction wall outside Glasgow Cathedral, September 5, 2010., パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php~curid=11753860による 19世紀のグラスゴー大聖堂の内装 Source: Wikimedia Commons Cornell University Library - Glasgow Cathedral. Crypt (Interior), No restrictions, https://commons.wikimedia.org/w/index.php~curid=47041516による グラスゴー大聖堂のロバート・ロイ。(より正確には、グラスゴー大聖堂の下段教会)、ウォルター・スコット卿の小説、ロブ・ロイの後に版画家ダルジエル兄弟が描いたもの。 Source: Wikimedia Commons By One or all of:George Dalziel (1815-1902)Edward Dalziel (1817-1905)Thomas Dalziel (1823-1906) - Rob Roy by Sir Walter Scott, Bart. Edinburgh: Adam & Charles Black, 1886. Volume IV of Waverley Novels: Centenary Edition, Public Domain, https://commons.wikimedia.org/w/index.php~curid=6740094 グラスゴー大聖堂の大司教リスト アーチボルドイングリス(1685~1687) ラルフ・ロジャー(1687~1689) ジェームスブラウン(1690~1714年) ジョージ・キャンベル(1715~1748) ジョンハミルトン(1749~1780) ウィリアム・テイラー(1780~1823) ダンカンマクファーラン(1824年~1857年) ジョンロバートソン(1858~1865) ジョージ・スチュワート・バーンズ(1865~1896) ピアソンマクアダムミュア(1896~1915) ジェームズマクギボン(1916年~1922年) ラウクラン・マクリーン・ワット(1923~1934) ネビルダビッドソン(1935~1967) ウィリアム・モリス(1967~2005) ローレンスABウィットリー(2007~2017) マークE.ジョンストーン(2019~present) グラスゴー大s聖堂に埋葬された著名人 ロバート・ウイッシャート - グラスゴー司教(英語版) ジェームズ・ロー - グラスゴー大主教(英語版) ピーター・ロウ - 医者、医療作者 チャールズ・マッキントッシュ - レインコートのマッキントッシュの発明者 「聖コロンバ・カソリック教会」につづきます スコットランド総目次へ* |