先日、NHKのデジタルHiVisonでシルクロードの特集をしていた。題名は<シルクロード絶景50選>である。おそらく見た方も多いと思う。
この特集番組は、実に5時間に及ぶ大作であったが、あまりにも映像がすばらしいので、4時間ほどぶっ続けで見入ってしました。
今回は中央アジア、中国の新疆ウイグル自治区にあるタクラマカン砂漠である。
タクラマカン砂漠、中国で「塔克拉瑪干沙漠」の語源だが、それはウイグル語の「タッキリ(死)」「マカン(無限)」の合成語と言われる。
「死の場所」「死の世界」という意味のようで「一度入ったら出られない」という意味もある。
撮影:青山貞一、Nikon Cool Pix S10
原典:NHKデジタルHi Vison、シルクロード絶景50選
タクラマカン砂漠は北アフリカのサハラ砂漠に次いで世界2位の面積を持っているタリム盆地の270,000km2を占めている。
タクラマカン砂漠は、北にかの天山山脈、南に崑崙山脈など6000〜7000m級の大山脈に挟まれており、気候は著しく乾燥している。年間降水量は数ミリ程度である。
下の写真は、ハイビジョン番組で遠征隊が話していた突如100mの高さがある砂漠の壁である。見て分かるように突如、行く手に鉛直に砂漠の壁がたっており、行く手が妨げられる。
撮影:青山貞一、Nikon Cool Pix S10
原典:NHKデジタルHi Vison、シルクロード絶景50選
下はタクラマカン砂漠で見た満月。
撮影:青山貞一、Nikon Cool Pix S10
原典:NHKデジタルHi Vison、シルクロード絶景50選
タクラマカン砂漠を行く遠征隊。
タクラマカン砂漠の標高は低い。最低海抜は−130メートル。天山南路はタクラマカン砂漠を南北に迂回するように分岐し、北が西域北道、南が西域南道と呼ばれる。砂漠の周囲にはタリム河、ホータン河などの河川がある。
撮影:青山貞一、Nikon Cool Pix S10
原典:NHKデジタルHi Vison、シルクロード絶景50選
参照文献: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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