環境総合研究所からのお知らせ
今年の早稲田大学非常勤講義について

 毎年この時期に早稲田大学教育学部の非常勤講義で担当しておりました総合講座VI(青山の担当分は「市民参加の環境評価」)は、今週月曜日、11月1日(月)から22日(月)まで全4回にわたり開講致します。

 なお、本講座は昨年度で教育学部の設定期間が終了し、今年度は早稲田大学、全学学生を対象に授業を提供している「オープン教育センター」の所管科目として設置されております。

 その関係で、例年と講義の教室が変更になります。以下は全予定です。 この講義は、毎年、外部からの聴講を認めておりますので、ご関心がおありの方は、ご聴講下さい。

○講義科目  「環境論の課題と実践」(従来は総合講座VI)
       
○講師      青山貞一 
          武蔵工業大学環境情報学部教授、
          株式会社環境総合研究所所長、
          長野県環境保全研究所長

○所管      早稲田大学オープン教育センター
          (従来は教育学部)

○キャンパス  早稲田大学 西早稲田キャンパス
          高田馬場駅前より早大正門行きバス、西早稲田駅下車

○教室      22号館202号室
        
          22号館は早大インターナショナルセンター・
          国際部国際課・大学院日本語教育研究科・
          国際教養学部・日本語研究教育センター・
          国際教育センターが入っています。その2階です。

○講義日程   第一回目 11月 1日(月)午後1時〜2時30分
           第二回目 11月 8日   同上
           第三回目 11月15日   同上 
           第四回目 11月22日   同上

 なお、第三回目はゴミ弁連総会のため池田こみちさんに代講を依頼してあります。
◆長野県研究所就任に伴う各種措置について

 4月1日、田中康夫長野県知事より、武蔵工業大学教授で株式会社環境総合研究所代表取締役の青山貞一が長野県環境保全研究所所長の辞令を受けました。
 
 青山所長の長野県に置ける身分は、特別職、非常勤となっております。地方自治法における特別職は知事と同様であり、勤務形態はフレックスで、土日祝日、深夜など勤務した場合でも同一報酬となっています。

 特別職は、政治活動も原則自由となっておりますが、公職選挙法により県内組織での職員への特定政党への投票要請などは厳しく禁止されております。

 青山の長野県環境保全研究所への就任に伴い、株式会社環境総合研究所の長野県に対する営業活動は原則的に禁止となります。他方、WTO勧告にある特命随意契約要件を満たす業務、サービスについては、長野県と案件毎に協議することになりました。これらは辞令における規定ではなく、長野県知事と青山貞一(環境総合研究所)との間で覚え書きとして取り交わしております。長野県以外の都道府県は従来通りとなります。

 なお、長野県に関連する各種審議会、アドバイザー会議、委員会、検討会等への青山の出席、県主催による講演、研修会については、謝金は原則受領しないことを決めております。

◆長野県環境保全研究所関連記事
信濃毎日新聞 2004.4.2

●県の環境保全研 所長青山氏就任


 県の廃棄物に関する条例案のアドバイザーを務める青山貞一・武蔵工業大学教授(57)=東京都品川区=が一日、県の自然保護研究所(長野市北郷)と衛生公害研究所(同市安茂里)を統合し発足した環境保全研究所の所長に就いた。

 田中知事から辞令を受け取った後、青山氏は「研究のための研究ではなく、具体的な施策につながる研究に取り組みたい」と抱負を語った。

 青山氏は1986年、株式会社環境総合研究所(東京都)を設立。昨年4月から同大学教授(環境政策、公共政策論)。青山氏は「数多くの公害訴訟で住民側にたってきた。民間での経験を生かしていきたい」とも話した



朝日新聞 2004.4.2朝刊

●新たな顔で新年度/官庁、企業など  
 さっそく幹部席


 県庁では新規採用職員の任用式があり、新規採用の176人のうち、所属長から辞令交付される人などを除く66人が出席。田中康夫知事は「みなさんの身分が60歳まで保証されるのは、きめ細かい気配りで奉仕するためだ」と訓示した。

 「私も今日、採用されました」。三田村順子・県教育次長(54)は、任用式でこうあいさつした。4年任期付きの部課長級として今回採用された11人のうちの1人。任用式では、さっそく県幹部席に座った。

 県廃棄物条例案のアドバイザーを務める青山貞一・武蔵工大教授(57)は、環境保全研究所の初代所長(非常勤)の辞令を受け、「40年近く環境問題をやってきたが、最後のご奉公だ」と抱負を述べた。


◆環境アセスメント学会理事に青山貞一が選出

 2003年3月29日、環境アセスメント学会の理事会・評議員会が東京お茶の水にある東京ガーデンパレスで開催され、学会設立後はじめて行われた第一回目理事選挙で青山貞一が理事に選出されたことが分かりました。

 設立時の理事は、設立準備会が選挙によらず理事を選定しており、今回が正会員らによるはじめての理事選挙となりました。青山は、今まで環境アセスメント学会の評議員と編集委員を委任されておりましたが、今後は理事及び編集委員となります。
◆長野県が新設する環境保全研究所、初代長に青山貞一が就任

 田中康夫長野県知事は、県内にある2つの研究所(衛生公害研究所及び自然保護研究所) を統合し、4月1日より新たに「環境保全研究所」を設置することとした。その初代所長に青山がり就任する予定である。

 青山の身分は特別職、 大学本務との関係では非常勤。地方自治法及び県条例規定との関連で任用 期間中、株式会社環境総合研究所の長野県内営業活動は原則禁止とした。

◆以下に4月23日における田中康夫知事の記者会見音声
 長野県表現センター 田中康夫長野県知事 記者会見

◆以下は3月24日の信濃毎日記事の関連部分

信濃毎日2004.3.24
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 〜前略〜
 一方、県が予定していた組織改正のうち、自然保護研究所(長野市)と衛生公 害研究所(同)
を統合してつくる「環境保全研究所」については、条例改正では なく、県の規則に基づいて設
置できるため、四月一日に発足させる。所長には、 県の廃棄物条例アドバイザーで武蔵工大
教授の青山貞一氏=東京=を起用する方 針を明らかにした。

今日のコラム参照

◆「廃棄物焼却主義」の実証的研究 〜財政面からのアプローチ〜 論文進呈

 武蔵工業大学環境情報学部の「紀要」第5号ができあがりました。青山はそのなかで、以下の論文を執筆しました。

「廃棄物焼却主義」の実証的研究 〜財政面からのアプローチ〜

 部数が限られていますので、実物を差し上げられませんが、120円切手をB5〜A4の封筒に貼り、宛名を書いたものを以下までお送り頂ければすぐに、すぐにコピー版を郵送します。

 〒224-0015
 横浜市都筑区牛久保西3-3-1  武蔵工業大学環境情報学部  青山貞一

◆ゴミ弁連委託、ゴミ問題のビデオ製作について

 先に岡山県吉永町で開催されましたゴミ弁連総会においてゴミ問題の現状(各種リスクの実態)と将来(政策提言)についてのビデオの制作が正式に決まりました。実際の制作は環境総合研究所が担当します。

 ビデオ制作に関連し現在、ゴミ弁連の弁護士、ゴミ弁連と連携し各地でがんばっている住民団体へのインタビューまた廃棄物関連施設などのビデオ撮影を行っております。

 今後、現地インタビュー等でご協力をお願いすることがあると思います。その節は、ご協力方、よろしくお願い致します。なお、現時点での制作スタッフは以下の通りです。
 
製作スタッフ
1 制作・編集責任者、シナリオ作成 青山 貞一
2 制作副責任者、シナリオ作成、ナレーション 池田こみち
3 ビデオ撮影、音声、編集等技術担当 鷹取 敦
4 インタビューアー、ナレーション、スクリプター、タイムキーパー 斉藤 真実
5 インタビューアー 河田 実央*
*河田実央さんはこの春からテレビ朝日報道局勤務
◆加藤登紀子、未来たち学校、小冊子「ゴミをどうする」謹呈

 昨年11月16日、千葉県鴨川市において歌手で国連環境計画大使、加藤登紀子さんが主唱する未来たち学校が開かれ、環境総合研究所の青山貞一、池田こみちが「ゴミをどうする」を講演しました

 このたび、加藤登紀子事務所、トキコプランニングが未来たち学校で行いました「ゴミをどうする?」講演会の小冊子を制作致しました。この小冊子は、加藤さん肝いりのデザイン、構成で作られております。

 この小冊子はシリーズとなっており、過去、「水を考える」(嘉田由紀子)、「海に聞こう」(上田真寿夫、平本紀久雄、成田 均)が発行されています。

 「ゴミをどうする?」は、日本のゴミ問題の課題、それを本質的に解決するための具体的提案が満載されています。登紀子さんが作詞作曲した歌の楽譜もついています。

 ご希望の方、先着50名に以下の条件で差し上げます。

 ご希望の方は、ご自身のお名前、郵送先を書き、140円切手を貼ったB5判以上の封筒を入れ、封書で以下にお送り下さい。できあがり次第、冊子を入れて送り返します。