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「731部隊の真実」

今までの記録 

731部隊の組織と関係者

青山貞一 Teiichi Aoyama 編
August 29, 2017
独立系メディア E-wave Tokyo

,
今までの記録(1) 今までの記録(2) 今までの記録(3) 
今までの記録(4) 今までの記録(5) 今までの記録(6)
今までの記録(7) 米国の731部隊のドキュメント
推定組織と関係者

◆731部隊の組織図

 以下はジャーナリスト近藤昭二氏による1945年を想定した731部隊の組織票です。なお、以下の図をマウスなどでクリックすると拡大可能なPDFが表示されます。


出典:ジャーナリスト近藤昭二氏

 以下は、「731細菌戦部隊の恐るべき全貌」における731組織の全体像です。

総務部 副官室 調査課 翻訳班 印刷班 写真班
兵要地誌班 調査班 図書班 人事課 庶務課 労務班 庶務室 食堂 酒保 学校
企画課 経理課 管理課 建設班 工務班
 動力班 運輸班 
電話班 軍需課
第一部 
部長:菊池斉
細菌研究
第一課(チフス) 田部班(班長:田部井和/チフス研究)
第二課 
コレラ
湊班(班長:湊正男/コレラ研究)
第三課 
生理・マルタ管理
吉田班(健康診断)  宮川班(レントゲン)  在田班(レントゲン)  
栗秋班(薬理)  草味班(班長:草味正夫/薬理研究) 

石井班(捕虜入出管理)  蓬田班(捕虜入出管理)  
特別班(特設監獄)
第四課
赤痢
江島班(班長:江島真平/赤痢研究)
第五課
ペスト
高橋班(班長:高橋正彦/ペスト研究)
第六課
(病理)
石川班(班長:石川太刀雄丸/病理研究) 
岡本班(班長:岡本耕造/病理研究)
第八課
(リッケチア)
野口班(班長:野口圭一/リケッチア・ノミ研究)
第九課
(水棲昆虫)
田中班(班長:田中英雄/昆虫研究)
第十課
(血清)
内海班(血清研究)  小滝班(ツベルクリン)
第十一課
(結核)
肥之藤班(脾脱疽)  太田班(班長:太田澄/炭疽研究) 
樋渡班  降旗班(ペスト)  金沢班  貴宝院班(天然痘)
二木班(班長:二木秀雄/結核研究)  
笠原班(班長:笠原四郎/ウイルス研究)  
吉村班(班長:吉村寿人/凍傷研究)
第二部
(実施研究)
八木沢班(班長:八木沢行正/植物菌研究) 
焼成班(爆弾製造) 
 田中班(昆虫)  篠田班(昆虫)  安達実験場
第三部
(防疫給水)
庶務課  第一課(検索)  第二課(毒物検知) 
工作班(濾水機)  濾水機・弾筒製造窯
第四部 
 
部長:川島清 
軍医少将
細菌製造
第一課(華頂:柄沢十三夫 軍医少佐/培養生産)  野口班(ペスト・脾脱疽) 第二課  第三課(乾燥菌・ワクチン)第四課(ワクチン) 
有田班(班長:有田正義/発疹チフス・ワクチン)  
植村班(瓦斯壊疽・脾脱疽)
朝比奈班(班長:朝比奈正二郎/発疹チフスおよびワクチン製造)
教育部
部長:西俊英 
軍医中佐
隊員教育
 庶務課  教育課  衛生兵  炊事班  診療所  錬成隊  少年隊   
資材部 実験用資材
庶務課 第一課(薬品合成) 山口班(細菌弾) 堀口班(ガラス) 
第二課(購買補給) 第三課(濾水機) 第四課(倉庫) 
第五課(兵器保管) 第六課(動物飼育)
診療部 (付属病院) 伝染病棟  診療室  家族診療所  憲兵室  保機隊
牡丹江支部
満州第643部隊
支部長  尾上正男
軍医少佐
総務課  経理課  第一課  第二課  第三課  資材課  教育課
林口支部
満州第162部隊
総務課  第一課  第二課 資材課 教育課
孫呉支部
満州第673部隊
支部長 西俊英 
軍医中佐
総務課 第一課  第二課 資材課  教育課
海拉爾支部
満州第543部隊
総務課  第一課  第二課  資材課  教育課
大連支部
満州第319部隊
総務部  研究部  製造部
出典:731細菌戦部隊の恐るべき全貌 最新更新 2010年9月6日


◆731部隊に関与した医師・医学者等のリスト

 以下は、もともとの関係者listの作成者、小俣和一郎氏のリストに加え、Wikipedia 、コトバンクに人物紹介がある場合にはそれをリンクの形で加えました。また当該人物に関連する論文、講演など画ル場合には、それをWikipediaのリンクとして加えました。さらにも友とのリストに名前がある場合で、その真意が不明な場合は、Wikipedia2 としてその理由を加えています。なお、黄色部分は、Wikipediaなどを出典とした追記です。

 なお、以下のリストと上記の組織図とは一対一で対応するものではありません。

青山貞一


731部隊に関与した医師・医学関係者  

                        作成者:小俣和一郎氏

氏名(生没年)・出身地・卒業校(卒業年)・
職歴・勤務地・地位・最終階級・戦後履歴
*顔写真あり
 
1.石井四郎(1892[3?]−1959)Ishii Shiro * Wikipedia
千葉県(千代田村加茂)・京大医学部卒(1920)・陸軍軍医・1930陸軍軍医学校教官・1932東郷部隊長(背陰河)・石井部隊(のち731部隊)長・軍医中将・1939ノモンハンで細菌戦指揮・1940寧波細菌戦(ペスト菌散布)指揮/記録映画撮影・1942チェーガン細菌戦(ペストノミ散布)指揮・1945/731部隊長(再任)/対ソ細菌戦準備・1945平房から逃走(大連より帰国?)・1946初頭に尋問(A.T.トンプソン獣医中佐)・1947年5月以降に再尋問(フェル、ヒル)・東一で癌死(喉頭癌、67歳)

2.北野政次(−1986)Kitano Masaji * Wikipedia
東大医学部卒(1920)・陸軍軍医・軍医学校教官・満州医科大学教授(細菌学/瀋陽1936−42)・731部隊長(1942・8−1945・3)・上海派遣軍軍医部長・軍医中将・1945上海で中国軍捕虜・1946上海から帰国(脱獄?)・日本ブラッドバンク東京支部長(のちミドリ十字役員)・「防疫秘話」ほか(日医新報)執筆・日本学術会議第一期南極特別委員

3.梶塚隆二(1888−)Kajitsuka Ryuuji   Wikipeia
田尻市・東京大学医学部卒(1914)・東一勤務・陸軍省医務局衛生課長・関東軍軍医部長(1939−45)・細菌爆弾の実験・軍医中将・ハバロフスク裁判被告・1956帰国

4.増田知貞(1901−52)Masuda Tomosada *  Wikiフェル尋問調書
石川県金沢市・京大医学部卒(1926)・陸軍軍医学校防疫研究室・多摩部隊(南京1644部隊)長(1939‐45)・軍医大佐・千葉で開業まもなく交通事故死(頭部外傷)

5.内藤良一(―1982[1?])Naito Ryouichi *
1931京大医学部卒・陸軍軍医学校防疫研究室・1937−39ドイツ・アメリカへ派遣・1939輸血用血液の凍結乾燥を実用化(国産第一号の凍結真空乾燥機製造)・南方軍防疫給水部設立・軍医中佐・GHQと取引き(サンダース通訳)・(株)日本ブラッドバンク社長(1950)・1977勲三等旭日中綬章

6.北条円了(1894‐)Houjou *
防疫研究室・1933東郷部隊・1941ベルリン大使館付・1945年6月20日米軍に逮捕・軍医大佐・

7.西村英二()Nishimura Eiji

8.金子順一()Kaneko Junnichi  Wikipedia
東大卒・伝研・東郷部隊・東芝生物理化学研・軍医少佐・1947フェルにより尋問

9.北川正隆(−1943)Kitagawa Masataka
731部隊第二部長・南方軍防疫給水部隊初代部長・軍医大佐・1943年5月飛行機事故死

10.朝比奈正二郎 (1913 - 2010)Asahina Seijirou  Wikipedia
731部隊昆虫班・戦後予研(昆虫部長)

11.梅沢浜夫 ()Umesawa Hamao (1914 - 1986) Wikipedia
日本の医学者、細菌学者、文化勲章受章者。

予研 (予防衛生研究所)

12.所安夫 ()Tokoro Yasuo
東大助手・軍医中尉・1943/731部隊(石川の後任)・診療部・帝京大教授

13.白川初太郎()Shirakawa Hatsutaro  Wikipedia
陸軍一等軍医、軍医学校防疫研究室・

14.高橋正彦()Tkahashi Masahiko
731部隊・軍医少佐/731部隊第一部(ペスト菌)・戦後千葉県茂原市で開業

15.永山太郎()Nagayama Taro
731部隊診療部長・軍医大佐

16.園田三郎()Sonoda Saburo
731部隊教育部長・1942

17.園田太郎()Sonoda Taro
軍医少佐/731部隊病理

18.川島清(1893-)Kawashima Kiyoshi
千葉県(山武郡)・1934東郷部隊・731部隊第四部長(1941−43)・ハバロフスク裁判被告・1956帰国、千葉県八街市少年院医師

19.柄沢十三夫(1911‐1956)Karasawa Tomio  Wikipedia
長野県(豊里)・東京医学専門学校・軍医学校・731部隊第四部第一課長(川島の部下)・安達の野外人体実験(炭疸菌/1943)・ハバロフスク裁判被告(禁固20年)・軍医少佐・1956年11月自殺(帰国直前)

20.貴宝院秋雄()  Wikipdia
京都府立医大講師・防疫研究室・1939/731部隊・1942南方軍防疫給水部(シンガポール)・結核菌研究・京都微生物研

21.三谷幸雄()
731部隊第四部第二課長(乾燥菌の製造)・軍医少佐

22.降旗武臣()Orihata Takeomi
軍医少佐・731部隊第一部(ペスト菌)

23.佐々木義孝()Sasaki Yositaka
軍医中佐・孫呉支部長(1940−43)・

24.榊原秀夫(1908-)Sakakibara Hideo * Bai百科(中国語)
1934岡山医大卒・1940軍医学校入学・1941漢口第11軍軍医・1942チャムス代10師団防疫給水部長・1944林口支部長・軍医少佐・1956年中国で裁判・1957年釈放帰国、山口県内の総合病院勤務医

25.秦正氏()Hata Masaujji
千葉医科大学卒・1941第28師団軍医・1944/731部隊総務部翻訳班長・軍医中尉・1951逮捕・1956中国人民法廷被告・

26.西俊英(1904-)Nishi Toshihide  Wikipedia
鹿児島県・北京防疫給水部・1944年731部隊教育部長・1943年孫呉支部長兼任・軍医中佐・ハバロフスク裁判被告・世田谷区で開業

27.尾上正男(1910-)Ogami Masao  Wikipedia
鹿児島県・1943牡丹江支部長・軍医少佐・ハバロフスク裁判被告

28.加藤恒則()Kato Tsunenori
ハイラル支部長・軍医少佐

29.安東洪次()Andou Kouji *  コトバンク
大連衛生研究所長・1939/731部隊大連支部長(二等技師)・1947帰国・東大教授(伝研)・日本モンキーセンター所長

30.菊池斉()Kikuchi Hitosi
731部隊第一部(研究部)長・軍医少将・1947尋問(N.H.フェル)

31.荻原
大連

32.碇常重()Ikari Tsunesige  Wikipedia
731部隊第二部(実験部)長・軍医大佐・ノモンハン細菌戦(1939)決死隊長・1947尋問(フェル)

33.太田澄()Oota Kiyosi *
岡山大学医学部卒・731部隊総務部(第四部)長・南京1644部隊長・1941常徳細菌戦指揮官・1943再び常徳細菌戦(コレラ)指揮・軍医大佐・1947尋問(フェル)・山口県で開業・自殺

34.村上隆()Murakami Takasi
軍医大佐・ノモンハン細菌戦・1947尋問(フェル)

35.佐藤俊二(1896-)Sato Shunnji  Wikipedia
愛知県(豊橋市)・医科大学卒(1923)・軍医学校防疫研究室・関東軍第五軍医部長・軍医少将・ハバロフスク裁判被告・1956年帰国

36.羽山良雄()Hayama Yoshio
南方軍防疫給水部隊長(1943−45)・軍医少将・

37.目黒 正彦()Meguro Masahiko *
軍医少佐、大連衛生研

38.山下 昇()Yamasita Noboru
曹長・1952中国で供述書

39.山口 省一()Yamguchi Shouichi
軍医大佐・初代林口支部長

40.荒瀬 清一()Arase Seiichi
軍医少佐・第二代林口支部長

41.藤野 恒三郎()Fujino Kouzaburo
南方軍給水部・技師・阪大教授(生物学研)

42.小林栄三()Kobayashi Eizou
軍医中尉・

42.安東清()Andou Kiyoshi
慶応助手・軍医中尉・慶応助教授

43.三井但夫()
多摩部隊・慶応大助教授・予研検定部長

44.湊正男()Minato Masao
京大医学部卒(1935)・平房731部隊コレラ班長・奉天/鉄西捕虜収容所でも人体実験

45.石川太刀雄丸(?−1973)Isikawa Tachiomaru * Wikipedia
京大講師(清野の弟子)・1938/731部隊六等技師・1943帰国(840の剖検標本を持参)・金沢医大教授(病理)・同大医学部長・日本ブラッドバンク企業株主

46.田名部(田部井?)和()Tanabu Nagomu
京大助教授(細菌学)・731部隊・1945帰国・兵庫医大教授

47.吉村寿人(1907−90)Yshimura Hisato(Toshinndo?)* Wikipedia
1930京大医学部卒・京大講師(1936、生理学)・731部隊凍傷研究班長(1938)・1945帰国・1950−52英文日本生理学会誌に論文発表・日本学術会議南極特別委員会委員・生気象学会長・1967京都府立医大学長・1972兵庫医大教授・1980神戸女子大教授/1978勲三等旭日中授賞

48.二木秀雄()Futaki Hideo
731部隊六等技師・結核班長・金沢医大(細菌学)・戦後日本ブラッドバンク

49.渡辺辺(‐1940)Watanabe Hotori
熊本医専卒・京大・731部隊第四部長・二等技師(コレラ)・1940年10月新京ペスト作戦中オートバイ事故死

50.渡辺廉()Watanabe
陸軍一等軍医・東郷部隊・

51.岡本耕造()Okamoto Kouzou *
京大助手(病理)・731部隊コレラ・ブルセラ・ペスト・近畿大学医学部長・兵庫医大教授

52.林一郎()Hayashi Ichiro
京大助手(病理)・731部隊・自主的に帰国・京大講師・長崎医大教授

53.斉藤幸一郎()Saito Koichiro
京大助手(生理)・1938/731部隊・1941帰国・山口医専教授・長崎医大教授

54.石野琢次郎()Ishino Takujiro
京大(外科)・石川の協力のもと肝切除実験・戦後医学部同窓会誌『芝蘭』第79号に回想文(1977)

55.池田苗夫(1902−90)Ikeda,  Wikipedia
1929新潟医大卒・1940/731部隊・軍医中佐(流行性出血熱で人体実験)・戦後(1958)大阪で開業(皮膚科・性病科)・日本伝染病学会誌に1942当時の記録を発表(1967/68)

56.田中英雄 ()Tanaka Hideo *
京大講師(医動物)・731部隊(昆虫研究、ペスト蚤増産)・大阪医専・大阪市大医学部長

57.田中巌 ()Tanaka Iwao
軍医大佐・広東波部隊長

58.岡田啓(−1945)Okada Hiraku  Wikipedia
東大医学部卒・社会主義者(クリスチャン)・増田の義弟・伝研・1945自殺

59.宮川米次()Miyagawa Yoneji  Wikipedia
北京・伝研教授(細菌学)・公職追放・東芝生物物理化学研究所長

60.神林浩()Kanbayasi Hirosi
陸軍省医務局長・軍医中将

61.小泉親彦 (―1945)Koizumi Chikahiko * Wikipedia
近衛師団軍医部長・1933陸軍軍医学校長・1934陸軍省医務局長(軍医総監)・1941第三次近衛内閣+東条内閣厚生大臣・1945自殺

62.小島三郎()Kojima Saburo *
1935伝研教授・1941+1944多摩部隊・1947ヒルによる尋問・1954予研第二代所長(1954−)

63.福見秀雄()Fukumi Hideo  Wikipedia
多摩部隊(1944)・予研所長(インフルエンザワクチン禍)・長崎大学学長

64.細谷省吾()Hosoya Shougo
東大医学部卒・1936台北大医学部教授・破傷風トキソイドの人体実験・1937軍医少尉・東大伝研教授・朝日賞受賞

65.柳沢謙()Yanagisawa Yuzuru
東大伝研・内藤とともに凍結乾燥BCGの研究に人体実験・予研第五代所長・朝日賞受賞

66.笠原四郎()Kasahara Shiro
北里研究所員・1939/731部隊(六等技師)・北研副所長・都立豊島病院

67.宮川正
東大・731部隊レントゲン班長・東大教授・

68.谷口腆二()Taniguchi  コトバンク
東大卒・防疫研究室嘱託・大阪大学・デング熱・浅川賞受賞・阪大微研観音寺研究所長・第二期日本学術会議会員

69.小林六造()Kobayashi Rokuzo  コトバンク
慶応大学(北研所員兼務)・予研初代所長

70.小酒井望()Kozakai Nozomu  Wikipedia
防疫研究室・軍医中尉・順天堂大学付属病院長

71.石光薫()Ishii Kaoru
東大卒・技師・731部隊(破傷風菌人体実験)

72.村田良介()Murata Ryosuke
南京多摩部隊・予研所長

73.有田正義
軍医少佐・731部隊第三部(ワクチン開発)

74.内野仙治(?−1957)
京大教授(生化学)・防疫研究室嘱託・名古屋市大学長

75.上田正明
赤痢菌

76.上田弥太郎()Ueda  Wikipedia
1938陸軍入隊・承徳陸軍病院衛生兵・1941/731部隊・1943離隊・1956人民法廷被告・

77.浜田豊博

78.山之内裕次郎
731部隊(ブルセラ)・ヒル+ヴィクター尋問

79.早川清()Hayakawa Kiyosi
731部隊(ツツガムシ)・南方軍・軍医少佐・早川予防衛生研究所開業

80.鈴木啓之()Suzuki
731部隊・軍医中佐

81.清野謙次()Kiyono Kennji
京大教授(病理学)・京都の古寺から骨董品を窃盗・辞任

82.木村廉 ()Kimura
京大教授(細菌学)・京大名誉教授(内藤の恩師)・名市大学長・日本学術会議会員

83.戸田正三(1885−19 )Toda Shouzo  Wikipedia
京大教授(衛生学)・金沢大学学長(1949−61)・日本学士院会員・日本学術会議第一期南極特別委員

84.正路倫之助(1886−1962)Masamichi Rinnnosuke コトバンク
京大教授(生理学)・兵庫県立医大学長・日本学術会議会員

85.緒方富雄(1901−)Ogata Tomio  Wikipedia
東大助教授(伝研・病理)・陸軍嘱託・秋元を派遣・東大教授(学生部長)

86.緒方規雄

87.木下良順(1893−)Kinosita
阪大教授(病理)・六研嘱託

88.波多野輔久(1898−)Hatano
熊本医大教授(病理)・七研嘱託

89.田崎一二(1910−)Tazaki Kazuji
陸軍技研嘱託

90.田宮猛雄()Tmiya Takeo  Wikipedia
東大・北京・伝研所長・東大医学部長・国立ガンセンター総長・日本医師会長

91.中山英司(1904−)Nakayama Eiji
京大講師(解剖)・陸軍省嘱託

92.青木義勇(1905−)Aoki
長崎大名誉教授

93.篠田統()Shinoda Osamu  Wikipedia
京大理学部(昆虫学者)・北京・大阪教育大教授(−1965)

94.秋元寿恵夫()Akimoto Sueo  Wikipedia
731部隊秋元班(血清)・1945帰国・秋元波留夫の実弟

95.井口昌夫(1904−)Iguchi Masao
慶応助手(細菌学)・軍医学校嘱託

96.大林静男(1911−)Oobayashi Shizuo
慶応助手(細菌学)・陸軍嘱託

97.小林栄三(1901−)Kobayashi Eizo
慶応助教授(細菌学)・軍医学校嘱託

98.田辺操 (1895−)Tanabe Misao
京城大助教授・軍医学校嘱託

99.田村乙一(1900−)Tamura
軍医学校嘱託

100.谷友次(1896−)Tani  コトバンク
金沢医大講師・軍医学校嘱託

101.遠藤雄三(1912−)Endou Yuuzou
慶応助手

102.阿部俊男()Abe Toshio
伝研・新京衛生技術廠長

103.井田清()Ida Kiyosi
伝研・100部隊技師

104.野星隆一

105.菅原敏()Sugawara

106.遠藤武()Endo Takesi

107.中井俊夫() Nakai Toshio

108.井沢馨()Izawa Kaoru

109.村田礼二()Murata Reiji

110.佐藤清()Sato Kiyoshi

111.竹脇潔()Takewaki Kiyoshi

112.大月明(1910−)Ootsuki Akira
京大助教授・大阪市立医専教授(細菌学)

113.宮内正広()Miyauchi Masahiro

114.長谷川昇()Hasegawa Noboru

115.江口豊潔()Eguchi  Wikipedia
陸軍軍医学校防疫学教室・一等軍医・神奈川県で開業

116.井上隆朝()Inoue

117.勝矢俊一()Katsuya

118.小嘉多晴雄
防疫研究室嘱託

119.山内豊紀()
1938防疫研究室技師・731部隊(渡辺辺の助手)・戦後に囚人暴動事件を証言

120.永井寅男(1914−)Nagai Torao
北大助手(生理学)・軍医学校嘱託

121.安部英(1916−)Abe Takesi * Wikipedia  Wikipedia2
東大医学部卒・海軍軍医学校・内藤と関係・帝京大副学長・薬害エイズ事件被告

122.作山元治 ()Sakuyama Motoharu
軍医少佐・防研

123.津山義文 ()Tsuyama Yoshifumi
1943−45軍医学校・

124.浅沼靖 ()Asanuma Yasushi
1942−43・731・伝研(田宮の部下)

125.土屋毅 ()Tsychiya Tsuyoshi
南京・順天堂名誉教授

126.山田秀一 ()Yamada Shuuichi
大連・熊本大教授・横浜市衛生局長

127.山中太木 ()Yamanaka Motoki  Wikipedia
南京・大阪医科大学長・日本微生物学会長(1974)

128.川上善 ()Kawakami
京大・満州で死亡

129.近喰秀大 ()Konjiki
南京(1644)

130.秋貞
満州医大・731(赤痢)

131.内海 ()Utsumi
731部隊(血清)

132.江島真平 ()Ejima Shinpei
731部隊(赤痢)・国立予研
 
(以下、非医師)

133.天辰良道()
長崎薬専・薬剤中佐

134.川島三徳()
東大・薬剤大尉

135.増田美保()Masuda
東京薬専/薬剤少佐・石井の親類・自衛隊勤務

136.増田美積()Masuda *
731部隊航空班長・細菌散布

137.大谷()
731部隊資材部長・薬剤少将・

138.草味正夫()Kusami Masao
薬剤中佐・昭和薬科大教授

139.山口忠重(山納?)
金沢医大・1939・731部隊/薬剤大尉・1940薬剤少佐・南京1644へ/興和化学東京研究所長

140.若松有次郎()Wakamatsu Yujiro
獣医少将・1941/100部隊長(関東軍軍馬防疫廠)・1945帰国・

141.高橋隆篤(1888‐1952)
秋田県・東大農学部卒(1928)・1935関東軍獣医部長・100部隊を監督・軍医中将・ハバロフスク被告・1952年夏脳出血死

142.平櫻全作(1916-)  Wikipedia
石川県金沢市・獣医中尉・100部隊員・ハバロフスク裁判被告・

143.八木沢行[和?]正()Yagisawa Kazumasa *
北大理学部(植物学)・戦後日本ペニシリン協会事務長・国立予研

144.朴沢三二()Hoozawa Sanji
東北大学(昆虫学)

145.加藤陸奥雄()Kato Mutsuo  Wikipedia
東北大(昆虫学)・東北大学長

146.栗原義雄
東郷部隊雇員

147.田村良雄(旧姓・篠塚)(1923−)
1939・731部隊少年隊員/1941雇員(第四部)/1952中国で拘束

148.山下昇

149.熊沢治郎吉
東京工業試験所第三部長

150.河島千尋
東京工業試験所(珪藻土)・東京工業大学教授

151.安川隆()Yasukawa
水産講習所・食品衛生・水産大学長(?)

152.竹田宮 Takeda
昭和天皇の従兄弟(明治天皇の孫の一人)・関東軍司令部作戦部副長・石井部隊担当・中佐・戦後は竹田恒徳として日本スケート連盟会長・1962日本オリンピック委員会長

153.石井剛夫
石井四郎の実兄・731部隊構内監獄監督者

154.石井三男
石井四郎の実兄・731部隊動物舎管理

155.荻原英夫

156.荻原周夫
航空班操縦士、細菌爆弾の投下

157.在田勉

158.三友一男(1924-)  Wikipedia
埼玉県・農業学校卒・100部隊員・ハバロフスク裁判被告・

159.菊池則光(1922-)  Wikipedia
愛媛県・農業学校卒・643部隊衛生兵・ハバロフスク裁判被告

160.久留島祐司 (1923-)  Wikipedia
香川県・162部隊衛生兵・ハバロフスク裁判被告・

161.森三吾

162.堀口正雄

163.高木貞次郎

164.成井昇

166.高見忠男

167.津田玄郎

168.山下正

731部隊カメラマン

169.胡桃沢正邦
731部隊解剖助手

170.石橋直方
 
171.上園直二
731部隊総務部印刷班

172.山田乙三 (1882?−1965)Yamada Otozou  Wikipedia
1939日本軍教育総監・関東軍司令官(1944−45)・ハバロフスク裁判被告・
173.
 
174.保利信明
海軍軍医中将

175.山本本治
100部隊・獣医
 
*1945年8月撤退時731部隊の博士号をもつ医官は53名いた。
731部隊の最大人員数は約3900人(支部含め)といわれ、
陸軍防疫給水部隊の総数は約5千人といわれる。


つづく