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昨日夜、札幌から空路無事帰宅しました。 初日の8月4日、東京羽田から新千歳に到着後、電車で札幌に到着、到着後、大通り近くにある札幌弁士会館に向かい、脱原発弁護団全国連絡会議に参加しました。 参加者は、全国各地から参加した脱原発訴訟関連弁護士と法科大学院関係者それに青山、全体で約50名です。 脱原発弁護団全国連絡会議 札幌弁護士会館にて 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012-8-5 問題提起は以下の4名の弁護士から行われ、ひとりずつ議論を行いました。司会は只野弁護士です。 中野弁護士 立証責任論について 青木弁護士 耐震設計審査指針他、各種指針の吟味 内山弁護士 震源を特定せず策定する地震動について 海渡弁護士 原子力規制法の改正経緯と内容、原子力規制 委員会の在り方を訴訟でどう扱うかについて 全国脱原発弁護団会議は午後5時過ぎまで行われました。途中、青山に対するマスコミの取材があり対応しました。終了後、北大名誉教授(地質学)の小野先生に北大近くのイタリアレストランに連れて行っていただき一緒に夕食。 小野先生によれば、北海道の泊原発に対しては「泊原発の廃炉求める提訴」をすでに行っており、原告とサポーターで合計約3000人規模とのこと。共同代表が小野先生(北大名誉教授)と常田先生(北大名誉教授)であり、かなりしっかりとした組織でした。弁護団も数10名の弁護士が参加しているとのこと。 以下は訴訟の呼びかけ人リスト http://tomari816.com/home/?page_id=143 現在、第二次訴訟の原告を募集しているとのことです。 4日夕方、小野先生と夕食後、札幌駅と北大の間にあるクリスチャンセンターで午後6時30分から青山貞一と海渡弁護士の講演会が行われました。 ◆青山貞一・海渡雄一:泊原発の廃炉を求める会(札幌市)講演会 http://eritokyo.jp/independent/sapporo2012-08-04-symposium.pdf 日 時 2012年8月4日(土)開場18:00 開演18:30〜 会 場 北海道クリスチャンセンター (札幌市北区北7条西6丁目 TEL011-736-3388) テーマ 子どもたちと北海道の未来のため泊原発を廃炉に! 講 演 青山 貞一 東京都市大学名誉教授 (泊原発事故の時の放射性物質の拡散) 海渡 雄一 日本弁護士連合会前事務局長 (脱原発弁護団の活動について) 主 催 泊原発の廃炉をめざす会 共同代表のひとりの常田先生(北大名誉教授)が司会を行われました。常田先生は建築史などが専門の女性で、当日は和服で見えられました。 名司会の常田先生(北海道大学名誉教授) 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012-8-5 会場には友人の平山参議院議員もわざわざ東京から参加。北海道新聞、毎日新聞、朝日新聞などのメディアも参加し、会場はスタッフを入れ200人で満員となりました。 左端は国立病院機構北海道がんセンター院長の西尾正道さん 「放射線」健康障害の真実」を刊行されている 札幌市クリスチャンセンターにて 講演開始前 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012-8-5 挨拶される小野先生 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012-8-5 終了後、弁護団と法科大学院の先生らは懇親会。青山は疲れており翌日の講演もあるのでホテルに帰り休みました。 翌8月5日朝9時から札幌弁護士会館5階で朝9時から青山貞一による原発事故時の放射性物質拡散の基礎と環境総合研究所が開発したシミュレーションシステムを使っての実演、質疑応答が行われました。 ◆環境総合研究所:SuperAir3D/NPP 原発事故時シミュレーション・システム このシステムについては、北海道新聞が東京で青山に取材され8月3日の同新聞2面にカラーで大きく紹介していました。 ◆全国原発事故6000ケース 放射性物質拡散を予測 パソコン用システム 北海道新聞 http://eritokyo.jp/independent/aoyama-democ1013...html 終了後、全国各地の弁護士から現状の報告があり、午前11時30分から大型バスで泊原発まで行き、現地視察を行いました。途中、小野先生がバスの車内で地質と地震についての講義をされました。あいにく雨が降り出しましたが、泊村、共和町、岩内町などの要所でバスを降り小野先生による解説と地元で活動されている方のお話を伺いました。 小野先生(右)が要所で説明してくれました。左は海渡弁護士 泊町にて 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012-8-5 小野先生が要所で説明してくれました。右は海渡弁護士 泊町にて 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012-8-5 夕方5時に青山以外の方々はバスで札幌に戻りました。青山は原発近くにある岩内町で泊、共和、岩内の住民相手の講演が共和町の公民館であり、岩内町の方と一緒に夕食後、共和町の立派な公民館に。質疑を含め約2時間半講演を行いました。隣のニセコ町からも数名市民が参加しており、たくさんの質問がでました。 岩内町から望遠で見た泊原発。撮影地点から約4kmの距離がある 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012-8-5 泊原子力発電所の概要 とまりん館にて 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012-8-5 5日夜は、岩内町に泊り、6日早朝、岩内から長距離バスで札幌に向かいました。札幌到着後、ひさびさの札幌ということもあり、いろいろ雑用をこなしました。 またせっかっくなので旭川行きの特急(スーパーカムイ)で旭川へ行き、さらに路線バスで40分かけ旭川市にある旭山動物園に行きました。折から土砂降りとなっていた雨は動物園の玄関前で晴天に変わり、約二時間半見学しました。事前に聞いていたように、この動物園は、展示方法が秀逸。決してレア(希有)な動物がいるわけでないが、おすなおすなの盛況でした。 旭山動物園のオオカミくん 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012-8-6 旭山動物園の水族館 ゴマフアザラシ 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012-8-6 旭山動物園のしろくまくん 観客との距離に注目 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012-8-6 青山は動物園見学も趣味で、ここ数年だけでもベルリン動物園(おそらくこれが旭山の見本となっている?)、ホーチミン動物園、タスマニア動物園(ここはタスマニアン・デビルなど有袋類で世界的に有名)など、世界中の動物園を視察しています。 円山動物園のサーバルキャット 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012-8-6 動物園オタクの青山貞一。札幌市円山動物園にて ご満悦 2012−8−7 動物園ボランティアさんが撮影 午後4時に動物園から旭川までバス、その後特急で札幌に戻りました。翌7日は午前中に所用をすませ地下鉄で円山公園まで行き円山動物園へ。広さは間違いなく旭山より広いのですが、大部分の施設の展示が在来型で残念でした。 いろいろな動物の足形?が掲示されている これはくまさん 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012-8-6 いろいろな動物の足形?が掲示されている これはライオンさん 撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 2012-8-6 円山動物園に約二時間滞在し、地下鉄で札幌に戻り新千歳空港経由で午後6時過ぎに羽田に戻りました。 |