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自然力を生かし
幸せが実感できる
持続可能なまちづくり
H青山からの政策提言

青山貞一 
掲載月日:2013年9月3日
 独立系メディア E−wave Tokyo

無断転載禁

目 次  
@ 1世紀後を見据える    E 国を滅ぼす巨大事業
A 自然との共生    F 発想を変えよう
B 「循環型」まちづくり    G 必要な社会変革者
C 「幸福」まちづくり    H 青山からの政策提言
D 「脱」土建公共事業   



 下は、青山貞一から市野和夫さんへのまちづくりの提案です。

 すでにお話しした内容の主なものをまとめたものです。





 講演では、具体的な実例として今まで何度も訪問し、笠松町長、横石社長そして町民の皆さんと議論してきた徳島県上勝町を紹介しました。

 人口わずか2000人の上勝町ですが、このまちでは、私が今までお話し、提案してきたことのほぼすべてが実際に行われています。










◆講演終了後の対談と質疑応答

 青山の講演の後、市野さんと対論となりました。

 具体的には青山が市野さんに質問を出させてもらいました。
 
 その後、参加者から市野さんに質問を出していただき、それに市野さんから逐次お答え頂くことになりました。

 市野さんには多くの質問が寄せられ、ひとつひとつに丁寧かつ誠意をもって答えられていました。

 質疑の中で、私は次のような提案をいたしました。それは、町民が自分が抱える問題、あるいはこうしたいという提案をもとに、一グループ5人前後でそれぞれ一年かけ、議論し、他地域を含め現地調査し、グループ毎に政策提言を公開の場で行うというものです。

 当然、途中、何度か中間発表を公開の場で行います。

 それらの場に、新たな町長はじめ町のまちづくりの担当者や設楽町の外からの第三者の専門家(よそもの)が提案を聞き、その後のまちづくりに生かすのです。

 私のこの提案を主催者の代表でもあります「設楽の明日を考える会」の会長さん(設楽町の内科医)が賛同されました。また私の提案に近いことをすでに「設楽の明日を考える会」がおこなっているとおっしゃっていました。

 この方法は、私が共同代表を務める政策学校一新塾で、過去20年間続けてきたもので、そのなかかか多くの首長(千葉市長、横須賀市長、金沢市長、宇部市長、柏市長ら)、議員、NPO、起業家が生まれています。

◆政策学校一新塾におけるまちづくり政策提言の風景


主体的市民について基調講演する青山


塾生への助言・指導
(左:前澤理事、中央:青山代表理事、右:森嶋代表理事)


塾生への助言・指導(青山代表理事)


塾生への助言・指導
(左:林理事、中央:青山代表理事、右:森嶋代表理事)


塾生グループの政策提言発表風景

 ところで、設楽町は、過去40年間で人口が半分となり、現在5000人ちょっととなっています。

 設楽ダムは、その設楽町の田口地区に国土交通省により計画され、すでに水没予定地域の100世帯超の住民の立ち退きが進められています。

 しかし、設楽ダム開発の現場では、八ッ場ダム工事現場のような、これでもかというような、取り付け道路、橋梁、トンネルはじめさまざまな関連工事は、まだ行われていません。

 また大村愛知県知事が下流域の生態系はじめ環境影響を考慮し、国直轄の当該ダム事業に慎重な姿勢を取っていることもあり、この10月中旬に行われる設楽町長選次第では、ダムの建設中止を含め当初計画の見直しが必至となると思います。

 現町長は、もともと設楽町でダムを担当していた職員が町長選に当選した人であり、今回の選挙に当選すると2期目となります。前回選挙では設楽町の町民の元教員が告示ギリギリに立候補、現町長の半分の票を集めた経緯があります。

 今回は比較的早めに市野さんが候補となり、町民全体に今回の講演会・討論会のパンフや市野さんのプロフなどを配布(全戸配布)するなどで、前回選挙の教訓を生かしています。

 講演会の次の日は朝から雨、その中を設楽町のほぼ全域を市野夫妻のご案内で視察、さらに新城市、豊川市、豊橋市を視察しながら新幹線で帰宅しました。

 市野さん、奥様、二日間、大変お世話になりました。

 前回、環境行政改革フォーラムの環境アドボカシーで静岡、愛知に行ったとき市野さんに設楽ダム予定地をご案内いただきましたが、今回はダム問題に限らず設楽町のあらゆる側面を視察することができ、設楽町がもつ環境資源、歴史と文化、町民の生活などを含め理解することができました。

●環境行政改革フォーラム 環境政策現地視察(静岡県・愛知県)概要報告 
  2009.8.7