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どこまで続く日本原電の
情報隠蔽体質

〜英セラフィールド再処理施設事件〜

青山貞一


掲載日:2005.5.28
青山貞一ブログ版


 やっとのことで、日本のマスコミ(朝日新聞)に英セラフィールド関連の大きな記事が掲載された。

 日本の原発関連産業はどこまで情報隠蔽そして情報操作体質から抜けきれないのだろうか?

 くだんの河野太郎代議士も、自身のメルマガ(ごまめの歯ぎしり2005年5月28日号)で以下のように怒りを露わにしている。関連する部分を全文以下に示す。

 「日本原電が、福井県敦賀市と茨城県東海村の中学生を先日大事故を起こしたイギリスのセラフィールドにある再処理工場に連れて行こうと、その事故のことは隠したまま、教育委員会を通じて募集を始めた!

日本のマスコミがこの事故のことを全く報道しないものだから、教育委員会はそんなことに気がつかず、日本原電の誘いを受けて募集を始めたらし
い。

漏れた溶液にはプルトニウム200キロとウラン20トンが含まれていて、施設の再開のめどは全く立っていないというところへ、中学生をだまくらかして連れて行こうというのだろうか。

日本の原子力村の人間はお粗末すぎるぜ。」