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西寧市周辺寺院

(青海省)


青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda 共編
掲載月日:2015年1月24日 更新:2019年4月~6月 更新:2020年4月1日
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青海省 青海湖1  青海湖2 西寧市  西寧市2  西寧市3  西寧市4  西寧主変寺院

 本稿の解説文は、現地調査や現地入手資料、パンフなどに基づく解説に加え、百度百科中国版から日本への翻訳、Wikipedia 日本語版を使用しています。また写真は現地撮影以外に百度百科、Wikimedlia Commons、トリップアドバイザーさらに地図はグーグルマップ、グーグルストリートビュー、百度地図などを使用しています。その他の引用に際しては、その都度引用名を記しています

 次は青海省の青海湖の省都西寧市周辺寺院です。

西寧市周辺寺院中国・青海省)

 西寧付近は西安の広仁寺で見たチベット仏教の中心地です。ここではその詳細は別として、写真でチベット仏教寺院を紹介します。


パンチェン・エルデニはテーア寺院などタール寺院全景
出典:百度百科



クンブム・チャンパーリン寺(塔爾寺)
クンブム・チャムパーリン寺は、青海省の省都である西寧市の郊外の湟中区に
位置するチベット仏教の寺院です。漢字表記は塔爾寺(とうじ・じ/タールじ)タール
寺、クンブン寺、クンブム寺とも表記します。チベット仏教ゲルク派(黄帽派)の寺
院で、ゲルク派の開祖ツォンカパの生誕地としても知られています。
アムド地方における主要拠点のひとつです。
Source: Wikimedia Commons
Andreas Gruschke - self-made, originally uploaded as Image:009 Gruschke.jpg, CC 表示 3.0, リンクによる



ガンデン寺(ラサ)
ガンデン寺(蔵: dga' ldan)はセラ寺、デプン寺と共にチベット3大ゲルク派(黄教)
寺院の1つ。「ガンデン」は兜率天(弥勒菩薩の修行する浄土)を意味します。
Source: Wikimedia Commons
CC 表示-継承 3.0, リンク



デプン寺(ラサ)
デプン寺はガンデン寺とセラ寺と共にチベット仏教ゲルク派の3大寺院の1つ
です。正式名称は、チューデナムキツォボ・ペルデンデプン・チョータムチェレ
ーナムパルギャルワ(chos sde rnams kyi gtso bo dpal ldan 'bras spungs
phyogs thams cad las rnam par rgyal ba)。漢字表記は「哲蚌寺」です。
チベットの寺で最大で、最盛期には世界中のどの宗教の寺院・僧院よりも大き
かったのです。1416年にゲルク派の開祖ツォンカパの直弟子ジャムヤンチュ
ージェ・タシーパルデンの弟子ケンチェン・レクデンパの発願で開基されました。
ラサの西郊5kmのガンポ・ウツェ山の下に位置しています。
Source: Wikimedia Commons
CC 表示-継承 3.0, リンク



タシルンポ寺(シガツェ寺)
タシルンポ寺はチベット・シガツェ市サムドゥプツェ区にあるゲルク派最大の
寺院です。吉祥須弥寺、扎什倫布寺、タシルンボ寺(僧院)。
ラサの3大寺院であるガンデン寺、セラ寺、デプン寺と合わせてゲルク派四
大寺院、それに青海省のタール寺と甘粛省のラプラン寺と合わせてゲルク
派六大寺院と呼ばれています。
4世以降のパンチェンラマはここで宗教活動と政治活動を主に行った。シガ
ツェの街の西にある尼色日山の山腹に建設され、50あまりの経堂と200あま
りの部屋をもっています。
Source: Wikimedia Commons
B_cool from SIN, Singapore - Entrance to Tashillunpo Monastery, CC 表示 2.0, リンクによる



タシルンポ寺
Source: Wikimedia Commons
en:user:John Hill - en:image:Tashilhunpo Monastery, Shigatse.JPG, CC 表示-継承 3.0, リンクによる



タシルンポ寺の大弥勒殿
コンピュータが読み取れる情報は提供されていませんが、Mongolだと推定されます(著作権の主張に基づく) - コンピュータが読み取れる情報は提供されていませんが、投稿者自身による作品だと推定されます(著作権の主張に基づく)
Source: Wikimedia Commons,
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そびえ立つタンカ(チベット仏画)の壁
Source: Wikimedia Commons
Dbachmann, - Photographer: Philipp Roelli (2005), CC 表示-継承 3.0, リンクによる



セラ寺院
セラ寺(セラじ)は、ラサ北部に建立されたゲルク派の六大寺院のひとつ。また、
ガンデン寺、デプン寺とあわせてラサ三大寺院のひとつでもあります。 
15世紀にジャムヤン・チュジェ・サキャイェーシェーが創建しました。
Source: Wikimedia Commons
Evanosherow - Flickr, CC 表示 2.0, リンクによる



甘粛省甘南チベット族自治州夏河県にあるラブラン寺
ラブラン寺は甘粛省甘南チベット族自治州夏河県にあるゲルク派の寺院。
ラプラン・タシーキル寺とも言います。中国語では拉卜楞寺と表記します。
チベット自治区のガンデン寺・セラ寺・デプン寺・タシルンポ寺、青海省の
クンブム・チャンパーリン寺(タール寺)とともにゲルク派六大僧院のひと
つとされています。
1710年にジャムヤン・シェパ一世によって創建。往時は108の寺があり、
活仏も500人前後が在籍していたといいます。しかし、文化大革命で閉鎖
され、多くの堂・僧院が破壊されました。その後多くの建物が再建され、現
在在籍している僧は千人規模となっています。
現在、チベットのゲルク派寺院では最高レベルの学問寺となっています。
Source:Wikimedia Commons


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