シルクロードの今を征く Now on the Silk Road ヴェネツィア( Venezia、イタリア) はじめに2 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 共編 掲載月日:2019年4月20日、改訂公表予定2020年7月1日 独立系メディア E-wave Tokyo |
<ヴェネツィア総合メニュー> ヴェネツィア1 ヴェネツィア2 ヴェネツィア3 ヴェネツィア4 ヴェネツィア5 本稿の解説文は、現地調査に基づく開設に加え、Veneziaイタリア語版を中心にVenice英語版からの翻訳及び日本語版を使用しています。また写真は現地撮影分以外にWikimedlia Commons、さらに地図はグーグルマップ、グーグルストリートビューを使用しています。その他の引用に際しては、その都度引用名をつけています。 ◆はじめに2(Venezia、イタリア、Venice) 列車はリベルタ橋を渡りヴェネツィア本島にあるサンタルチア駅に到着。サンタルチア駅の駅前は下の写真のように広場があり、そのすぐ前は大運河(カナル・グランデ)に面しています。 サンタルチア駅前の大運河(カナル・グランデ) 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2006年3月 私たちはすぐに水上バスのチケットを購入し、まずは海上からサンマルコ広場、サンマルコ寺院など視察するとともに、ベネディクト会のサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会がある島に立ち寄ったあと、本島をくまなく視察しました。 以下は 「シルクロードの今を往く」におけるトルコのイスタンブールからヴェネツィアへのルートと徒歩の場合の所要時間です。 ヴェネツィア(イタリア)の位置 出典:グーグルアース ヴェネツィア(イタリア)の位置 出典:グーグルアース 下は ヴェネツィア本島です。左上から島に入っている線が鉄道と道路が走るリベルタ橋です。本島の中を逆S字で流れる運河は、カナル・グランデと言います。本稿では「大運河」としています。 ヴェネツィアの位置 出典:グーグルアース まずはヴェネツィアの概要について紹介します。 参考・出典はイタリア語、英語、日本語のWikipediaです。 ◆ヴェネツィア( Venezia、イタリア) 出典:Wikipedia 概要 ヴェネツィア(イタリア語: Venezia、英語:Venice)は、イタリア共和国北東部に位置する都市で、その周辺地域を含む人口約26万人の基礎自治体(コムーネ)を指します。ヴェネト州の州都、ヴェネツィア県の県都です。ベネチア、ベニスなどとも表記されています。 ヴェネツィアは中世にはヴェネツィア共和国の首都として栄えた都市で、「アドリア海の女王」「水の都」「アドリア海の真珠」などの別名をもちます。 英語では「Venice」と呼ばれ、これに由来し日本語でもヴェニス、ベニスと呼ばれることもあります。 古来ヴェネツィアは、ラテン語でウェネティ人の土地を意味し、ウェネティ人が住んでいたアドリア海の奥に広がる土地をウェネティア (Venetia) と呼んだことからVeneziaは来ています。 地理・領土の変遷 都市としてのヴェネツィアは、ヴェネタ潟上の島(ヴェネツィア本島、5.17km2)に築かれています。 自治体(コムーネ)としてのヴェネツィア市(Comune di Venezia)は、ヴェネタ潟の島々や、メストレなどの本土側も市域に含んでおり、面積は412.54 km2 に及んでいます。 市域に含まれる島として、本島のすぐ南には「サン・ジョルジョ・マッジョーレ島」「ジュデッカ島」、さらに南に下ると映画『ベニスに死す』で有名な「リード島」があります。 また、本島のすぐ北には、墓地となっている「サン・ミケーレ島」、さらに北にはヴェネツィアン・グラスで有名な「ムラーノ島」、レース編み産業の地「ブラーノ島」、そしてもっとも古い時代に栄えた「トルチェッロ島」があります。 ヴェネツィア県におけるコムーネの領域 Source:Wikimedia Commons パブリック・ドメイン, リンクによる ヴェネタ潟内の島々の位置関係 Source:Wikimedia Commons CC 表示-継承 3.0, リンクによる ヴェネツィアに隣接するコムーネ(中小自治体) 隣接するコムーネは以下の通りです。 ・カンパーニャ・ルーピア ・カヴァッリーノ=トレポルティ ・キオッジャ ・イェーゾロ ・マルコーン ・マルテッラーゴ ・ミーラ ・モリアーノ・ヴェーネト (TV) ・ムジーレ・ディ・ピアーヴェ ・クアルト・ダルティーノ ・スコルツェ ・スピネーア ヴェネツィア3へつづく |