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候補者全員が二世、三世、四世
自民党の総裁選
青山貞一 
掲載月日:2012年9月26日
 独立系メディア E−wave Tokyo

無断転載禁


 自民党総裁選挙で安倍晋三氏が当選した。

 大メディアはまったく触れないが、今回の自民党総裁選の立候補者全員が二世、三世、四世の国会議員である。林候補に至っては四世議員となる。

 安倍寛  → 安倍晋太郎  → 安倍晋三
 石原慎太郎  → 石原伸晃
 石破二朗   → 石破茂
 林平四郎  → 林佳介 → 林義郎 → 林芳正
 町村金五   → 町村信孝

 もっぱら、自民党の国会議員は以下のブログにあるように、大部分が二世、三世議員であることから、それほど驚くには当たらない。

◆青山貞一:大マスコミが書かない「二世」、「三世」議員による総理たらい回し
http://eritokyo.jp/independent/nagano-pref/aoyama-col7430.html

 4候補者に共通しているのは、いずれも原発容認、集団的自衛権容認、憲法改正など、極端な国家主義者、ウルトラタカ派...であることである。
 
 一方、民主党の代表選は、候補全員ではないが、野田、原口両候補は、松下政経塾出身の議員であり、やはり極端な国家主義者、ウルトラタカ派である。

 両者に共通しているのは、自民党候補全員、民主党候補もほとんど全員が、職業政治家、すなわず自ら汗水垂らし働き所得税や法人税などの血税を納めてきた人物ではないことである。ほぼ全員が国民の血税を食って生きてきた人間であることである。

 二世、三世、四世や松下政経塾、そして血税を食い続けている政治家ばかりが国政の中枢部に巣を食っていること自体問題である。

 政権交代に期待した有権者にとって詐欺集団のような民主党もトンデモないが、もともと今の既得権益にみち、米国盲従で官僚独裁国家の途を開いた自民党政治も
トンデモである。

 ミシガン大学の幸福度調査によれば日本は、世界43位、またOECDの幸福度調査でも、日本は34加盟国のうち19位である。経済ばかり言い続けた日本の幸福度は今やドン底状態、格差社会もきわまっている。

◆青山貞一:3.11以降の日本H 日本国民の幸福度は世界で43位!
  http://eritokyo.jp/independent/aoyama-fnp10220...html
  http://eritokyo.jp/independent/aoyama-fnp10221...html
  http://eritokyo.jp/independent/aoyama-fnp10222...html
  http://eritokyo.jp/independent/aoyama-fnp10223...html
  http://eritokyo.jp/independent/aoyama-fnp10224...html

 国民が世界一、マスコミを鵜呑みにし、政治家を信頼しないのが日本だが、政治家が信頼されないのは仕方がないとして、情報操作による世論誘導に終始しするマスコミを70%以上の国民が鵜呑みにしてしまう現状を変えないと日本の将来はないだろう。

 国民の「観客民主主義」からの脱皮、すなわち、我々国民自身が変わらなければ日本は変わらないのである!

◆青山貞一:検証 世界で最も「情報民度」が低い国民が日本人である!
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-democ14060...html

◆青山貞一:世界で最も「情報民度」が低い国民が日本人である(続編)
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-democ14066...html

◆青山貞一:マスコミ報道鵜呑度 日本人70%、 英国人14% 
http://www.youtube.com/watch?v=ypPqsWUC6Vo