ドイツ・ザクセン州短訪 アルテ・マイスター絵画館3 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 現地視察:2004年9月5日、掲載月日:2021年9月6日 独立系メディア E-wave Tokyo 無断転載禁 |
総合メニューに戻る アルテ・マイスター絵画館1 アルテ・マイスター絵画館2 アルテ・マイスター絵画館3 アルテ・マイスター絵画館4 アルテ・マイスター絵画館5 アルテ・マイスター絵画館6 アルテ・マイスター絵画館7 アルテ・マイスター絵画館8 アルテ・マイスター絵画館9 ◆アルテ・マイスター絵画館ー3 ギャラリー 1844年に建築家ゴットフリート・ゼンパーの設計をもとに、エルベ川近くのドレスデン中心部に建設されました。ドレスデン出身の彫刻家エルンスト・リーチェル、エルンスト・ハーネルが前面の彫刻を手がけています。 北正面は古典的なテーマで、南正面はキリスト教をテーマにしたモチーフで表現されています。扉は重厚な木製のもので、上部はキューピッドとプシュケが描かれた石のレリーフで飾られています。 ギャラリーは新古典主義様式の建物で、ギャラリーの南側はツヴィンガー城 (Zwinger)の中庭に面しており、北側は同じくゼンパーが設計した歌劇場ゼンパー・オーパーに隣接しています。 ドレスデン城 (Dresden Castle)、カトリック旧宮廷教会 (Katholische Hofkirche) といった有名な建築物も至近の場所にあります。 Second Life アルテ・マイスター絵画館は、2007年5月にSecond Lifeに、実物のギャラリーを再現した仮想美術館を開設しました。ドレスデン美術館全体でも、仮想美術館の開設をビジネスとするベルリンの企業に協力しています。 Second Lifeのアルテ・マイスター絵画館では、実際の美術館の音声ガイドと同様に、クリックするだけで全ての絵画の情報を目にすることが可能で、ショップでものを購入することも出来ます。毎日100人から150人がこの仮想美術館に登録しており、ドレスデン美術館に関するコミュニティも立ち上げられています。 有名な所蔵絵画 ジョルジョーネ 『眠れるヴィーナス』, 1508年/1510年 Source:Wikimedia Commons パブリック・ドメイン, リンクによる ラファエロ 『システィーナの聖母』, 1512年/1513年 Source:Wikimedia Commons パブリック・ドメイン, リンクによる ※ミニ解説:『システィーナの聖母』(伊: Madonna Sistina, 独: Sixtinische Madonna) 『システィーナの聖母』あるいは『サン・シストの聖母』は、盛期ルネサンス の巨匠ラファエロ・サンティが、その晩年1513年から1514年頃に描いた絵 画。祭壇画の一翼として描かれ、ラファエロが描いた最後の聖母マリアで あり、ラファエロが自身だけで完成させた最後の絵画でもある。1754年にド イツのドレスデンに持ち込まれ、その後ドイツの美術界に大きな影響を与 え続けた。第二次世界大戦後にモスクワへと持ち去られたが、10年後に ドイツに返還されて、現在はアルテ・マイスター絵画館の最重要なコレクシ ョンの一つになっている。: ティツィアーノ 『貢の銭』, 1516年頃 Source:Wikimedia Commons パブリック・ドメイン, リンクによる アンドレア・マンテーニャ:聖家族 Source:Wikimedia Commons: Public Domain, Link ※ミニ解説:『聖アンナ、洗礼者聖ヨハネといる聖家族』(イタリア語: Sacra Famiglia con sant'Anna e san Giovannino) は、アンドレア・ マンテーニャによる1495-1500年のキャンバス上のテンペラ画 である。75.5 cm x 61.5 cm の大きさで、現在ドレスデンのアルテ ・マイスター絵画館にある。 歴史 サンドロ・ボッティチェッリ:聖ゼノビウスの生涯から Source:Wikimedia Commons:Public Domain, Link ※ミニ解説:聖ゼノビウスの生涯の場面 『聖ゼノビウスの生涯の場面』(英: Scenes from the Life of Saint Zenobius) は、イタリアのルネサンス期の巨匠、サンドロ・ボッティチェッリによる連作 絵画である。連作の4枚の板絵が現存し、現在3つの異なる美術館に所蔵さ れている。それぞれが、おそらく417年に亡くなったフィレンツェの初期の司 教、聖ゼノビウス(英語版)の生涯からの3つ以上の出来事を描いている。 作品はすべて板上にテンペラで描かれている。高さは約66cmだが、長さは かなり異なっており、約149cmから182cmである。 この連作絵画はボッティチェッリの画業の最後の段階、おそらく1500年から 1505年ごろに制作されたというのが一般的な見解である。 一部の研究者は、 連作を画家の現存作品中、おそらく一番最後に制作されたものであると見な している。 アルテ・マイスター絵画館<4>へつづく |