 メアリー・スチュアートの足跡を追ってスコットランド２２００ｋｍ走破 ロッホ・リーヴェン城1 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 2017年1２月10日公開予定 独立系メディア E-Wave Tokyo 無断転載禁 |
| スコットランド総目次へ フランスに嫁いだメアリー１ フランスに嫁いだメアリー２ リース港 フォース鉄道橋１ フォース鉄道橋2 ブラックネス城1 ブラックネス城2 ブラックネス城3 ロッホ・リーヴェン城1 ロッホ・リーヴェン城2 ロッホ・リーヴェン城3 キャンベル城 ロッホ・リーヴェン（Ｌｏｃｈ Leven，リーヴェン湖、ロッホはスコットランド語で湖を意味します）には、かつてスコットランドのメアリー女王が幽閉された城があります。メアリー女王は、幽閉一年後に、このロッホ・リーヴェンを脱出し、挙兵しますが、すぐに取り押さえられ、その後、スコットランド南端にあるダンドレナン修道院を経由し、イングランドに向かいます。 私たちは湖畔にあるスコットランド歴史協会が運営するフェリー発着場からボートで島に渡り、メアリーが幽閉された廃墟化した城を見学しました。スコットランド歴史協会は現在、スコットランド歴史環境協会に名称を変えています。 下は、 ロッホ・リーヴェンの位置です。エジンバラからフォース鉄道橋と平行する橋を渡り北に向かうと右手（東側）に ロッホ・リーヴェンがあります。  ロッホ・・リーヴェンの位置(広域) グーグルマップ 下は ロッホ・リーヴェンの中の小島にある城の位置です。右下にある島にロッホ・リーヴェン城があります。  ロッホ・・リーヴェンの位置 下はロッホ・リーヴェンの写真です。  リーヴェン湖、Vane Farmから北を臨む。 Loch Leven, looking north from Vane Farm. Source: Wikimedia Commons ◆ロッホ・リーヴェンとロッホ・リーヴェン城 以下は公的な解説です。 ロッホ・リーヴェン（リーヴェン湖、Loch Leven）は、スコットランド中央部のパース・キンロス郡地域の淡水湖です。 ロッホ・リーヴェンは、おおまか三角形で周囲は約6kmあります。キンロス群は南西にあります。ロッホ・リーヴェン城は、1567年にスコットランドの女王メアリーが投獄された島のすぐ近くの島にあり、夏の間スコットランドのスコットランド歴史協会が運営する小舟あるいは小型フェリーで行くことができます。 リーヴェン川の河川整備と19世紀初めの部分的な排水が行われる前、リーヴェン湖はかなり大きくなっていました。水位の低下によってリーヴェン湖に浮かぶいくつかの小さな島が露出し、既存の島の面積を大幅に増やしています。 排水中にいくつかの遺物が発見されました。そのうちひとつは象牙で飾られた杖で、シルバーがついています。「スコットランド女王、メアリー」が城から脱出した後に上陸した場所と思われます。 セント・セルフ・インチは、ロッホ・リーベンの7つの島の中で最大のもので、クルディーの家があり、その後アウグスティヌス修道院の集落、セント・セルフ・インチ・プライオリー（St Serf's Inch Priory）となりました。 島には12世紀の古い修道院の集落がいくつかありました。 湖の周りには、ロッホ・リーヴェン遺産トレイル（Loch Leven Heritage Trail）として知られる散歩道があり、キンロス桟橋周辺にある７つの異なる駐車場からアクセスできます。 ロッホ・リーヴェン（リーヴェン湖）にある城を視察するのは、スコットランド歴史協会の周遊チケットを見せるだけで入場料はなしですが、湖岸からロッホ・リーヴェン城がある離れ小島まで行くには、エンジン付きの小舟の料金がかかります。  撮影：青山貞一 Nikon Coolpix S8 以下は小舟に乗る前、同乗する家族と池田が話している写真です。  撮影：青山貞一 Nikon Coolpix S8 これはエンジン付きの小舟でロッホ・リーヴェン城に向かう写真です。  撮影：青山貞一 Nikon Coolpix S8  撮影：青山貞一 Nikon Coolpix S8 下はロッホ・リーヴェにある小島に到着したあと、小舟に乗船した地点側を撮影した写真です。  撮影：青山貞一 Nikon Coolpix S8 つづく スコットランド総目次へ |