 東南アジア最後の秘境 ミャンマー バガンの黄金王宮(2) Golden Palace of Bagan 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 掲載月日：２０１６年8月４日 独立系メディア Ｅ−ｗａｖｅ Tokyo 無断転載禁 |
| (99) バガン黄金王宮(1) (100) バガン黄金王宮(2) (101) バガン黄金王宮(3) (102) バガン黄金王宮(4) 以下はバガンの金色宮殿（Golden Palace）の概要です。 ◆新黄金王宮（Golden Palace） この王宮は、ミャンマー全土でも最も荘厳な位置にある王宮のひとつです。 それは世界で最も素晴らしい宮殿のひとつですが、同時に、神秘と陰謀を感じさせる建物でもあります。 一般に再公開されたのは２００８年になってからのことです。バガンの黄金王宮の復興と再建は、先祖伝来の建物遺跡と建築物の技術、技能を維持するために行われました。 ミャンマーで最初の古代帝国、アノヤータ（Anawratha）王のバガン黄金宮殿は、１９８８年以後に再建された４つの古代の宮殿の一つで、オリジナルの建築様式に基づいて造られていますが、この王宮は、当然のこととして、最も素晴らしい建築物と称されていました。 その他の三つの王宮は、バゴのKambawzathadi王宮、シュエボのShwebon Yadana Mingalar王宮、そして、マンダレーのMya Nann san Kyaw 王宮です。 アノヤータ（Anawarahta）王は１０４４年にミャンマーを統一し、歴史的なバガン帝国を築き、上座部仏教（小乗仏教）を普及・布教するために莫大な数の仏塔や寺院の建設に着手しました。 文化的遺産を保護しつつ、観光客の魅力を引きつけるという要求に答えるため、ミャンマー政府文化局は、Thiri Zeya Bumi Bagan黄金王宮の再建を数年前から始めています。 バガン考古学地域における王宮（再建）プロジェクトとの関連で、ホテル付きで、１３階建てのNanmyint眺望タワー（高さ60メートル、はが16メートル）のような観光インフラを整備し、２００５年４月にオープンしました。 ※この２００５年４月にオープンした６１ｍ高のタワーはニャンウー市場にあります。 下は王謁見の間と王座です。ここにもたくさんの柱があります。  撮影：池田こみち Nikon Coolpix S9900 2016-6-7  撮影：青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-6-7 下は王座です。  撮影：池田こみち Nikon Coolpix S9900 2016-6-7  撮影：池田こみち Nikon Coolpix S9900 2016-6-7  撮影：青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-6-7 バガン王朝のところで紹介したように、バガン王朝は、以下にあるように１０４４年から１３１４年まで、２７０年も続いたことになります。これは日本の江戸時代の２６０年に匹敵する期間であり、非常に長期といえます。 もっぱら、世界的に見ると、長く続いた王朝としては、中国の王朝で周（西周〜東周）が８７９年、宋（北宋〜南宋）が３１９年、清（後金〜清）が２９６年だそうです。 ただし、ミャンマーのインワ王朝（アヴァ王朝）は４００年ほど続いたと言いますから、ミャンマーの王朝はいずれも非常に長いと言えます。 ◆パガン（バガン）の王（１１世紀から１４世紀） アノーヤター （1044年 - 1077年） ソウルー （1077年 - 1084年） チャンシッター （1084年 - 1113年） アラウンシードゥー （1113年 - 1165年） ナラトゥー （1165年 - 1170年） ナラティンカー （1170年 - 1173年） ナラパティシードゥー（1173年 - 1210年） ナンダウンミャー （オウサナー、ティーローミンロー）（1210年 - 1234年） チャゾワー （1234年 - 1250年） オウサナー （1250年 - 1255年） ナラティーハパテ （1255年 - 1287年） チョウスワー （1287年 − 1299年） ソウニッ （1299年 − 1314年）  撮影：池田こみち Nikon Coolpix S9900 2016-6-7  Cette photo de Bagan Golden Palace est fournie gracieusement par TripAdvisor  Cette photo de Bagan Golden Palace est fournie gracieusement par TripAdvisor つづく |