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厳寒のロシア2大都市短訪

エカテリーナ宮殿
Дворец Екатерины

行き方


青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda
掲載月日:2017年5月30日
独立系メディア E-wave Tokyo

無断転載禁
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 ・エカテリーナ宮殿
  
エカテリーナ宮殿・行き方   エカテリーナ公園1   エカテリーナ公園2 
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  エカテリーナ宮殿・内部概要2


◆サンクトペテルブルグ市

 

◆エカテリーナ(エチュカリーナ)宮殿 Catharine Palace

◆宮殿への行き方

 エカテリーナ宮殿は、サンクトペテルブルク市中心部から南東25kmの郊外の避暑地ツァールスコエ・セローに存在するロシア帝国時代のロココ建築の宮殿です。現在この地はプーシキン市となっています。

 ツァールスコエ・セロー (Царское Село)は、サンクトペテルブルク中心区の南方にあるロシア皇帝の離宮、エカテリーナ宮殿などが集まる避暑地を指します。

 かつてはプーシキン市でしたが、現在はサンクトペテルブルク市プーシキン区となっています。サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群の一つとして、世界遺産にも登録されています。

 下のグーグルマップは、エルミタージュ美術館から車、電車でエカテリーナ宮殿に行く場合の地図です。車だと50分前後、電車だと1時間半かかることが分かります。


出典:グーグルマップ

 サンクトぺテルグルグ市にいることを前提として、エカテリーナ宮殿に行くための一番簡単なのは半日ツアーに参加したり、タクシーで行くことですが、それなりにお金がかかるのと、どうしても見る時間が制限されます。そこで、少々面倒ですが、地下鉄を乗り継ぎ、最後は乗り合いタクシーに乗るのが一般的であり、よいと思います。

 以下は地下鉄を乗り継いで行く具体的方法です。

 たとえばネフスキー・プロスペクト駅などサンクトペテルブルク市中心部にある地下鉄の駅からエカテリーナ宮殿に行くには、まず青色M2の地下鉄に乗り終点のモスコフスカヤ(モスコフスキー)駅へ行きます。

 下のグーグルマップでは、左上にモスコフスカヤ(モスコフスキー)があり、真ん中下に目的のエカテリーナ宮殿があるプーシキン市があります。地下鉄の終点駅から宮殿近くまでは距離にして10km弱あるので、歩くのは時間がかかりすぎます。


出典:グーグルマップ 

 そこで、地下鉄のモスコフスカヤ(モスコフスキー)駅からエカテリーナ宮殿まで行くには、乗り合いタクシーのマルシュルートカ(K299)に乗るのが便利です。マルシュルートカは乗り合いタクシーです。白タクではありません。 料金は600円前後のはずです。


マルシュルートカ   Source:Wikipedia

 下図の中央にある白い建築物などが、目的のプーシキン市にあるエカテリーナ宮殿です。通常、バスや乗り合いタクシーは、下の写真の右上で降ろされます。この後、宮殿中央にある入口まで歩きます。

 宮殿の建物の前後は、大きな庭園が広がっています。今回は真冬だったので、一面真っ白でした。


出典:グーグルアース
 

出典:グーグルアース

 途中、進行方向左側に下の写真にあるプーシキン像が見えます。


プーシキン増   撮影:青山貞一 Nikon Coolpis S9900 2017-2

 プーシキン像からかなり先に行くと、下の写真にあるエカテリーナ宮殿の北東端にある寺院の金色をしたタマネギ色の宮殿のいくつもの教会のドームが見えてきます。
  

撮影:青山貞一 Nikon Coolpis S9900 2017-2

 このエカテリーナ宮殿内の教会ドームはご覧のように大変素晴らしく、クレムリンなどにあるロシア正教会の大聖堂などの類似の玉ねぎ型ドームとは一味違います。


Купола дворцовой церкви
Source::Russian Wikipedia
By I, Sailko, CC BY-SA 3.0, Link


つづく