| 厳寒のロシア２大都市短訪 宮殿広場とアレクサンドル塔 円柱 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 掲載月日：２０１7年５月3０日 独立系メディア Ｅ－ｗａｖｅ Tokyo 無断転載禁 |
| ロシア短訪・総目次に戻る ・宮殿広場とアレクサンドル塔 円柱 円柱の建設 ◆サンクトペテルブルグ（Saint Petersburg） サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群    サンクトペテルブルグ市紋章 サンクトペテルブルグ市旗 エルミタージュ美術館のロゴ  ここではエルミタージュ美術館、小エルミタージュ、大エルミタージュ、新エルミタージュ、エルミt-ジュ劇場の施設が面するエルミタージュ宮殿広場（Hermitage Palace Square）と、その中央に立つアレクサンドル円柱（祖国戦争勝利記念塔）について紹介します。  撮影：青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2017-2 下の2枚の写真は、そのエルミタージュ宮殿広場と５つのエルミタージュ施設、そしてアレクサンドル円柱（祖国戦争勝利記念塔）です。クリックすることで、ぐるりと３６０度のパノラマ写真がご覧になれます。 ※ グーグルマップによるエルミタージュ美術館の３６０度パノラマビュー①  出典：グーグルマップストリートビュー ※ グーグルマップによるエルミタージュ美術館の３６０度パノラマビュー②  出典：グーグルマップストリートビュー ◆宮殿広場とアレクサンドル塔（円柱） 宮殿広場 (Дворцовая площадь＝ドゥヴァルツォーヴァヤ・プローシャチ、 Palace Square）はサンクトペテルブルクの冬宮殿（エルミタージュ博物館）の前にある大きな広場です。 この都市の中央広場であると同時に血の日曜日事件（1905年）、十月革命（1917年）、スターリン哀悼大集会（1953年）などの歴史的事件がここで起きています。 この広場から北西方向へネヴァ川のかかる宮殿橋を通してヴァシリエフスキー島へ通じ、ネフスキー大通りもここから南東方向へスタートしています。その意味で、宮殿広場はまさにサンクトペテルブルグの中心と言えます。、 広場の北西側に冬宮殿が1762年に完成し、反対側の南東側にはロシア帝国軍参謀本部ビルが1827年にできました。 広場の中心にナポレオン戦争の勝利を記念したアレクサンドル塔（円柱、アレクサンドル1世を記念）が1834年に完成し、帝政ロシアを代表する広場になり、ロシアにおいてはモスクワの「赤の広場」と並び称される著名な広場となっています。  エルミタージュの宮殿広場とアレクサンドル塔（円柱） Source:Wikimedia Commons CC BY 2.0, Link ◆アレクサンドル塔（円柱） アレクサンドル塔（円柱、 Александровская колонна、 Alexander Column）は、ロシア・サンクトペテルブルクの宮殿広場にある記念碑です。 この記念碑はナポレオン・ボナパルトのフランスとの戦争（1812年ロシア戦役）でのロシアの勝利を記念して、オーギュスト・モンフェランの設計でアレクサンドル1世をイメージして1834年に建設されています。  アレクサンドル塔（円柱）と宮殿広場 Source:Wikimedia Commons De Антон Шестаков - Trabajo propio, CC BY-SA 3.0, Enlace  円筒形の台座の上に天使の彫刻 Source:Wikimedia Commons Автор: Alver из русский Википедия, CC BY-SA 3.0, Ссылка  円筒形の台座の上に天使の彫刻 Source:Wikimedia Commons Автор: Książę der Estken - собственная работа, CC BY-SA 3.0, Ссылка 下の写真は、アレクサンドル塔（円柱）の台座です。正面側（冬の宮殿に面している）を向いています。 。 台座の上の段－樫の木のリース（輪）の中にはすべてを見通す神の目があり、1812の刻印があります。その下には、双頭の鷲が足に月桂樹花輪を持っています。 浅浮き彫りで、2つの翼を持つ女性の姿は、「アレクサンダー１世、ロシアに感謝」と書かれた看板（ボード）を持っており、その下には、両側に、ロシアの騎士の鎧が描かれています。これらの浅浮き彫りの像は、スワ川とネマン川を擬人化したものとなっています。  柱の台座、正面側（冬の宮殿に面している）。 Source:Wikimedia Commons By © Steven Pavlov / https://commons.wikimedia.org/wiki/User:Senapa, CC BY-SA 3.0, Link つづく |