メアリー・ステュアトの足跡を追って スコットランド2200km走破 セントアンドリューズ修道院 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 2017年12月10日公開予定 独立系メディア E-Wave Tokyo 無断転載禁 |
スコットランド総目次へ セント・アンドリューズ セント・アンドリューズ修道院 セント・アンドリューズ城 セント・アンドリューズ博物館 セントアンドリューズ大学 セントアンドリューの名は言うまでもなく、(聖アンデレ)からきています。 もとより、スコットランドの国旗は青地に白のセント・アンドリュー・クロス (St.Andrew's Cross) 旗ですが、そのセント・アンドリュー・クロスは、X字型の十字にかけられ殉教した、十二使徒の一人でスコットランドの守護聖人であるセント・アンドリュー(聖アンデレ)を象徴しています。 その意味からすれば、セントアンドリュース修道院は、スコットランドの精神的な存在母体といえるものです。 セントアンドリュース修道院は、14世紀初めのイングランドのロバート1世支配下の1318年に完成しました。聖堂と修道院の建物群は、1559年の宗教改革後に略奪にあい、廃墟と化してしまいましたが、現在でもその遺跡を見ることができます。 ◆セントアンドリュース大聖堂 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 セントアンドリュース修道院とセントアンドリュース城は、いずれも入場料が必要ですが、リンリスゴーで購入したスコットランド歴史協会の周遊チケットで入場できます。 下の写真はセントアンドリュース修道院遺跡のほぼ全容です。 セントアンドリュース修道院遺跡のほぼ全容 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 大聖堂の廃墟 Source:Wikimedia Commons 大 聖堂の廃墟 Source:Wikimedia Commons 現在は廃墟となっているセント・アンドルーズ聖堂は、一時はスコットランド最大の建物で、司教ロバートによってカノンズ小修道院として建てられたのが前身です。 14世紀初めのロバート1世支配下の1318年に完成しました。聖堂と修道院の建物群は、1559年の宗教改革後に略奪にあい、廃墟と化してしまいました。 17世紀終わり頃、小修道院の建物は全体が残っており、その他も残っていると見なされていましたが、ほぼ全ての痕跡は小修道院の防御用壁、塔と門を除き失われました。聖堂の西側に、聖堂境内に入る14世紀の主要門が残っています。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 セント・ルールズ・タワー St Rule's Tower Source:Wikimedia Commons 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 セント・ルールズ・タワーは聖堂に近接して建っています。聖堂の一部として12世紀初頭に建てられたとみられています。その頂上からは、セント・アンドルーズの市街の素晴らしい眺めが楽しめます。 つづく スコットランド総目次へ |