東マレーシア・サバ州第二次予備調査 サバ州立博物館の ヘリテージ・ビレッジ訪問 Vist of Sabah Museum of Heritage Village 池田こみち Komichi Ikeda 山形美智子 Michiko Yamagata 掲載月日:2015年4月28日 独立系メディア E−wave Tokyo 無断転載禁 |
オランウータン ボルネオ鉄道 ホテル前の海 モスクに入る ビレッジ訪問 州立モスク 山火事に遭遇 前回の視察では、博物館の本館のみ見学しましたが、今回は、同じ敷地内にあるヘリテージ・ビレッジに行ってみました。そこは、サバ州内北部を中心としたエリアの少数部族の伝統的な建物、家屋を再現したものが展示されています。 ボルネオ先住民族の様々なタイプの伝統家屋が再現されており、実際に家の中に入ってじっくり見学することができます。ガイドが説明しながら一緒に回ってくれるのでよく分かります。 北部クダッのロングハウスやバンブーハウス、米の倉庫、首狩り族の家など様々です。ロングハウスでは手造りの手芸品なども販売していました。 M-1:博物館入り口にて(叔母) 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 H-1:ヘリテージ・ビレッジ入口 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 H-2:traditional Lotud house 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 H-3:同上 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 H-4: 同上 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 H-5:Traditional Longhouse replica(Rungus longhouses)外部(山形) 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 H-6:欠番 H-7:Longhouse 内部(ガイド) 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 ロングハウスに住んでいるのはサバ州北部(クダッ)に暮らすルングス族という先住民族で、伝統的な長屋に数家族が同居しています。娘が結婚すると、ひとつ独立した部屋を与えられ、部屋の内部には独立した調理スペースを設け、火を焚いて食事の支度ができるようになります。 そうして、娘たちが独立するごとに部屋を増築していくのでどんどん長くなっていきます。廊下は共用となっており、廊下にそって共用スペースもあります。 そこでは、女性たちがビーズ細工(ネックレスや腕輪など)を造ったり、子供たちを遊ばせたりして過ごすそうです。竹や木の実などでつくった伝統的な楽器で音楽などを楽しんだりするようです。 ヘリテージビレッジの建物はすべてレプリカですが、コタキナバル市内から車で3時間ほどドライブすれば、北部のクダッで、実際のロングハウスでの生活ぶりを見学することもできます。 なお、サバ州には先住民族カダザン族(首狩り族)を含め30以上の少数民族が仲良く暮らしており、それぞれの伝統文化を今に伝えています。それらについては、博物館本館の展示で概要を知ることが出来ます。 H-8:Longhouse 内部(山形) 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 H-9:Bamboo House の倉庫(米を入れる場所) 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 H-9:同上 米を入れる容器の天井に骸骨を飾り、盗難などから守る 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 H-10:同上 説明するガイド 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 H-11:米倉庫をもつ竹の家(Bamboo House)、中心の柱以外、9割が竹でできている。 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 H-12:米倉庫全体像 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 H-13:Bamboo House-a 内部、床も壁もすべて竹 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 H-13:Bamboo House-b 内部、床も壁もすべて竹 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 H-14:竹の家の中にはトランポリンが!! 天井に吊したものを飛び上がって取る遊びのためにトランポリンを造っている 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 H-15:竹の家の中には、米やタピオカ、果物などを発酵させてつくる酒を入れる瓶が並んでいた 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 H-16:竹の家の床の様子、一本の竹を縦に同じ幅に割き床を編んでいく 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 |