英セラフィールド再処理施設から 漏れ出る放射能汚染(4) 〜膨大な放射能物質漏洩〜 青山貞一 掲載日:2005.5.13 |
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以下は、河野太郎代議士が2005年5月10日号のメルマガで提起された英国セラフィールドのソープ核廃棄物再処理施設の閉鎖に関する英ガーディアン紙の記事の全文である。 当該記事の暫定翻訳は、池田こみち氏(環境総合研究所副所長)及び斉藤真実氏(環境総合研究所研究員)が行った。
これに対し、2005年5月11日に日本で配信された新聞記事は、共同通信が配信した以下の記事だけである。
ご承知のように共同通信社は新聞社ではなく通信社である。 共同通信の上の記事は、ほんの数行、しかも英国のガーデンアンなどの新聞が報じた内容のごくごく一部だけである。 内容を読めば分かるが「異常なし」とか「放射能による大気汚染もない」など、ことさら問題がないことが強調されているようにも見える。 この共同通信の記事だけを見た読者は、事故は起きたが大したことことはないと思うだろう。 にもかかわらず、この共同通信が配信した記事を報道した日本の新聞、テレビ、ラジオなどのマスコミは、現在までの筆者の調査によれば、以下に示す各社だけである。 京都新聞、佐賀新聞、山陽新聞、河北新報、岩手新聞、東奥日報、 ヤフーニュース、ライブドアニュース、エキサイトニュース、gooニュース インフォシークニュース もし、他のメディアが報道している場合は、メールでaoyama@eritokyo.jp 青山貞一まで記事のURLなどをお送りいただきたい。 他方、はっきしりているのは、インターネット系のニュースが共同通信の記事をそのまま掲載していたことである。 さらに大切なこと、重要なことは、共同通信の上の速報を追っかけ、その詳細を取材、調査した日本の主要マスコミの記事が今のところ皆無であることだ。 つづく
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