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世阿弥と日蓮の足跡をたどる佐渡の旅

佐渡 国分寺

青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda
2018年9月18日公開
独立系メディア Media E-wave Tokyo  
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佐渡現地視察総合目次 


 佐渡国分寺は妙宣寺のすぐ隣にある。


出典:グーグルマップ

 以下のように国分寺はいくつかあるが、私たちが訪ねた国分寺は、以下のグーグルマップのなかで一番西(左)にある佐渡国分寺である。

〒952-0304 新潟県佐渡市国分寺


出典:グーグルマップ

 以下は環境省、新潟県による中部北陸自然歩道のなかでの佐渡国分寺の紹介である。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


佐渡最古の寺院を継承
764年に落成したとされる「佐渡国分寺」は落雷や大火により幾度となく焼失しましたが、その東側に現在の国分寺があります。詳しい建立年代は不明ですが江戸初期と言われています。境内には本堂のほか「仁王門」「瑠璃堂」「鐘楼」などが点在。収蔵庫には、火災を免れた本尊の木造薬師如来(国の重要文化財)を安置しています。
出典:さど観光ナビ


◆佐渡 国分寺
 佐渡国分寺(さどこくぶんじ)は、新潟県佐渡市国分寺にある真言宗の佐渡島内最古の寺。

歴史
 741年の聖武天皇の詔によって743年−775年の間に建てられたと考えられている。天平宝字8年(764年)、『最勝王経』、『法華経』が施納。正安3年(1301年)、雷火で七重塔が焼失。享禄2年(1529年)にも伽藍を焼失したが、享禄4年(1531年)には再建された。現在のものは元の伽藍の東に1674年までに再建されたもの。

文化財
・佐渡国分寺跡(史跡)
・薬師如来坐像(重要文化財) 平安時代前期の一木造りで、膝、両手首、衣文の折り返しなどを別材で作る。1529年の火災では焼失を免れた。
・瑠璃堂(佐渡市指定有形文化財) 寛文6年(1666年)建立。

参考資料
『佐渡国分寺』真野町文化財保護審議会
山本修巳編『佐渡郷土文化』佐渡郷土文化の会

出典:佐渡市


 下は佐渡 国分寺の仁王門。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


 下は佐渡 国分寺の仁王門の阿吽蔵。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900

 下は佐渡 国分寺の仁王門。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900

 下は佐渡 国分寺の袴付きの鐘楼。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


 下は佐渡 国分寺の瑠璃堂。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900

指定種別(員数) 建造物(1棟)
指定年月日 平成16年3月1日
所在地 佐渡市国分寺
所有者または管理者 国分寺

真野地区国分寺の国分寺境内に建立されている。棟札により、寛文6年(1666)の建立で、頭梁は若林庄吉正近であったことが判明している。

 この仏堂は桁行5間(約9メートル)、梁間4間(約7.3メートル)の方形一層堂で、屋根は寄棟造・茅葺である。堂内にはかつて本尊の木造薬師如来坐像(国重要文化財)が安置されていたが、この仏像は元々、佐渡国分寺跡(国記念物)に建立されていた旧本堂に安置されていたもので、享禄年間(1528?1531)の争乱で一山焼失した際に搬出され、戦火を逃れたと伝わる。

 その後、この瑠璃堂が建立されると堂内に移転・安置され、やがて収蔵庫に保管されて現在に至る。

 この仏堂は佐渡国分寺跡や木造薬師如来坐像とともに、佐渡国分寺の盛衰と再興を物語る歴史的な建造物として貴重である。なお、記録によると、この仏堂は寛政5年(1793)と文化9年(1812)に修復が行われており、享和と文化の大地震で大きな破損が出たという。

国指定 重要文化財
木造もくぞう薬師やくし如来にょらい坐像


出典:佐渡市


◆佐渡最古の寺

 741年に聖武天皇の詔で建立された佐渡最古の寺です。
雷火、火災で焼失、現在のものは1674年に再建されました。

【木造薬師如来坐像】
 この像が作られたのは平安時代前期で、境内にある収蔵庫に安置されています。高さは1.36m、頭と体の部分は一木づくりで、ひざ、両手首、衣文の折り返しなどは別に作って付けています。広く張りのある肩や胸、厚いひざ、強い衣文の彫り方などに、その特色があらわれており、大らかで気品がある堂々とした仏像です。

基本情報
住所 新潟県佐渡市国分寺113
交通アクセス ●両津港より車で35分
●小木港より車で45分
●赤泊港より車で45分
駐車場 ●普通車:有り(無料)
料金 無料
備考 【国指定重要文化財(彫刻)】
●名称:木造薬師如来座像
●指定年月日:明治39年4月14日

出典:さど観光ナビ


つづく