メアリー・ステュアートの足跡を追って
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スコットランド総目次へ* エディンバラ旧市街 エディンバラ旧市街ギャラリー クイーンズ・ホール エディンバラフェスタ ロイアル・ミリタリー・タトゥー 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 下は会場となるエスプラナーデの観客席です。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 ロイヤル・エディンバラ・ミリタリー・タトゥーについては、まず以下の 【2017】Grand Finale The Royal Edinburgh Military Tattoo 2017Military Tatto (YouTube)をご覧ください。 8分40秒頃から、 Scotland the Brave が演奏されます。 Source:【2017-08-30 -- The Royal Edinburgh Tattoo 2017 - HD BBC Scotland Source:【2016】Grand Finale The Royal Edinburgh Military Tattoo 2016 The Royal Edinburgh Military Tattooイベントが開催される場所はエディンバラ城のすぐ東のエスプラナーデ(Esplanade)です。以下はその会場の写真です。左端にエディンバラ城の入り口があります。 イベントが開かれていない場合は、エスプラナーデまではエディンバラ城用のチケットがなくても入れます。 出典:グーグルマップ ◆2011年のエジンバラ軍事タトゥー(参考) ロイヤル・エディンバラ・ミリタリー・タトゥーは、毎年、英国軍隊、連邦軍および国際的な軍楽隊や、芸術公演団体によってスコットランドの首都エジンバラ城の遊歩道(エスピーナード)で開催される軍事タトゥーをさします。 イベントは毎年8月にエジンバラフェスティバルの一環として開催されます。 エディンバラ・ミリタリー・タトゥー(2011年)* Source:Wikimedia Commons By Photo: LA(Phot) Sally Stimson/MOD, OGL v1.0, Link 語源 「タトゥー」という言葉は、17世紀のオランダの言葉「doe den tap toe」(栓を閉める)に由来し、毎晩、兵士が軍の駐屯地近くの兵舎に適切な時間に戻るための合図として、酒場のオーナービールの提供をやめるとというものでした。「入れ墨」という意味とは無関係です。 その後、近代的な兵舎ができ、18世紀後半に軍楽隊が全面的に整備されたことにより、「タトゥー」という言葉は、一日の最後の招集命令として、また、軍楽隊の演奏家たちが行う夜の娯楽の儀式の形式を著す言葉として用いられました。 起源 エジンバラの最初に一般公開された軍事タトゥーは「兵士について」と題され、1949年にプリンセス・ストリート・ガーデンのロス・バンドスタンドで開催されました。 最初の公式なエジンバラ軍事タトゥーとは、8つの項目からなるプログラムで開催され、 1950年に開催されました。エジンバラ城遊歩道(エスプラネード)の北、南、東周辺に設けられた簡単なベンチと足場構造の観客席に6,000人の観客が座って見学しました。2018年にはスタンドの収容能力が増えて、夜間に8,800人の観客を収容することができ、22万人が複数のライブパフォーマンスを観ることができるようになりました。 座席拡張 1970年代以来、毎年平均217,000人以上の人がタトゥーのライブ演奏をエジンバラ城の遊歩道で観ており、過去10年間は前売りがすべて完売しています。観客の30%はスコットランド出身、35%はイギリス出身で、残りの35%は、海外からの7万人の来訪者となっています。 ・2012年のタトゥーのために新しい観客席が用意された 2018年の公演で使用された城の遊歩道の仮設スタンド(観客席)は、8,800人の収容力を有していました。2011年には、新たに1,600万ポンドで観客席と企業の接待用の席が利用可能となりました。新しい仮設スタンドは、設置から解体までの期間を2ヶ月から1ヶ月に短縮され、エスピオナードを他のイベントにも使用することが可能となりました。 演奏公演 タトゥーのパフォーマンスは、8月中の平日の夕方、毎土曜日に2回行われ、悪天候のためキャンセルされたことはありません。2012年以降、それぞれのパフォーマンスには花火大会も行われています。 2005年から2015年にかけて、城の正面には「音と光のエレメント」が投影されます。2016年には、城の投影技術が進歩し、最新のプロジェクト・マッピング技術を利用するようになりました。2018年にレーザー技術が初めて使用されました。 2004年以来、エジンバラの軍事タトゥーは、プリンセス・ストリート・ガーデンのロス・バンドスタンドで「テイスト・オブ・タトゥー」(タトゥーの愉しみ)と称し、2008年現在ではグラスゴーのジョージ・スクエアでも、無料で短縮した公演を行っています。 エジンバラ軍のタトゥーは、海外でもツアーをしています。 タトゥーの50周年記念式典の一環として、2000年にニュージーランドを訪問しました。 2005年にオーストラリアを訪れ、2010年2月にタトゥーの創立60周年記念日の一環としてシドニーサッカースタジアムを再訪しています。タトゥーは2016年2月にウェリントンとメルボルンで上演されました。また、2020年に上海、北京、広州で公演を行う予定です。 2014年現在、企業の代表であるロイヤル・バンク・オブ・スコットランドとともに、アン王女(Princes Royal)はこのイベントの後援者となっています。 2010年には、エリザベス女王が60年の歴史を祝って「ロイヤル」という称号を与えた後は、このイベントはロイヤル・エジンバラ軍事タトゥーとなりました。 2017 エディンバラ・ミリタリー・タトゥー(1950年)* 2016年のエディンバラ・ミリタリー・タトゥーの会場風景 Source:Wikimedia Commons CC BY-SA 4.0, Link 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 撮影:池田こみち Nikon Coolpix 撮影:池田こみち Nikon Coolpix エジンバラ城からの帰り道、路地に子供の男女2人のキルトを来たバグパイパーが演奏していました。スコットランドでは至る所にこのような光景に出くわします。 動画撮影・編集 青山貞一 王立植物園1につづきます スコットランド総目次へ* |