シンガポール短訪 セントーサ島 鷹取敦 掲載月日:2018年7月20日
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■セントーサ島5月2日22:55羽田空港発の夜行便でシンガポールに向かい、5月3日早朝の4:44にシンガポール・チャンギ国際空港に到着しました。チャンギ空港から地下鉄でホテルに向かい、6時半すぎにホテルで荷物を預け、再度地下鉄でHarbour Front駅に向かいます。シンガポール本島とセントーサ島の間は、モノレールとロープウェイ、そして車道・歩道によって結ばれていますが、7:30頃にモノレールに乗り換えて、セントーサ島に入りました。 セントーサ島は、歴史的背景 で紹介したように、イギリスの植民地時代には巨大な大砲が設置されたり、日本占領時代には日本軍によって大勢の住民が銃殺されたという凄惨な歴史の舞台となった場所です。現在は水族館、ゴルフコース、ユニバーサルスタジオ、カジノ等のレジャー施設やビーチが開発されたシンガポールにとって重要な観光スポットに様変わりしています。 モノレールよりセントーサ島入口 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 本島とセントーサ島を結ぶモノレール 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 まだ朝早いのでモノレールの乗客には観光客らしき人はほとんど見当たらず、セントーサ島で働く通勤の人ばかりのようです。私達はセントーサ島南岸のビーチ・ステーション駅でモノレールを降りました。 ビーチの手前にはゲートがあり、ビーチを望むことはできません。ゲートの手前の小道をときおり宿泊客らしき人達が朝のランニングで通り過ぎていきました。 私達は夜行便で到着したばかりで、まだ暑さになれていない身体だったので一休みしたいところでしたが、モノレールの駅周辺の建物はどこもまだ営業時間前で閉まっています。休憩できるところを探しがてら歩いて北上することにしました。 スペイン・バルセロナにあるガウディのグエル公園のようなタイル張りの装飾のある池の向こうに、マーライオン・タワーが見えてきました。シンガポールには海辺にある本家マーライオンの他に4体のマーライオンがあります。セントーサ島にあるマーライオン・タワーは、本家ではありませんが高さ37mもある巨大なものです。 ガウディ風の噴水池と遠くにみえるマーライオン・タワーの背中 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 マーライオン・タワーを通り過ぎて離れたところから振り返って撮影したのが下の写真です。 マーライオン・タワー 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 コンビニエンスストアをみつけて飲み物を買ってさらに進みます。下の写真の場所をさらに進むとカジノへと進むらしい地下1階の吹抜けの回廊にモールがあり、そこでカフェレストラン(トーストボックス)が営業しているのをみつけたので、そこに入りパンと珈琲をいただきました。営業している店が少ないためか賑わっていました。 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 トーストボックスはこの後、シンガポール市内で何度もみかけることになるチェーン店でした。セントーサ島のこの店は天井画が描かれているコロニアル風?な作りです。 カフェ・レストラン トーストボックス 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 食事を終わって外に出ると9時過ぎて観光客も増えてきました。 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 海洋博物館と水族館が併設されている建物が見えてきました。セットのチケットを購入し、まずは海洋博物館に入ります。 水族館・海洋博物館 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 イギリスによって開発された時から海洋交易の中継地として繁栄してきたシンガポールの航海と交易の歴史が豊富な展示物や映像等により紹介されています。以下の写真はほんの一例です。 海洋博物館 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 海洋博物館 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 海洋博物館 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 海洋博物館を出た後に水族館に入ります。こちらは子供連れの家族に人気で大変賑わっており、水族館への入場は長蛇の列です。この水族館は世界最大規模で、ギネスブックの世界記録を2つ持っているようです。 水族館 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 水族館 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 水族館 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 下の写真が幅36m、高さ8.3mの開口部が世界一の水槽のようです。沖縄の美ら海水族館の大水槽(幅22.5m、高さ8.2m)より大きいようですが、どちらも巨大すぎて同じように大きな水槽という印象です。いずれも同じ日プラという日本のメーカーが巨大なアクリルパネルを作っています。 水族館 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 上の写真にあるような大きな水槽だけでなく、世界各地の海の生態系を再現した大小の水槽がたくさん展示されている水族館です。 海洋博物館と水族館はセントーサ島の北岸近くにあります。対岸はシンガポール本島なので、水族館を出たらモノレールの駅に戻らずに歩いてセントーサ島を出ることにしました。 下の写真のように屋根のある遊歩道で本島に向かいます。700mほどの距離があります。 セントーサ島から本島への遊歩道 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 ゆったりした遊歩道です。ちょうど中間地点あたりの休憩場所からセントーサ島を振り返ったのが下の写真です。観光地として開発されているので島まるごとテーマパークのように見えます。 遊歩道の途中からみたセントーサ島 撮影:鷹取敦 Nikon COOLPIX S9900 グーグルマップの3次元表示で表示したセントーサ島の全体像が下の画像です。画像の奥が北でシンガポール本島、手前が南でセントーサ島です。やや左より(西より)にある道路と遊歩道で繋がっていることが分かります。島の西側にテーマパークのような施設が並び、中央から東半分はゴルフ場ばかりですね。南側の海岸にはビーチが、東端の海岸はヨットハーバーがあります。 出典:グーグルマップ ちょうどお昼の時刻になったので、本島側の大規模な商業施設の東南アジア系のレストランで食事をしました。 なお、シンガポールの主要な料理は、オリジナルの「シンガポール料理」ではありません。中華、マレー、インドなど主要民族の出身地域にルーツのある料理が、シンガポールらしい料理という感じでしょうか。 ここからタクシーで、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイに向かいました。 つづく |