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「独立系メディア・今日のコラム」では、米国のマイケル・ムーア監督に着目し、その映画作品を紹介してきた(以下参照、スレッドは「ひと」)。 マイケル・ムーア:ウォール街の危機を救う方法 ・池田こみち:マイケル・ムーア最新作、「SiCKO」鑑賞記 ・マイケル・ムーア監督の「華氏911」カンヌ映画祭で最高賞受賞 ・ブッシュ陣営「華氏911」大反撃開始か? ・「華氏911」のムーア監督、ブッシュを追い出す(東京新聞) ・池田こみち:華氏911が暴くアメリカの恥部 ・青山貞一:マイケル・ムーアの世界 そのマイケル・ムーア監督が新作紹介を兼ねて初来日した。 日本での全面公開を前に初来日し、東京都中央区にある東京証券取引所ホールで2009年11月30日記者会見に及んだ。今回の作品名は、そのものずばり「キャピタリズム」(=資本主義)である。 昨年のリーマン・ショック、今年のドバイショックと世界中は、まさにグローバル化された金融資本主義によって国家経済が破滅に追い込まれるような状態が続いている。ムーア監督は、米国の金融資本主義、すなわちマネー至上主義経済の弊害を追及、ドキュメンタリー「キャピタリズム マネーは踊る」を制作し世に問うた。 出典:http://capitalism.jp/ ムーア監督は、新作で世界的不況の引き金となった米ウォールストリートを痛烈批判で、すでに「ニューヨークの証券取引所は立ち入り禁止となっている。 ムーア監督は、かつて米国の銃社会の恐怖を描いた映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」(以下に説明)でカンヌ国際映画祭55周年特別賞や2003年度アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した。アカデミー賞を受賞した。 NHKのクローズアップ現代に出演したマイケルムーア監督 NHKのクローズアップ現代に出演したマイケルムーア監督 国谷氏に今の世界で何が問題かと聞かれたムーア監督は、すかさず「資本主義」と答えた。資本主義は強者、金持ちにとっては良いだろうが、圧倒的多くの貧しい人々にとっては「悪」であるとキッパリ。クローズアップ現代では、権力に対し闘わなければならないことを力説した。 出典:キャピタリズム予告編 「キャピタリズム」は12月に東京と大阪の映画館で先行上映され、来年1月から全国で公開される。
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