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指定廃棄物最終処分場
環境・技術・特措法問題

第一回勉強会(矢板市)

E周辺現地調査
青山貞一
掲載月日:2012年11月18日
 独立系メディア E−wave Tokyo

無断転載禁

◆(矢板市)指定廃棄物処分場の環境・技術・特措法 第一回勉強会 
@はじめに D処分場の構造と課題
Aがれき特措法 E周辺現地視察
B基礎的知識 F全体とりまとめ
C飛灰の生成過程とデータ

 Dからのつづき

<最終処分場候補地の周辺地域(現地調査)>

 国が秘密裏に検討を進めてきた最終処分場の周辺には、以下のような課題があります。青山は、11月17日午前中に反対同盟の方に現地に連れて行ってもらいました。

1)周辺には市民の水源地があること、

2)飲料水の取水地、農業用水地(塩田ダム)の近くであること

3)周辺には活断層があること。国は地図上からこの位置をはずしたという
  信じられない話も聞きました。

4)もとよりこの地域は、矢板市、塩谷町に残された貴重な里山であり、
  自然が豊かで野生生物、植物、昆虫の宝庫であること

5)候補地周辺は林業、農業地の中心地近くであること


予定地の周辺環境 11月17日午前の現地調査で青山貞一が撮影


予定地近くにある湧水 11月17日午前の現地調査で青山貞一が撮影


予定地近くにある塩田ダム 11月17日午前の現地調査で青山が撮影

 下の動画は11月17日に行った予定地への現地調査時に青山貞一が撮影したものです。


矢板市の予定地近くにて
撮影:青山貞一 2012年11月17日


予定地周辺にある塩田ダム(農業用水用)
撮影:青山貞一 2012年11月17日 矢板市にて

 活断層が近くにあると報ずる新聞記事です。
 

出典:産経新聞


出典:産経新聞

<指定廃棄物最終処分場からの影響の可能性>

 処分場から周辺環境への影響の可能性としては、最終処分場が出来れば、処分場の敷地だけでなく、焼却灰、飛灰を運搬するアクセス道路からの影響もある。万一、地震などで構造物に亀裂が入れば、深刻な影響が生じることになります。

1)立地されれば、今後30年以上にわたり、放射線、放射能汚染の影響に
  地域は悩まされることになる

2)立地されれば、飲料水や農業用水などの汚染、地下水の汚染に地域は
  悩まされることになる

3)風評被害による矢板ブランドへのダメージを含め地域の地場産業への
  影響に地域は長期にわたり深刻な影響を受ける

つづく