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   ウズベキスタン現地予備調査

旅行計画

  Uzbkistan Tour Planning

青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda

掲載月日:2015年3月7日
独立系メディア E−wave Tokyo
 無断転載禁
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 青山が大好きなクラシック音楽にロシアの作曲家、ボロディンの「中央アジアの草原にて」があります。

 目を閉じてこれを聞いていると南ロシア、コーカサスから中央アジア、カザフ高原、天山山麓、モンゴル高原、長城地帯を結ぶ大ステップ地帯をつらぬく古い東西交易路のエキゾチックなイメージが膨らみます。

 とりわけイングリッシュホルン、つづいてオーボエのソロで始まる導入部は秀逸です。

 ボロディン作曲・交響詩: 中央アジアの草原にて You Tube

<参考>
 ◆青山貞一・池田こみち @シルクロード、中央アジア交易点、サマルカンド
 ◆青山貞一・池田こみち A中央アジアの覇者、ティムール朝


西暦1世紀頃のアジアの主な交易ルート  出典:Wikipedia

◆ボロディン

 アレクサンドル・ポルフィーリエヴィチ・ボロディン(Alexander Porfir'evich Borodin, 1833年10月31日) - 1887年2月15日/2月27日)は、帝政ロシアの作曲家、化学者、医師。ロシア音楽の作曲に打込んだロシア5人組の一人です。

 ロシアのサンクトペテルブルクにてグルジア皇室の皇太子ルカ・ゲデヴァニシヴィリの非嫡出子として生まれます。ボロディンは、ピアノの稽古を含めてすぐれた教育を受け、化学を専攻します。転じて、サンクトペテルブルク大学の医学部に入ります。

 最優秀で卒業、その後、陸軍病院に勤務、24歳の時に医学の会議の出席のために欧州に長期出張します。この頃、ムソルグスキーと知り合い、シューマンの曲を紹介され、興味を持つ。ピサ大学では臭化ナトリウムを用いた有機窒素の定量法を発見しています。

 26歳の時、ハイデルベルク大学(化学)入学。元素理論を確立したメンデレーエフと知り合う。卒業後はサンクトペテルブルク大学医学部生化学の助教授、教授と進み、生涯有機化学の研究家として多大な業績を残しました。 作曲は1863年にミリイ・バラキレフと出会うまで正式に学んだことがなかったそうです。

交響詩 中央アジアの草原にて

 交響詩『中央アジアの草原にて』は、ロシアの化学者・作曲家アレクサンドル・ボロディンが作曲した交響詩です。1880年、アレクサンドル2世即位25周年を記念して作曲されました。初演は同年4月8日、サンクトペテルブルクにてリムスキー=コルサコフ指揮によります。

 コーカサスの草原で、ロシア人と東洋人の交流の様子が描かれています。まず、ロシアを表す主題が呈示され、次に東洋風の主題がこれに答えます。この二つの主題が対話しながら発展し、クライマックスでは二つの旋律が同時に重ねられて行きます。

出典:主にWikipedia


ボロディン作曲 交響詩《中央アジアの草原にて》 
指揮:エフゲニ・スヴェトラーノフ  演奏:ロシア国立交響楽団


 さらに、いわゆるシルクロードのルートに位置する幻想の国々へのイメージも膨らみます。そのようなこともあり、以前からぜひ中央アジア、とりわけシルクロードの中核的な拠点国家、ウズベキスタンに一度足を運んでみたいと思っていたのです。

 私達の思いはシルクロードの拠点であり中世の都市国家をそのままの姿で残す「ブハラ(Bukahra)」、そしてティムールが築いた青の都、「サマルカンド(Samarkand)」など、果てしなく広がってゆきました。

 過去、多くの国々を旅していながら中央アジア諸国を旅したことがなかった私達の夢を実現すべく、2015年のはじめからウズベキスタンへの現地探訪の計画づくりが始まりました。

 当初、ウズベキスタンだけでなく、中央アジアのお隣の国であるタジキスタンやトルクメニスタンにも足を伸ばしたいという夢が膨らみましたが、ビザ取得問題、日程問題から一回の旅行では無理と考え、最終的にウズベキスタンのブハラ、サマルカンドにそれぞれ2日、3日じっくり滞在することになりました。計画ではその前後にウズベキスタンの首都、タシケントにトランジットしたり、1泊ですが宿泊します。

 最終的に今回はブハラとサマルカンドをじっくり歩いてみようと考え、計画したのです。日程にもう少し余裕があれば、ウズベキスタンの古都ヒヴァにも滞在したかったのです。しかし、贅沢を言えば切りが無いこともあり、以下の日程としました。

 ブハラに二日間、サマルカンドに三日間滞在し、ブハラ→サマルカンド、サマルカンド→タシケントは特急列車で移動することにしました。

<ウズベキスタン現地視察全日程>

 1日目:機中泊                         2015年2月25日
     成田発→ウズベキスタン航空→タシケント着 
     タシケント発→ウズベキスタン航空→ブハラ着
 2日目:ブハラ(ウズベキスタン)泊                   2月26日
 3日目:ブハラ(ウズベキスタン)泊                   2月27日
     ブハラ発→特急列車→サマルカンド着
 4日目:サマルカンド(ウズベキスタン)泊               2月28日
 5日目:サマルカンド(ウズベキスタン)泊               3月 1日
 6日目:サマルカンド(ウズベキスタン)泊               3月 2日
     サマルカンド発→特急列車→タシケント着 
 7日目:タシケント(ウズベキスタン)泊                 3月 3日
     タシケント発→ウズベキスタン航空→成田着 
 8日目:帰国                                3月 4日
 
 下はウズベキスタンを中心に置いた地図です。

 見て分かるように、カザフスタン、キルギスタン、トルクメニスタン、アフガニスタンに接し、南にはイランがあります。

 ...スタンは、国や土地を意味します。そして地図からはウズベキスタンは、まさに中央アジアの中心にあることが分かります。

 ウズベキスタンの北西には地球温暖化などで干上がってしまったアラル海(Aral Seaがあります。また東にはキルギスタンを経由して天山山脈、中国の新疆ウイグル自治区などが広がります。まさにシルクロードの中心にウズベキスタンがあることが地図からよく分かります。


ウズベキスタンの位置   出典:グーグルマップ

 下の地図はウズベキスタンの地図です。

 地図には今回訪問するウズベキスタンの都市も示されています。実際に訪問するのは、タシケント、ブハラ、そして、サマルカンドです。

 タシケントはウズベキスタンの首都です。ウズベキスタン航空を使えば、日本から直行でウズベキスタンに行けます。そして最初に到着するのは、首都タシケントの空港となります。大韓航空などを使えば、航空運賃はいくらか節約されますが、直行便に比べると、韓国の仁川(インチョン)でかなりのトランジットが必要となります。

 そこで今回はウズベキスタン航空を使うことにしました。またウズベキスタン内の都市間の移動には特急列車を使用することにしました。


ウズベキスタン国内地図

 ところで私達の場合、過去の海外現地視察は、いつも自分たちで航空チケット、ホテルなどを予約し、全面的に自力で旅行しています。さらに欧米濠などでは、いつもレンタカーを東京から予約し自力で都市から都市へ移動していました。

 しかし、このところ極端に円安が進み、原油価格も上昇しており、ウズベキスタンへの直行便利用を前提にすると、往復直行便の航空券、燃料サーチャージ、現地での特急列車のキップはかなりの高額になります。しかし、調べて見ると宿泊先ホテル、空港や駅とホテルとの間の全送迎を含む完全フリータイムのパッケージ旅行がリーズナブルにありました。そこで、今回は全送迎を含む完全フリータイムのパッケージ旅行が最適と判断しました。

 完全フリータイムのパッケージとは、@往復の航空券(サーチャージ含む)、Aホテル宿泊代、B送迎、すなわち空港→ホテル、ホテル→列車駅、列車駅→ホテル、ホテル→空港の移動が含まれているだけで、後はすべて自分たちで行き先などを決め、自由に旅行するツアーを意味します。

 しかも、ホテルは四つ星(あるいは四つ星相当)です。ただし、朝食以外食事はついていません。また現地ガイドもついていません。

 当時、いろいろと探したところ、上記全部を含むツアーが、12万5千円のパッケージツアーがありました。非常にリーズナブルだと思います。もっぱら、季節によってツアーの値段は変わります。2月から3月初旬は一年中で一番安い時期とうこともあり、このパッケージツアーに決めました。
 
 パッケージツアーで上記以外にかかる料金は、空港利用税、ビザ取得などの費用です。現地では、昼食と夕食、それに博物館などの入場料くらいです。

 通常、成田→タシケント、タシケント→成田の直行便格安航空券は、円高時代でも7〜8万円しています。青山の大学院の教え子がウズベキスタンのタシケントから来ていて、いろいろウズベキスタン行きについて議論していたときでも、往復エコノミークラス航空券は7万5千円でした。

 ちなみに、成田→インチョン(韓国)→タシケント経路の韓国系航空会社(アシアナ航空)のチケットもありますが、値段はそれほど変わらず、日程的に現地滞在時間が減少します。この種の旅行では、やはり直行便に限ります。

 旅行する時期の問題もあるのでしょうが、全部で12万5千円は激安と言えます。航空運賃が往復7万円、ホテル代が6泊で4万円、特急列車2回分が5000円、送迎5回が1万円というところでしょうか。

 日程と代理店が決まれば、後は東京の港区にありますウズベキスタン大使館にビザを申請するだけです。これは池田が担当しました。申請と取得で2回大使館に出向く必要はありますが、1人3000円で数日で無事にビザはもらえました。担当者も大変親切だったそうです。

 下の写真がウズベキスタン大使館で発行されたビザです。ただし、パスポート番号や取得したビザの番号などは消してあります。


ウズベキスタン大使館で発行されたビザ

 かくして、2015年2月25日、私達を乗せたウズベキスタン航空の航空機(成田発21:20)は、一路、ウズベキスタンの首都、タシケントに向けて成田空港を発ちました! 

 当日のタシケント、ブハラの天気は曇り、気温は20℃前後との連絡がありました。真冬なのに結構気温は高いようです。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015-2-25


出典:ウズベキスタン航空


出典:ウズベキスタン航空


つづく