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豚インフルエンザに関連し、メキシコに接するカリフォルニア州のサンディエゴ在住の知人からメールが来た。まずは一読して欲しい。
知人は、サンディエゴにある世界的に著名な研究所に在籍する立派な理学博士である。 豚インフルエンザについては、このところ、日本でも連日、大メディアと政府関係者がこれでもかと大騒ぎしている。知人のメールによれば、メキシコに接するカリフォルニア州ではシュワルツネッガーが非常事態宣言を出している。 しかし、この種のインフルエンザで大騒ぎしているのは、いつも米国と日本である。 もちろん、私はかつてトリあるいは豚インフルエンザが世界的に流行し膨大な数の死亡者がでたことを知っているし、今回の一件についてもいわれのないウソなどというつもりはない。 しかし、この種の大騒ぎについては、以下に示す2本の論考を思い出さざるを得ない。というのも、利権疑惑はいずれも米国内で問題となっているからである。 ◆青山貞一:日本政府とラムズフェルド元国防防長官のタミフル利権疑惑!?(再掲) 2007年 ◆青山貞一:ラムズフェルド米国防長官のタミフル利権疑惑!?(再掲) 2006年 そこで、今回の豚インフルエンザについても、米国でどうなっているのかをグーグルで調べてみた。以下は検索された論考である。投稿年月は2009月4月であるから、過去の話ではない!
私は常々、日本人ほど為政者の情報操作によって世論誘導されやすい国民はないと思っている。タミフルは今でも日本には「3000万人分の蓄え」があるという。さらに今後、新型...で巨額の研究費を補助し、製造段階で買わされることになるのだろう! 世界各国の新聞を見ると、確かにWHOの危険レベル情報を伝えてはいるが、EU諸国は米国、英国、日本のように一面報道はほどんどない。日本の大マスコミの報道はいつも異常である! 古くは大本営発表しかり、インパール作戦しかり、ガダルカナル作戦しかり、イラク戦争しかり、郵政民営化選挙しかり、そしてこの3月の東京地検特捜部リークによる小沢代表公設秘書問題しかり、北朝鮮ミサイル脅威論しかりである。 しかも、それらの情報操作による世論誘導では、いつも大メディアが政府広報の役割を率先してはたしている。イラク戦争開戦時には朝日新聞の社説が戦争やむなしと煽っていたことは有名な話しだ。 私が知っているインフルエンザ利権疑惑は今回で3回目だが、上記の米国の論考では1976年からずっと繰り返されているという。 いずれの場合も、政府が先導(いや扇動かな)し、大マスコミが大々的に報道し、その対策のための巨額な予算が提案される。 もちろん、杞憂で有ればそれに超したことはないが、どうみても不自然である!! 下は日本軍のインパール作戦を報道する朝日新聞の記事 出典:NHKのBSハイビジョン 「インパール 作戦の生き証人・補給なきコヒマの苦闘」 インパール作戦と朝日新聞の戦争報道 下は北朝鮮ミサイル脅威を煽り立てた裏にある防衛利権。このときも政府と大メディアは連日連夜、騒ぎ立てていた。 北朝鮮ミサイル迎撃騒ぎの裏に防衛利権 |