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いわき市現地調査時の
放射線量について
青山貞一 Teiichi Aoyama
東京都市大学環境情報学部教授
環境総合研究所所長
掲載月日:2011年4月20日
 独立系メディア E−wave


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2011年4月16日から17日、環境総合研究所の青山貞一、池田こみち、鷹取敦の3名は広田次男弁護士、坂本博之弁護士、長瀬弁護士(兄弟)らといわき市を中心に福島県南東部部から南西部にかけ海浜地域、約60kmを現地調査した。

 道中、デジタル放射線検知器で放射線量を計測しながら進んだ。以下は、地点別の放射線量である。測定は鷹取敦が行った。


放射線検知器 撮影 鷹取敦

放射線検知器 撮影 鷹取敦

2台の車での放射線量などのやりとりにはブラックベリー(BB)が使われた
 撮影 鷹取敦

 なお、検知器は、米国製の簡易型放射線検知器(ガイガーカウンタ)DX−2であり、ベータ線、ガンマ線、エックス線を測定できる。

4月16日 午前 南南東の風

●つくば市からいわき市へ

つくば市 約 0.1μSv/h
日立中央パーキングエリア 約 0.2μSv/h
高萩市 0.2〜0.5μSv/h
いわき市・中心部あたり 約0.2μSv/h

●いわき市北上

いわき市久ノ浜 0.2〜1μSv/h
双葉郡広野町、広野町役場ふきん 0.5〜1μSv/h
広野町火力西側 0.5〜1μSv/h

20キロ圏で南下

双葉郡広野町、広野火力南側  最大3μSv/h
双葉郡広野町役場ふきん 0.5〜1μSv/h
いわき市久之浜 0.5μSv/h程度

●豪雨

いわき市四倉漁港  0.1μSv/h
いわき市・中心部に戻る 0.2μSv/h

■4月16日 午後 西北西風

●いわき市南下

いわき市・中心部 0.1〜0.2μSv/h
薄磯 約0.2μSv/h
小名浜へ 0.1〜0.3μSv/h
常磐(ときわ)火力 約0.3μSv/h
大津港 0.1未満

■4月16日 夕方 北西風

●北上

小名浜 約0.4μSv/h
いわき市・中心部 約0.5μSv/h

■4月17日 午前 東南東風 

いわき市中心部 
地上1.2m  約0.2μSv/h
地面 最大1μSv/h