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   東南アジア最後の秘境 ミャンマー

ヤンゴンからマンダレーへ

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda
掲載月日:2016年8月4日
独立系メディア E−wave Tokyo

無断転載禁
(30) 四日目の朝、インヤー湖 (31) アウンサンスーチー氏 (32) ヤンゴンからマンダレーへ  (33) マンダレーの概要と歴史 (34) マンダレーの下町を食べ歩く

◆ヤンゴン最終日の朝

 今日、ヤンゴン三日目の午後一番の国内便(AIR KBZ)で、ヤンゴン空港から次の目的地、マンダレー空港に飛び立ちます。

 そうこうしているうちに一時間弱で空港に到着しました。国内線ロビーはミャンマー各地に向かう人々でごった返していました。

 このときは直接国内線の出発ロビーにつきましたが、国際線と国内線は隣り合わせなので、ロビーの中を歩いて相互に行くことができます。

 ミャンマーの航空キャリアー、すなわち国際線を飛ぶエアーミャンマーのような航空会社はないのですが、日本の1.8倍しか日本南北に広がっている国土を飛ぶ、国内線は多数あります。

 下はヤンゴンからマンダレーに行く国内航空機の便です。私たちは12:30ヤンゴン発、13:55マンダレー着のKB7266便を東京から予約していました。料金は日本円で約14000円もするので、日常物価からしてかなり高額なはずです。

航空会社 便  名 出発時間 到着時間 飛行時間 運航日 経  由 Eチケ 料  金 備  考
エアバガン W9143 6:20 8:25 2:25 毎  日 経  由 可  能 USD*** 運航未定
マンヤダナーポン 7Y131 6:15 8:20 2:05 毎  日 経  由 可  能 USD120 - 124 往復割引あり
エアバガン W9201 7:00 8:25 1:25 毎  日 直  行 可  能 USD*** 運航未定
エアカンボーザ K7232/52 8:00 9:25 1:25 毎  日 直  行 可  能 USD124 - 130 -
エアカンボーザ K7266 8:45 10:45 2:00 毎  日 経  由 可  能 USD124 - 130 -
エアバガン W9151 12:30 13:55 1:25 毎  日 直  行 可  能 USD*** 運航未定
エアカンボーザ K7266 12:30 13:55 1:25 毎  日 直  行 可  能 USD124 - 130 -
エアカンボーザ K7226 13:30 14:55 1:25 月・火・木・土 直  行 可  能 USD124 - 130 -
マンヤダナーポン 7Y241 14:30 16:25 1:55 毎  日 経  由 可  能 USD120 - 124 往復割引あり
エアカンボーザ K7204 18:00 19:25 1:25 毎  日 直  行 可  能 USD81 イブニング割引

 下はヤンゴン空港国内線のエアカンボーザ(KBZ)のチェックインカウンターです。出発一時間前に到着していましたが、チェックインができました。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900   2016-6-3 Yangon

 なお、AIR KBZについては、以下に詳しく紹介されています。たとえ国内15都市を結び、たとえ25分間のフライトでも軽食を提供するとあります。実際、私他のフライトでも軽食が提供されました。

 AIR KBZについて

 下は国内線の待合室です。出発時間15分前ごろになると、バスに乗り込みます。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900   2016-6-3 Yangon

 下が航空機まで行くバスです。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900   2016-6-3 Yangon

 下がマンダレーに行くAIR KBZの双発プロペラの飛行機です。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900   2016-6-3 Yangon


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900   2016-6-3 Yangon

 これがヤンゴン空港のエプロンの遠景です。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900   2016-6-3 Yangon

 下はAIR KBZ機内のセキュリティー情報です。ビルマ語とともに英語がありました。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900   2016-6-3 Yangon

 この後、 定刻にプロペラ機は出発し、無事にマンダレー空港に到着しました。マンダレー空港はダウンタウンから50km近く離れたところに広大な敷地をとっています。将来ここからも海外に直接飛べるようになるでしょう。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900   2016-6-3 Mandalay

 まずはいつものように空港でホテルまでのタクシーを探します。ホテルまでは45kmほどありますが、直ぐに日本円にして1200円のタクシーが見つかり乗り込みました。

 この額は東京で調べた時の最安値に近い値です。45km走って1200円はおそらく日本の1/10以下でしょう。成田から都内の自宅までタクシーを飛ばすと、12000円では到底済まないはずです。


マンダレー空港とマンダレー市街   出典:グーグルマップ


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900   2016-6-3 Mandalay

 空港から30km位までは高速道路が整備されています。両側には牛が放牧されており、所々に金色のパゴダが点在する大草原を走ります。この高速道路を時折100kmを超すスピードで走って行きました。高速料金はなんと30円です。これは日本の1/20以下です。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900   2016-6-3  Mandalay

 高速道路を出て一般道路に入ると、「ようこそマンダレーへ」というサインがあり市街地に入ります。しかし、マンダレーの市街地にはほとんど高層ビルはなく、まるでイラクのバクダッド、アフガニスタンのカブールのような光景が続きます。

 下は市街地に入ってから撮影した写真です。やはりいたるところにパゴダがあります。このあたりはみどりが多いようです。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900   2016-6-3  Mandalay

 一時間ちょっとではホテルに到着しました。ホテルは、マンダレーの王宮近くの住宅地にありました。

 到着早々、ホテルのボーイさんに町の概要を説明してもらい、六日に向かうバガン行きのバスの予約を頼みました。その後、せっかくなので早めの夕食をとるため、町に出るとなんと気温は39℃、突き刺すような強い日差しです。


つづく