東南アジア最後の秘境 ミャンマー マンダレーからバガンへ(1) From Mandalay to Bagan 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 掲載月日:2016年8月4日 独立系メディア E−wave Tokyo 無断転載禁 |
(72) マンダレーからバガンへ(1) (73) マンダレーからバガンへ(2) (74) マンダレーからバガンへ(3) (75) バガンのホテル (76) バガンの位置 翌日、6月5日、今日はマンダレーからバガンへの移動日です。 朝食後、ホテルでチェックアウトし予約したバガン行きのOK社のバスを待ちます。OK社はこのあたりのバスやミニバス、ワンボックスカー、ピックアップバスを取り仕切る大手の運送業者です。 私たちがマンダレーに到着した日、ボーイが部屋まで来て、しつこく周辺への半日、一日旅行を勧めます。また、今後マンダレーからバガンへはどうやって行くのかと聞くので、バスか船、おそらくバスで行くので、ターミナルを教えて欲しいと伝えました。 それならミニバスでホテルからホテルへと、ドア・ツー・ドアで1000円で送ってくれますよといいます。 着いたばかりの私たちでしたが、バス移動を考えていたこともあり、依頼することにしました。 お金も払いましたが、なんとOK社のマンダレーからバガンへのにミニバスによるドア・ツー・ドアは800円と決まっており、後日見たらいろいろなところに書いてあります。つまり、ボーイは1000円ー800円=200円をホテルに内緒に コミッションとして得ていたのです。 まぁ、200円なのでと、目をつむりましたが、この種のことがあちこちにあります。ちなみに、そのボーイは、OK社のミニバスが私たちを迎えに来る今日は都合で休むと言っていました。 ところで、ホテルでミニバスを待っていたらフロアに大きなマンダレーの地図が貼ってあったので近づいて写真を撮って見ました。下がその一部です。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-6-6 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-6-6 ついぞ見たことがない、素晴らしい地図です。こういう地図があるなら、到着時にフロントでくれればと思いますが、地図をよく見ると、マンダレーの市街地には膨大な数の▲印つまり パゴダ(パヤー)があることが分かりました。 日本で調べたとき、パゴダはバガンの専売特許と思っていましたが、その実、ミャンマーの地方都市には、このようにものすごい数のパゴダがあったのです。もちろん、一昨日訪問したパゴダのように一カ所に729個ものパゴダがあることもあるので、おそらくマンダレー市内には全部で数1000の大小数々のパゴダがあると思います。 さらによく見ると、フロントには数々の伝統工芸品が展示されていました。以下に3点ほど写真を紹介します。 マンダレーに限らずミャンマーの木彫や漆塗りの伝統工芸や絵画などの技術品は、秀逸なものが多く、現在のところ、市場経済の波に洗われておらず、よく探すと非常にリーズナブルで稀有な作品があるようです。 これらの多くは仏教関連の木彫や建築物の装飾工芸からきているものが多いように感じます。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-6-6 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-6-6 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2016-6-6 そうこうしているうちに、OK社のミニバスが到着しました。 つづく |