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メアリー・ステュアートの足跡を追って
スコットランド
2200km走破


パース1

Perth 1

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda
2018年12月10日公開予定
独立系メディア E-Wave Tokyo 無断転載禁


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パース1   パース2   パース博物館   バルハウジー城   
スクーン(スコーン)城   スクーン(スコーン)の石   ニュートンモア
ロッホイクリック1   ロッホ・イムリック2   ロッホイクリック3  
インヴァネス1  インヴァネス2


 私たちは、この日、スターリングからセントアンドリュースに行き、その後ダンティーを通りパース(Perth)に向かいました。
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 最初の2枚はスコットランドの旧首都、パース(Perth)の中心部で撮影した写真です。パース(Perth)は米国、カナダ、オーストラリアなど世界各地にありますが、スコットランドのパースがオリジナルであり本物(笑)です。

 この町には人間のストリートファニチャーがたくさんありました。他の都市では、スロバキアの首都、ブラスチラバが有名です。それこそそこいらじゅうにあります(笑)。
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 パースの人口は現在約44,000人。13世紀から15世紀までスコットランド王国の首都でした。この時代はかのウイルリアム・ウォレスがスコットランドの歴史上初めてイングランドとの戦いに勝利した時代であり、さらに追い打ちをかけるようにロバート・ブルース王がイングランドに勝利し、スコットランドが独立を果たした年代です。悲劇の女王、メアリースチュアートが誕生するのは16世紀の半ばです。
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 パースは、スコットランド全体のほぼ中心にあり、落ちついた古都といった感じで多数のカソリックやプロテスタント系の英国国教の教会があります。3枚目の写真のように高い建物はほとんどなく、一方道幅が広く開けた感じの町です。
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 ここには現在のエジンバラやグラスゴーにはない古い時代の落ち着いたすばらしいスコットランドの街並みがあります。
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 パースでは、幾つもの教会のミサに参加したあと、中心部にある古い美術・博物館に立ち寄りました。小さな美術・博物館ですが、ありとあらゆる文物が展示されており、ヤマネコのはく製までありました。
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 この日は、パースを後に今なおスコットランド気質が色濃く残るハイランドのニュートンモアまで行き、ハイランダー・ホテルに宿泊しました。

 現在パースといえば、オーストラリアのパースが有名ですが、もともとパースと言えばスコットランドのパースが本家です。私たちはセント・アンドリュースを視察後、ダンディーを通り、パースに向いました。

 パースは、かつてスコットランドの首都だった町です。パースのメインストリートを歩き、教会を視察した後、メインストリート沿いにあった、パースの博物館に入りました。小さい博物館でしたが、なかなか展示物は素晴らしいものばかりでした。

 またメインストリートでは、少年による路上のバクパイプ演奏があり、しばし、足を止めて聞き入りました。


 本稿の参考、出典は主に 英文Wikipedia 及び 英文Wikimedia Commonsです。


◆パース(Perth)の概要


ティ川がパース市内を流れている
Source:Wikimedia Commons


スコットランド、パース、テイ川の眺め。概ね1890〜1900年頃。
Source:Wikimedia Commons


パース市の紋章
Source:Wikimedia Commons



パースの位置  グーグルマップ 

 ※ パース中心市街地の360度パノラマ

 ※ パースカテドラル周辺の360度パノラマ

 パースは コットランド中部の都市で、テイ川のほとりに位置しています。以下はパースの概要です。

・人口:47,180人(2012年推計)、郊外を除く
・カウンシル・エリア(council area):パース及びキンロス・
ルーテナンシー・エリア(Lieutenancy area):パース及びキンロス
 ※王の代官たる地方長官 (lord-lieutenant) の管轄区域

・カウンティー:スコットランド
・主権国家:連合王国、英国
・郵便本局:パース
・警 察:スコットランド人
・消 防:スコットランド人
・救 急:スコットランド人
・EU議会:スコットランド
UK議会:パースシャー北
・パースシャー南
・キンロスシャー


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