第4回 アマルフィ海岸自治体の持続可能性基礎調査 2013-6 A Survey on Sustainability of Costiera Amalfitana Comune ポンペイのロザリオの聖母の巡礼聖堂1 Chiesa di Nostra Signora del Rosario a Pompei 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 2020年11月30日 独立系メディア E-wave Tokyo |
<ヴェスヴィオ総合メニュー> ロザリオ聖母の巡礼聖堂1 ロザリオ聖母の巡礼聖堂2 ロザリオ聖母の巡礼聖堂3 ロザリオ聖母の巡礼聖堂4 ロザリオ聖母の巡礼聖堂5 ロザリオ聖母の巡礼聖堂6 本稿の解説文は、現地調査に基づく解説、写真撮影に加え、Wikipediaのイタリア語版を中心に英語版からの翻訳及び日本語版を使用しています。また写真は現地撮影分以外にWikimedlia Commons、さらに地図はグーグルマップ、グーグルストリートビューを使用しています。その他の引用に際しては、その都度引用名をつけています。 アマルフィの位置 ポンペイの紋章 イタリア国旗 ◆ポンペイのロザリオの聖母の巡礼聖堂1(Pompei) 2013年6月4日午前 ポンペイのロザリオの聖母の巡礼聖堂 Source:Wikimedia Commons CC BY-SA 3.0, Collegamento ポンペイは、西暦79年に起きたヴェスビオ火山の大噴火により、たちどころに町全体が灰の下に埋まってしまったことで有名であり、世界遺産となっています。 私達は2008年の第一回調査でポンペイを訪問し、詳細な報告を出していますので、以下をご覧下さい。また2013年6月の踏査では、ポンペイ市を現地視察しており、その一環として、ヴェスヴィオ(火山)博物館やポンペイのロザリオの聖母の巡礼聖堂を訪れました。 本稿は、下の写真にありますポンペイのロザリオの聖母の巡礼聖堂の地上80mの鐘楼に登り、その上からポンペイの町を一望することができ、動画も撮影しています。 ポンペイのロザリオの聖母の巡礼聖堂にて 撮影:青山貞一 Digital Camera Coolpix S8 2013-6-4 ポンペイのロザリオの聖母の巡礼聖堂にて 撮影:青山貞一 Digital Camera Coolpix S8 2013-6-4 ロザリオの聖母の巡礼聖堂の鐘楼 ポンペイ (トリップアドバイザー提供) ロザリオの聖母の巡礼聖堂ポンペイ大聖堂の教会の塔に上るのは有料です。一人2ユーロで、教会の売店で切符を購入すると、エレベータを運転する係のおじいさんがやってきて同乗し、案内してくれます。 おじさんは教会の鐘は4トンあると教えてくれました。塔の高さは80mもあり、パノラマが美しいと。そして、「今日はヴェスビオス火山が雲の帽子をかぶっているね」と親しげに話していたのが印象的でした。 以下に撮影した写真や動画の一部をお見せします。あいにくこの日の午前は曇天で美しい空の色はありません。遠くに見える雲に隠れているのがヴェスビオ山です。また左側のみどりの部分がポンペイ遺跡の一部です。 ポンペイ大聖堂(ポンペイのロザリオの聖母の巡礼聖堂) の鐘楼から見たポンペイ遺跡とヴェスビオ山 撮影:青山貞一 Digital Camera Coolpix S8 2013-6-4 下の動画はポンペイのロザリオの聖母の巡礼聖堂の隣にある80m高の鐘楼から撮影したパノラマです。 動画撮影:青山貞一 Victor HD ビデオカメラ GZ-256E 2013-6-4 下は至言79年に起きた有名なヴェスビオ噴火のイメージ図です。美しいポンペイはこれにより廃墟となり、多くの市民が犠牲となりました。 ヴェスヴィオス大噴火のイメージ Source:Da Wikipedia, l'enciclopedia libera. 下はポンペイのロザリオの聖母の巡礼聖堂の鐘楼からみたポンペイ遺跡の全貌です。上図のポンペイの町は、まさに跡形もなくなっています。 ポンペイ大聖堂の鐘楼から見たポンペイ遺跡 撮影:青山貞一 Digital Camera Coolpix S8 2013-6-4 もし、79年の大噴火が無ければ、下のように見えるはずです。 遠くに見える双峰の山がヴェスビオ火山です。 今回は、ポンペイ市にあるヴェスビオ博物館にも寄り、地質学からみたヴェスビオ山を現地で学ぶことができました。私達がポンペイにこだわる理由のひとつは、環境総合研究所の別荘が日本の大火山、浅間山の麓にあるからです。天明の浅間山の大噴火では多くの鎌原地域の住民が犠牲となっています。 ヴェスヴィオとポンペイ遺跡 資料画像出典 ポンペイのロザリオの聖母の巡礼聖堂その2につづく |