人口ピラミッドから見える
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(1)序論 (2)富士山型 (3)釣り鐘型 (4)砲弾型 (5)航空管制型 (6)中東特別型 (7)日本の消費高齢化の現状と将来 (8)世界の人口問題と持続可能性 以下の図は、いわゆる世界の人口ピラミッド(1950〜2100年)です。 この人口ピラミッドでは、縦軸に5年の年齢区分でみた人口割合、横軸には当該年齢区分ごとの男女の人口割合が示されています。下図は2017年次のデータでつくられています。以下の人口ピラミッドでは、一番下がゼロ歳、一番上が100歳以上となっています。 2017年の世界人口は、75億1,528万4153人となっています。 出典:人口ピラミッド(1950〜2100年) 次に以下は、上記のデータを2017年だけでなく、1950年から2017年まで、さらに外挿法を使い2100年までの人口を示しています。世界全体の2100年の人口は、約112億人と推計されています。 出典:人口ピラミッド(1950〜2100年) ◆人口ピラミッドの主な類型(タイプ) 次は、世界各国の人口ピラミッドですが、事前に調べてみると、大別して<富士山型>、<釣り鐘型>、<砲弾型>さらに<航空管制塔型>の4つあることがわかりました。<航空管制塔型>の代表例は、日本ですが、これはひとことで言えば、少子高齢化により空港の航空管制塔のような形をしているのが特徴です。 さらに、それ以外に中東諸国には、ある年齢区分の男性だけが突出して多いものがありました。ここではとりあえず<中東特別型>とでもしておきます。 以下に典型例とその特徴、将来傾向について概要を述べます。 ●<富士山型> 人口ピラミッド 【将来人口 2100/2017】 大幅増 アフリカ諸国に多い単純増加型の人口ピラミッドです。その結果、将来人口は右図のように単純に増加してゆきます。パキスタン、パレスチナ、フィリピン、ラオス、イスラエルもこれに含まれますが、フィリピン、ラオス、イスラエルなどは富士山型と釣り鐘型の中間になっています。 ●<釣り鐘型> 人口ピラミッド 【将来人口 2100/2017】 微減〜減 釣り鐘型はインド、中国に象徴される形で、一旦、人口が大きく増加し、その後、減少してゆくタイプです。このタイプにはオランダ、ポルトガル、スペインなど欧州の古い国々も含まれます。アジアでは東南アジア諸国がこれに含まれます。また南米諸国もこれに含まれます。シンガポールは、釣り鐘型と航空管制塔タイプの中間と言えます。 ●<砲弾型> 人口ピラミッド 【将来人口 2100/2017】 微増〜増 これはゆっくりと人口が増えてゆくタイプで、フランス以外に、米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどの移民でできた国、移民を受け入れている国に多いタイプです。また、北欧諸国、オセアニア諸国、カリブ海諸国もこれに含まれます。 ●<航空管制塔型> 人口ピラミッド 【将来人口 2100/2017】 減〜大幅減 このタイプは、日本が一番顕著であり、著しい少子高齢化が原因となっています。日本がその代表例で世界で少子高齢化が一番顕著です。その他としては、ドイツ、イタリア、イラン、東欧のウクライナ、ロシア、ハンガリー、ポーランド、チェコ、スロバキア、ブルガリアなどとともに、バルト三国、キューバ、ギリシャ、韓国が含まれます。さらに、欧州全体もこのタイプに含まれますが、日本、東欧ほど顕著ではありません。 ●<中東特別型> 【将来人口 2100/2017】 増〜大幅増 この中東特別型は、ある年齢区分の男性だけが突出して多いのが特徴で、ある年齢から年齢までの男性を移民で受け入れている中東の諸国です。 (1)序論 (2)富士山型 (3)釣り鐘型 (4)砲弾型 (5)航空管制型 (6)中東特別型 (7)日本の消費高齢化の現状と将来 (8)世界の人口問題と持続可能性 |