厳寒のロシア2大都市短訪 聖イサク大聖堂 1818 - 1858 外装・外観 St' Issac Cathedral Technologies 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 掲載月日:2017年5月30日 独立系メディア E-wave Tokyo 無断転載禁 |
ロシア短訪・総目次に戻る ・聖イサク大聖堂 概要 歴史 外装・外観 ドーム 建築設計 建築技術 内装 イコン 展望台 ◆サンクトペテルブルグ(Saint Petersburg) サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群 ◆聖イサク大聖堂の外装・外観 外装 Exterio 概要 聖イサク大聖堂は、従来のギリシャ十字の平面プラン、中央部に巨大ドーム、四方に小ドームを配置するロシア・ビザンチン建築様式を基本に、新古典主義様式によるファザードで建設されました。 外観に関しては、イタリアの建築家アンドレア・パラーディオの設計によるヴィラ・アルメリコ・カプラと類似が指摘されています。 イタリアの建築家アンドレア・パラーディオの設計によるヴィラ・アルメリコ・カプラ Source:Wikimedia Commons Philip Schäfer - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる 外装 詳細 聖イサク大聖堂は、ネオクラシック調の外装はギリシャ正教の基本設計にもとづく、伝統的なロシア-ビザンチン形式となっており、大きな中央礼拝堂(ドーム)と四つの副礼拝堂から構成されています。 この形式は、ルネッサンス建築の巨匠アンドレア・パッラーディオの別荘であるVilla La Rotonda(ロトンダ荘。上の写真参照)に似た形式で、建物の中央のソーサードーム(カップの受け皿形の丸天井)の代わりに高いドラム形のフルドーム(全天型ドーム)が設えられています。 大聖堂全体及びドームのデザインは、後に、アメリカ合衆国の国会議事堂(キャピトル)のドームや、ウィスコンシン州マディソンの州議事堂のドーム、また、ヘルシンキのルーテル大聖堂の設計に大きな影響を及ぼしました。 外観は灰色とピンクの石で覆われており、コリント式の神殿に見られるような合計112の赤い花崗岩の石柱があり、それらはそれぞれ独立したブロックとして別々に切り出され、立てられたものです。 地上で48本、上部のドーム(丸屋根建造物)の円形柱で24本、脇にある4つドーム(副ドーム)の8本、および、4つの窓それぞれを縁取る2本を含んでいます。 聖イサク大聖堂の設計図(平面j図) Source:Wikimedia Commons パブリック・ドメイン, リンク 外観 以下は聖イサク大聖堂の外観です。 遠景、近景、時刻など、いろいろな条件で聖イサク大聖堂を撮影しています。 48本の石柱によって立つ大聖堂の堂々たる外観です。 サンクトペテルブルグにある聖イサク大聖堂 Source:Wikimedia Commons By Dezidor - Self-photographed, CC BY 3.0, Link ネヴァ川の対岸から見た聖イサク大聖堂 Source:Wikimedia Commons 7月の真夜中におけるSowjetskaja HotelからSt. Nicholas Cathedralへの眺め。 背景に聖イサク大聖堂と聖ペテロ大聖堂の塔が見えます。 Source:Wikimedia Commons 下は夕暮れの聖イサク大聖堂です。これから本格的にライトアップされる大聖堂です。それにしてもすばらしい石柱群です。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2017-2 聖イサアク大聖堂 48本の石柱があります Source:Wikimedia Commons Ivan Smelov - http://ivan-smelov.livejournal.com, CC 表示-継承 3.0, リンクによる ネヴァ河対岸からの聖イサク大聖堂の景観。サンクトペテルブルク。ロシア。 Source:Wikimedia Commons 下は夕暮れ近いサンクトペテルブルグの聖イサク大聖堂の前の池田こみち。左にある大聖堂の石柱は全部で48本もあります。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2017-2 以下もご覧ください! ※ 聖イサアク大聖堂を有名にしたのは ロシアNOW サンクトペテルブルクの最も美しい大聖堂の一つが、正教会に返される つづく |