ウズベキスタン現地予備調査 ブハラの概要 Bukhara Overview 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 掲載月日:2015年3月7日 独立系メディア E−wave Tokyo 無断転載禁 |
ウズベキスタンの国章 ウズベキスタンの国旗 ブハラハーン国ブハラ・アミールの国旗 <全体メニュー・中央アジア> 旅行計画 入国審査 ホテル周辺 ブハラの概要 ブハラの歴史 以下は先ほどお見せしたウズベキスタン西部にありますかつてのブハラハーンの中心地、ブハラの中心市街地の地図です。 宿泊先ホテルは、上述のように世界遺産ブハラ・歴史地区の中心にあります。モスク、メドレセ、マーケット、それにブハラハーンの拠点となったアルク城などは近くにあります。 出典:現地で入手した地図 ここで「ブハラの概要そして歴史」について紹介しておきます。出典は主にWikipedia です。 ◆ブハラの概要について ブハラ(ウズベク語: Buxoro、英語:Bukhara)は、ウズベキスタンの都市でブハラ州の州都です。 ザラフシャン川下流域に古代より栄えたオアシス都市で、1993年には、旧市街地がユネスコの世界遺産に登録されています。人口は約23万7千人(1995年)です。 ブハラ州の州都ブハラのは、下の地図にあるように、中央南部、トルクメニスタンとの国境沿いにあります。 ブハラは、ザラフシャン川下流域のオアシス地帯に位置し、ブハラ州の州都です。約220キロ東にサマルカンド、450キロ北東にウズベキスタンの首都タシュケントが位置しています。約85キロほど南西がトルクメニスタンとの国境であり、トルクメニスタンのテュルクメナバートは約100キロ南西です。さらに北西には、古都のヒバやウルゲンチがあります。 ウズベキスタン全図とブハラの位置 ブハラの産業は、天然ガスを産出するほか、繊維、絨毯などの生産でも知られています。旧市街地が世界遺産に登録されて以降は観光産業にも力を入れています。 そのブハラは古代からサマルカンドと並びソグディアナの中心都市であり、イスラーム時代以降、特にサーマーン朝の首都となってからもイラン・中央アジアにおける最も重要な都市のひとつでした。 また近代でも20世紀の初頭までブハラ・アミール国(ブハラ・ハーン国)の首都が置かれ、西トルキスタンにおける政治・文化の中心都市でした。
特にサーマーン朝にはじまる近世ペルシア語文学の発信源としてこの都市が残した足跡は大きく、シャイバーニー朝やジャーン朝ではブハラの宮廷でペルシア語に加え、チャガタイ語文芸運動を隆盛させその中心都市としても発展しました。 このような歴史背景から、現在は住民の大多数が民族籍上ウズベク人とされているものの、住民の間ではペルシア語系のタジク語が広く話され、タジク人としてのアイデンティティを有する者も数多く存在する複雑な民族構成をもっています。 なお、以下はウズベキスタン航空の公式Webに掲載されているブハラの概要です。
なお、ブハラの人口は古いデータですが、1999年現在、市域で 237,900人となっています。ブハラは1993年にブハラ歴史地区が文化遺産として世界遺産に登録されています。 ブハラの年間の気温を以下に示します。今回私達が出かけたのは、2月下旬から3月上旬です。以下の表を見るとブハラの2〜3月の気温は非常に低くなっていますが、現地で体感した気温はそれほど寒くはなく、東京とそれほど変わらないものでした。 ブハラの年間気温 出典:Wikipedia ただし、ブハラは典型的な大陸性気候にあり、昼夜の温度差は大きく、ブハラ付近の砂漠地帯では夏に最高気温49℃、一方、冬には最低気温-32℃が観測されたこともあります。 つづく |