ウズベキスタン現地予備調査 ミル・アラブ・メドレセ at Mir Arab Madrasasi 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 掲載月日:2015年3月7日 独立系メディア E−wave Tokyo 無断転載禁 |
<全体メニュー・中央アジア> タキ アブドゥールアジズ・ハン・メドレセ ウルグ・ベグ・メドレセ カラーン・モスク カラーン・ミナレット ミル・アラブ・メドレセ ◆ミル・アラブ・メドレセ ミル・アラブ・メドレセは16世紀に建設された古都ブハラで最も優れたメドレセのひとつといえます。 ミル・アラブ・メドレセは秀逸な建築様式そして彫刻、装飾が見ることができ、人々を魅了します。 ウズベキスタンの都市では、どこも過去に破壊された歴史と経験を持っていますが、ミル・アラブ・メドレセは、今でも往事の姿で見ることができます。 ミル・アラブ・メドレセは、ソ連時代でも開校が認められていた神学校のひとつであり、ティムール廟を調査のため開封した直後にナチス・ドイツのソ連侵攻が勃発したことから、ナチス・ドイツの侵攻に恐怖を抱いたスターリンによってメドレセの存続が認められたという話も残っています。 このミル・アラブ・メドレセは、もともとはイエメンから来た聖者が建てたといわれています。 ミル・アラブ・メドレセ 出典:Wikipedia 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 2015-2-25 以下は26日の朝に移したカラーンミナレットとミル・アラブ・メドレセです。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-26 ミル・アラブ・メドレセの隣には19〜20世紀にかけて建設されたアミール・アリム・ハーン・メドレセが建っています。 このメドレセは1924年以来、図書館としても利用されており、「高貴なるブハラ」として多くの図書所蔵とともに、常に人類の英知の中心であり続けていると言えます。 永年大学で図書館長をしてきた青山にとって、ミル・アラブ・メドレセは貴重な訪問場所でもあります。こんなにすばらしい図書館はおそらく世界広しといえ他に存在しないのではないかと思えます。 今回の訪問では、残念ながらその、ミル・アラブ・メドレセ(図書館)で神学生向けの講義が行われている最中と言うこともあり、内部には入れませんでした。 下はカラーンモスク内から見たミル・アラブ・メドレセの青色ドームです。前の木がないと、ミル・アラブ・メドレセとうり二つになります。 カラーン・モスクの中庭から見たミル・アラブ・メドレセのブルーの塔 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-25
下の写真はホテルからミル・アラブ・メドレセに行く途中に撮影したものです。ミル・アラブ・メドレセの施設の側面で修復工事が行われていました。 先の写真は池田が撮影したものですが、以下は青山が撮影したものです。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-25 下も同じくミル・アラブ・メドレセの修復工事の一部を撮影した写真です。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-25 つづく |