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上州みなかみ町、自然と歴史短訪

一ノ倉沢
Ichinokurasawa, Tanigawa-dake
in Minakami Town Gunma pref.

青山貞一・池田こみち
 独立系メディア E-wave Tokyo 2022年7月26日
 

一ノ倉沢1   一ノ倉沢2   一ノ倉沢3   一ノ倉沢4   一ノ倉沢5


 9時30分、電気バスは谷川岳のロープウェー駅を出発し、一路、マチガ沢経由で一ノ倉沢の出会いに向かった。以下にルートを再掲する。


電気バスのルート
出典:グーグルマップ



撮影:青山貞一  Nikon Coolpix S9900 2022年7月26日



撮影:池田こみち  Nikon Coolpix S9900 2022年7月26日

 この辺りにはブナが多く見られ、水源涵養の機能を果たしている。最も古いブナは樹齢200年以上のものもあるとのこと。ブナの実はクマたちの貴重な食料となっている。


撮影:池田こみち  Nikon Coolpix S9900 2022年7月26日


一ノ倉沢付近の地形図
出典:グーグルマップの地形図

 電気バスは、マチガ沢で一時停止。乗客は一旦バスから降りて、谷川岳の山頂を撮影し、すぐにバスに乗り込んだ。この日は雲も多い変わりやすい天候だったが、幸い、谷川岳の山頂(通称猫の耳と言われる二つの山頂)のひとつトマノ耳をちらっと見ることができた。

 この辺りの標高は、上の地形図で見ると、せいぜい900m程度で、まだ森林限界にはなく、291号線沿いを走る電気バスバスからは、それなりに森林が見える。北軽井沢にある私達の保養所がある辺りは、1000~1100mの標高にあるが、森林限界以前で高木が沢山生息している。

 ※注)森林限界
  森林限界は環境によって高木が育たずに森林を形成する
  ことができない境界線のことを指す。 高緯度地方や高山の
  ような場所で樹木の育成にかかわる山の環境下が「低温」
  や「乾燥」「過剰な水分」「硫黄」「超塩基性土壌」などに影響
  されると境界が発生し、森林限界が線上に現れる。



撮影:青山貞一  Nikon Coolpix S9900 2022年7月26日


撮影:青山貞一  Nikon Coolpix S9900 2022年7月26日

 そして一ノ倉沢の出会いに到着。

 背後の施設は、一ノ倉沢の出会いトイレ。


撮影:青山貞一  Nikon Coolpix S9900 2022年7月26日

 以下の太陽光パネルは、おそらくトイレの浄化槽用ブロアーの電源用のはず。


撮影:青山貞一  Nikon Coolpix S9900 2022年7月26日


4へつづく