TBS「世界遺産」400回記念おめでとう! 青山 貞一 掲載日:2004.5.10 |
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TBSが毎週日曜日の深夜、ソニーのスポンサーシップで放映している「世界遺産」が2004年5月23日で400回目を迎えることになると言う。 私はこの番組が好きでかかさず見てきた。 「世界遺産」は、現在世界中に754点もあるそうだ。そのうち日本には11カ所、正確に勘定したことはないが、おそらく今までにかなりの数の世界遺産を見てきた。最近は「世界遺産」の宝庫、EU諸国に行く機会が多い。知らずのうちに世界遺産と接している。 TBSの「世界遺産」は、まだ見ぬ世界遺産であれ、現地に行った世界遺産であれ、多くの感銘と感動を与えてくれた。 放映400回目の世界遺産は、フランスのモンサンミッシェルとのことだ。ぜひ見てみたい。 ※TBSでは、「あなたが撮った世界遺産」を募集している。 私の場合、観光でゆっくり世界遺産を見ることなどない。どうしても国際学会や会議など仕事で世界遺産の現地の近くに行ったときに出会うことが多い。 2001年9月11日、私たちは国際ダイオキシン会議が韓国であり、慶州(キョンジュ)にいた。この慶州は韓国の奈良と言われる古都だ。多数の歴史的資産、遺産がある。 韓国の世界遺産、慶州 一昨年の夏(2002年8月)、国際ダイオキシン会議がバルセロナであった。このときは何と、台北、バンコック、オーストリア、チェコ経由でスペインのバルセロナに入った。その、行く先々で世界遺産と遭遇した。 チェコ最大の世界遺産、プラハ城 ◆以下は欧州紀行コラム
ホーエンザルツブルグ城からみた旧市街 以下の写真は、国際居住年(ハビタット)の国連会議で8年前、トルコのイスタンブール(上)とカッパドキア(下)に行ったときのものだ。カッパドキアではまる2日間現地に滞在し、じっくりギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群を見ることができた。 写真:上はイスタンブール市街、下はギョレメ国立公園 世界遺産の現地でお金に糸目を付けなければセスナ機などをチャーターし空から見ることも可能だ。 TBSの「世界遺産」の大きな特徴は、空から世界遺産を見る、空撮にある。空からゆっくり、ゆったりと時空を超えてと見る世界遺産は特に格別である。 私自身も大学の研究室でデジタルハイビジョンムービーカメラを2台入れ、将来のためにここはと言う場所では、ハイビジョンモードで映像撮影をはじめた。TBSの400回記念では、最新鋭のシネフレックスと言う空撮技術と設備で大きな感動、それも「失神するほどの感動」を視聴者に与えてくれるそうだ。 |