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メアリー・ステュアートの足跡を追って
スコットランド
2200km走破

王冠広場と王宮
Crown Square and Palace

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda
2018年12月10日公開予定
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国立戦争博物館

◆王冠広場と王宮(Crown Square and Palace)

王冠広場

 王宮庭園(パレス・ヤード)としても知られている王冠広場(クラウン・スクエア)は、15世紀のジェームス3世の治世の間、エディンバラ城の中庭として建てられました。

 1430年代、エディンバラ城は岩山に建てられた一連の大きな石造の建築物によってその基盤が形成されました。

 これらの建築物は19世紀には州の刑務所として使われ、重要な囚人が収容されていました。

 この王冠広場には、東に王宮、南にグレイトホール、西にアンネ・クイーン・ビル、北に国立戦争記念館が建っています。

 以下は王冠広場を示した図です。周りを石造りの建物で囲まれた中庭が王冠広場です。


出典:エディンバラ城の地図


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8


王宮


王冠広場に立つ王宮
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8

 上図の左下、また上の写真にある王宮は、ステュワート王朝の住居だった元王宮のアパートで構成されています。

 王宮はジェームス4世の治世の15世紀中頃に始まりました。当初はデヴィッドの塔(David's Tower)と行き来ができていました。

 王宮の建物は、1617年に王と王女のためのアパートが建てられたとき、ジェームズ6世が城を訪れることができるよう広範囲に改装されました。グラウンドの床には、現在王の晩餐室(King's Dining Room)と呼ばれるLaich(低)ホールと、1566年6月にスコットランド女王のメアリーの部屋と呼ばれる小さな部屋があります。

 塗装された天井などの装飾が1617年に追加されています。1階には、1615年に建てられたアーチ型の王冠の部屋(クラウン・ルーム)があります。王冠の部屋には、王冠、笏、剣などがあります。

 スコットランド君主たちが伝統的に戴冠したスコーンの石は、1996年にスコットランドに戻されて以来、王冠の部屋に保管されています。王宮の南には、1540年代に建てられた書庫があります。


 以下は王宮のジェームス6世を生んだメアリーの部屋と掲載されていた絵画、写真です。


メアリーの部屋にあった紋章
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8


メアリーの部屋にあった紋章
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8


メアリー女王の立像。上末が180cm以上あったという
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8

 下はメアリーの子、ジェームス6世。


メアリーの子、ジェームス六世
撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8


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