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2万円切るWindows8タブレットと
原発事故時シミュレーション

青山貞一 Teiichi Aoyama
掲載月日:2014年12月3日  
独立系メディア E−wave

無断転載禁

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2万円を切るWindosw8タブレットの出現は、さまざまなところに新たな利用に道が開けるはずだ。アップルのスマホのiPoneやアンドロイド系スマホでは、OSが異なるので、現時点で組み込めないシステムが見かけはスマホに酷似しているドスパラのタブレットがWindows8.1で稼働するパソコンであるが故に可能となる。

 たとえば、私達、環境総合研究所(東京都目黒区)が研究開発し、すでに全国各地の原発事故に対応し地形を考慮して放射性物質の拡散を3次元シミュレーションするシステム、Super Air 3Dnppを今後、Windosw8タブレットに組み込むことが可能となる。

 実際、研究所では、今週から実験的に組み込むための基礎的研究に着手した。


Windosw8タブレットの具体的使用方法2

 ところで、このパスドラの超リーズナブルなタブレットマシンは、以下にイメージを示すように超高度な利用が可能になると期待している。

 その主たる理由は、このタブレットはれっきとしたWindows8.1マシンであるからである。しかも、デスクトップパソコンやノートパソコンのOSとなっているWindows8の機能をフルに装備しているからだ。マイクロソフト社は現在、この

 以下は、環境総合研究所(東京都目黒区)が研究開発した原子力発電所が事故を起こした場合、放射性物質がどこに飛ぶか(拡散するか)、それも山や谷などの地形を考慮した3次元流体シミュレーションのシステムをインストールした場合のイメージを示している。

 
タブレットPCを用いた原発事故時3次元流体シミュレーション例
出典:青山貞一、環境総合研究所(東京都目黒区) 

 これが可能になると、常時携帯することで万一原発事故が起きた場合、アメダスなどにより刻々変わる風向、風速などの気象データに対応した放射性物質の拡散状況が外出先、車の中などでも的確に把握することが可能となる。

 下は2011年、パソコン版SPEEDIを開発する際にイメージした原子力発電所事故時放射性物質3次元流体システムによる拡散シミュレーションシステム利用イメージである。

 このパソコンSPEEDIシステムは、従来主としてパソコンでの使用を前提としてきた。

 しかし、実際の利用は、原発近くにいるひとびとが自宅、勤務先、自転車、自動車、農業従事などさまざまな状況下でシミュレーション情報を得ることが理想となる。

 原発から30kmまでの範囲(UPZ)はもとより100km離れた場所での利用も重要である。

 もし、今回のパスドラのタブレットにより拡散シミュレーション情報を受信することができれば、避難活動に有効に役立てられる可能性がでてくると言える。


出典:環境総合研究所(東京都目黒区) 

 
出典:環境総合研究所(東京都目黒区) 
 
 以下は環境総合研究所のパソコンによるSPEEDIの研究開発の背景についての動画。


青山貞一:パソコンでSPEEDI〜研究開発の背景


3)へつつく


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<参考>
 本論はドスパラ社のWindows8.1タブレット(本体19980円、税込)を想定しますが、Windows8.1タブレットの類似品には以下のように多数存在しています。以下の旗手はいずれもWindows8.1タブレットです。