パソコンによる環境情報システムのさきがけ環境総合研究所のSuperシリーズ 2023/07/19更新
環境総合研究所
Super シリーズ
Superシリーズ
共通仕様
工場・事業所・建設工事騒音予測
Super NOISE(P)
道路交通騒音予測
Super NOISE(H)
風力発電(騒音・景観・日照)予測
Super NOISE(W)
固定発生源大気拡散予測
Super AIR
自動車排ガス大気拡散予測
Super HIWAY
太陽光発電施設反射光予測
Super SOLAR
Superシリーズ更新情報
機能追加・新モデル

建設機械降下ばいじん予測
Super DUST(P)
資材・機械運搬車両降下ばいじん予測
Super DUST(H)
時系列データ・2次元スプライン・GIS
Super SPLINE/GIS
建設機械・工事振動予測
Super VIB(P)
道路交通振動予測
Super VIB(H)
風環境シミュレーション調査
環境シミュレーション計算サービス
建設機械・工事振動予測システム Super VIB(P) 環境アセスメントマニュアル標準モデル

Super シリーズ共通の情報(主な仕様・便利な諸機能・データ相互活用・動作環境・サポート体制・計算サービス等)はこちらをクリックしてください

Super VIB(P)とは

 建設機械・工事等による振動予測・評価を標準モデルを用いて簡単に行えます。

 基準点振動レベル、基準点からの距離、幾何減衰定数、地盤減衰定数・内部減衰係数等を考慮します。統計式による計算、防振壁の影響をユーザー自身によって設定した係数によって考慮する独自式等、標準モデル以外の計算も可能です。

 

予測モデルの概要

道路環境影響評価の技術手法(平成24年度版)
  • 道路事業の環境アセスメントのためのマニュアルで、建設機械の稼働による振動予測モデルも示されています。
  • 次式で予測点における振動レベルを計算します。

    L(r) = L(r0) - 15 log10 (r / r0) - 8.68α (r - r0)
     L(r):予測点における振動レベル[dB]
     L(r0):基準点における振動レベル[dB]
     r0:基準点までの距離 =5m
     α:内部減衰係数
     r:振動源-予測点距離[m]


あんな発破 こんな発破 発破事例集
  • 発破に関する各種予測モデルを計算した資料です。
  • 次式で予測点における振動レベルを計算します。

    VL = 20 log10 V + 83
    V = K × Wm × Dn
     VL:振動レベル[dB]
     V:変位速度[cm/s]
     K:発破条件、岩盤特性等の係数
     W:段あたりの薬量[kg]
     D:発破場所からの距離[m]

  • Super VIB(P)では振動レベル[dB]と変位速度[cm/s]を切り替えて表示できます。
  • 係数m, nは入力画面に参考値が示されています。

距離減衰(統計式)
  • Super VIB(P) ユーザーが測定値から独自に作成した次式で計算したいという要望に対応したモデルです。

    L(r) = A log10 (r) + B
     r:振動源-予測点距離[m]

  • 係数A, Bを設定できます。
  • 環境アセスメントでは用いられておりません。

防振壁(統計式)
  • Super VIB(P) ユーザーが測定値から独自に作成した次式で計算したいという要望に対応したモデルです。

    ΔL = A log10 (R) + B
     ΔL:防振効果[dB]
     R:防振壁-予測点距離[m]、Rmin < R < Rmax

  • 係数A, Bを設定できます。
  • 一般には用いられておりません。

振動予測で考慮される要素

振動源
  • 点振動源
    • マウスでクリックして振動源(建設工事の位置、発破の位置)の座標を入力します。

    • 振動源を点として距離減衰を計算する一般的な予測方法です。

  • 面振動源
    • マウスでクリックして多角形として振動源の範囲を入力します。

    • 面源全体が振動している前提(騒音のユニットと同じ考え)の計算ができます。(独自拡張)

    • 面源を点振動源の移動範囲と考え、予測地点に最も近い点振動源による計算ができます。振動レベルが最も大きい条件(建設機械が近づいた条件)による予測が行えます。点振動源から予測地点に対する計算は一般的な点振動源の場合と全く同じです。

防振壁(統計式)
  • 左に示したように独自拡張ですが、ユーザー自身が現地測定結果などに基づいて設定した係数を用いて防振壁の減衰量を考慮します。

便利な諸機能

 以下は Super VIB(P)特有の機能です。他に共通仕様に示すものがあります。


基準点振動レベルデータベース

  • 道路環境影響評価の技術手法掲載データが登録されておりクリックで設定できます。
  • 変更、追加、検索、CSVファイル入出力できます。
  • 将来、「道路環境影響評価の技術手法」が改訂され、データが追加された場合には掲載いたします。

データベース

予測結果表示


カラーメッシュ表示


カラーコンター表示


勾配グラフの例



応用分野の例

  • 建設工事の振動影響予測、対策検討
  • トンネル建設工事の振動影響予測
  • 道路事業における建設工事の振動影響予測
  • 焼却炉立地に伴う工事の建設工事の振動影響予測
  • 工場・事業所・商業施設の振動影響予測

■お問い合わせ先■

ERI 株式会社 環境総合研究所

〒152-0033 東京都目黒区大岡山1-31-9-401 TEL 03-6421-4610 FAX 03-6421-4611
連絡先メールアドレス:office@eritokyo.jp(担当:鷹取)

(C)Copyright by 株式会社 環境総合研究所
 本ホームページの内容、掲載されている仕様、グラフィックデータ等の著作権は株式会社環境総合研究所にあります。無断で複製、転載・使用することを禁じます。