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ピソニ家に属していたエルクラネウムのヴィラデイパピリの再建 Source:https://archeologiavocidalpassato.com/tag/camillo-paderni/ <ヴェスヴィオ総合メニュー> パピルスのヴィラ1 パピルスのヴィラ2 パピルスのヴィラ3 パピルスのヴィラ4 パピルスのヴィラ5 パピルスのヴィラ6 パピルスのヴィラ7 パピルスのヴィラ8 パピルスのヴィラ9 パピルスのヴィラ10 パピルスのヴィラ11 パピルスのヴィラ12 本稿の解説文は、現地調査に基づく解説、写真撮影に加え、Wikipediaのイタリア語版を中心に英語版からの翻訳及び日本語版を使用しています。また写真は現地撮影分以外にWikimedlia Commons、さらに地図はグーグルマップ、グーグルストリートビューを使用しています。その他の引用に際しては、その都度引用名をつけています。 ◆パピルスのヴィラ(Villa dei Papiri) 以下はパピルスのヴィラの位置を表す地図です。右側の赤色の多数のインスラ(ブロック)は、ヘラクラネウム遺跡です。パピルスのヴィラは左下の赤い平面図がある部分です。 Plan of Herculaneum and the location of the Villa ヘラクレネウムの地図とオアピルスのヴィラの位置 Source:Wikimedia Commons Public Domain, Link 以下のグーグルマップは、広域でみたパピルスのヴィラの位置を示しています。パピルスのヴィラはエルコラーのヘラクラネウム遺跡の西数100m、ポルチッチ・コムーネの手前にあります。 ※注:ポルチッチについては、本特集の最後の部分にある Youtube動画のなかに 2013年6月 エルコラーノ周辺の宮殿 ポルティッチ ポルティッチ1(コムーネ) ポルティッチ があるので 参照して欲しい。 以下のグーグルマップは、マウスなどで動かせ、縮小、拡大もできます。 Source:Googl Map <概要> Villa of the Papyri パピルスのヴィラ Source:Wikimedia Commons CC BY-SA 3.0, Link 以下は、「パピルスのヴィラ」の往時の再建イメージです。 ピソニ家に属していたエルクラネウムのヴィラデイパピリの再建 Source:https://archeologiavocidalpassato.com/tag/camillo-paderni/ パピルスのヴィラ(イタリア語:Villa dei Papiri、別名Villa dei Pisoni)は、現在は南イタリアのエルコラーノ、古代ローマ時代のヘルクラネウムにあるヴィラでした。このヴィラは、1750年に発見されたパピルス(または巻物)のユニークな図書館にちなんで名付けられました。 パピルスのヴィラは、ヘルクラネウム全体からみて、また、ローマ時代の世界で最も豪華な家の1つと見なされていました。 その豪華さは、絶妙な建築と、これまでに発見されたギリシャ・ローマ時代の彫刻の最大のコレクションであるフレスコ画、ブロンズ、大理石彫刻など、発見された非常に多くの優れた芸術作品が一つの環境の中で発見されたことからも明らかです。 建物はベスビオ火山の下の古代の海岸線にあり、海の景色を遮るものは何もありませんでした。おそらくジュリアス・シーザーの義父、ルキウス・カルプルニウス・ピソ・カエソニヌスが所有していたと思われます。バーカーは、1908年に、フィロデムスがパピルスのウィラ図書館の所有者ではないかと示唆します。 西暦79年、ベスビオ火山の噴火により、ヘルクラネウム全体が約30mの火山灰で覆われました。ヘルクラネウムは、1750年から1765年の間に、カール・ウェーバーがトンネルを掘ったことで最初に発掘されました。 ヴィラの名前は、その図書館の発見に由来しています。この図書館は、古代ギリシャ世界で唯一存続している図書館であり、その全体が残っています。噴火の熱で炭化した1,800以上のパピルスの巻物「ヘルクラネウム・パピルス」が含まれていました。 ヴィラのほとんどはまだ地下にありますが、一部は火山の堆積物が取り除かれています。発見物の多くは、ナポリ国立考古学博物館に展示されています。 ゲッティ・ヴィラは、パピルスの別荘の複製であり、米国カリフォルニア州のロサンゼルスの北、サンタモニカ近くにあります。ゲッティ・ヴィラの詳細と写真ギャラリーは別の論考で紹介しています。 注)ゲッティ・ヴィラ(Getty Villa) Wikipedia(en) ゲッティヴィラは、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス のパシフィックパリセーズ地区のマリブ海岸の東端にあります。 J.ポールゲッティ美術館の2つの場所の1つであるゲッティヴィラ は、古代ギリシャ、ローマ、エトルリアの芸術と文化の研究に特 化した教育センターと博物館です。 Restored Villa of the Papyri. 修復されたパピルスのヴィラ Source:Wikimedia Commons Public Domain, Link 以下は、ヘラクラネウムの発掘における「パピルスのヴィラ」(VilladeiPapiri)の入口の写真です。 ヘラクラネウムの発掘における「パピルスのヴィラ」(VilladeiPapiri)の入口 Source:https://archeologiavocidalpassato.com/tag/camillo-paderni/ パピルスのヴィラ2につづく |