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シルクロードの今を征く
Now on the Silk Road

大唐西市博物館 視察38

<参考>鎮墓獣、三彩鎮墓獣、辟邪

(Xi'an 中国)

青山貞一 Teiichi Aoyama  池田こみち Komichi Ikeda 共編
掲載月日:2015年1月22日 更新:2019年4月~6月 更新:2020年4月1日
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 本稿の解説文は、現地調査や現地入手資料、パンフなどに基づく解説に加え、百度百科中国版から日本への翻訳、Wikipedia 日本語版を使用しています。また写真は現地撮影以外に百度百科、Wikimedlia Commons、トリップアドバイザーさらに地図はグーグルマップ、グーグルストリートビュー、百度地図などを使用しています。その他の引用に際しては、その都度引用名を記しています

大唐西市博物館視察38



 <参考> 鎮墓獣 三彩鎮墓獣辟邪

 注)鎮墓獣とは  出典:学習院大学
 鎮墓獣〔ちんぼじゅう〕とは、墓を守り悪霊(邪)を祓うために副葬された獣形・
 人面獣身などの木像・陶像のこと。このような像を副葬する習慣は、春秋時代
 にはすでに見られ、漢代を経て、とくに唐代で流行した。
 唐三彩の鎮墓獣である本品は、灰白色の良質な粘土でつくられ、低い台座の
 上に跨踊した獣形の俑で、口を開き、牙をむき出しにした顔面は獅子に似るが、
 頭上にはやや湾曲した双角が生え、四肢の先は偶蹄に表現され、両肩に小さ
 な翼を持つ。出土地は不明。



撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


 以下はトルファン博物館所蔵です。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900



撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


 以下は新疆ウイグル自治区博物館所蔵です。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900


 以下は東京国立博物館の三彩鎮墓獣 唐時代・7~8世紀(横河民輔寄贈)です。


三彩鎮墓獣 唐時代・7~8世紀
出典:東京国立博物館(横河民輔寄贈)

 
 以下は日本の駒犬ですが、狛犬は墓や廟よりも神社、寺の前にあるものですが、以下の写真は犬やオオカミと違って中国の鎮墓獣にもとことなく似ています。写真は仁和寺のものです。


吽形の狛犬(仁和寺)
Source: Wikimedia Commons

 以下は敦煌博物館の展示物です。


敦煌博物館  出典:百度百科

 以下も敦煌博物館の展示物です。


敦煌博物館  出典:百度百科


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