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2018年・東日本大震災
復旧実態調査(宮城県北部編)

南三陸町沿岸2歌津2

青山貞一・池田こみち 
環境総合研究所顧問
掲載:2019年5月20日 2020年3月11日第2次公開
 独立系メディア E-wave Tokyo
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◆南三陸町沿岸2歌津2 


出典:東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震・津波対策に関する専門調査会配付資料

◆南三陸町沿岸2歌津

 下は到着時に撮影した「漁家民宿やすらぎ」の写真である。立派な民家だ。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2018-6-30

 以下は、宮城県の地域情報にある「漁家民宿やすらぎ」の紹介である。

◆漁家民宿やすらぎ






住所:南三陸町歌津字町向67-2
0226-36-3670 (FAX:0226-36-3529)

部屋数,収容人数,施設の特徴

入り江を望む高台にある宿。山海の旬の食材を囲炉裏端で食べられます。周囲には四季の花が咲き揃い,海の青とのコントラストが楽しめます。釣り船「信成丸」で海の体験が出来るほか,貸切信成丸の宿もあります。夏休み,春休み等を利用した教育旅行や部活動の合宿等にも対応しています。

収容人数42名 9室
料金体系  一泊二食付き 8000円

体験メニュー
養殖,刺し網,たこ漁,農作業,自然観察等
体験料2000円~3000円

代表者 三浦義彦
グリーンツーリズム代表 三浦千恵子



 漁家民宿やすらぎから見て海側にも、下のように似たような民家があったが、これらの家は津波被害にあったという。車庫と家の間に海(漁港)が見える。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2018-6-30

 下の写真は上の写真うち、右側の家のものである。なかなかどうして立派な家である。旅館の女将によると、この家の一階は浸水したとのことである。一階は天井まで浸水し、今も内部は使えない状態だという。女将から東日本大震災時の貴重なお話が聞くことができた。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2018-6-30

 以下は、この家から見た海(漁港)である。おそらく+8mTP前後はあると推察できる。したがって、3.11の津波はTPで8-9mの高さがあったことになる。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2018-6-30

 民宿のよいところは、ご主人や女将といろいろ話ができることである。

 「漁家民宿やすらぎ」でも、女将から東日本大震災時の貴重なお話が聞くことができた、また南三陸町の復旧、復興計画、事業の在り方についても忌憚のない話を伺うことができた。

 夕食は漁師の民宿だけあって、魚介尽くしの磯料理だった。肝心な夕食は写真を撮り忘れたので、民宿のフェイスブックから以下を転載する。ただし、私たちが磯料理とは異なります。ただし、私たちが食べた磯料理とは異なります。

 この辺りは海鞘(ほや)が有名とのことで、夕飯には地元でとれた新鮮なほやがたくさん出されました。


民宿のフェイスブックから転載

 以下は朝食である。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2018-6-30

 下は女将(左)の三浦千恵子さんと骨董品の鎧である。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 2018-6-30


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