ウズベキスタン現地予備調査 アルク城博物館2 at Arc Castle Museum 2 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 掲載月日:2015年3月7日 独立系メディア E−wave Tokyo 無断転載禁 |
<全体メニュー・中央アジア> アルク城に向かう 概要と歴史 アルク城博物館1 博物館2 博物館3 博物館4 博物館5 ◆ブハラ王の居室 ジュマ・モスクの後ろ側には、華麗なモスクとともにブハラにおける考古学上重要な文物を展示する建物があります。ここは往事、ブハラ王の居住だった場所です。 柱や天井を見ると、実に豪華な彫刻が施されていることが分かります。やはり木造の天井が彫刻された多数の柱に支えられているのも特徴です。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-25 ジュマ・モスクの内部はさすが王用だけあって、カラフルですばらしい幾何学模様の壁、天井の装飾があります。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-25 天井の装飾はとりわけ色といい、デザインといい秀逸です。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-25 下の写真はいわゆる「くぼみ」です。方向はメッカを向いています。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-25 次は、王座がある謁見の間(場)に向かいます。私立学芸員はしっかりついてきます(笑い)。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-25 ◆ブハラ王の謁見の間、戴冠式場 これがブハラ(Emir、エミールといいます)王の謁見の間であり戴冠式などのホールでもあります。ここでも木造の天井が彫刻された多数の柱に支えられています。 撮影:池田こみち Nikon Coolpix S6400 2015-2-25 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-25 以下は謁見の場の両側のひとつ、左側です。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-25 下にはブハラ王が謁見する王座があります。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-25 下は王座のある部分の天井です。天井にも幾何学模様があります。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-25 下は王座です。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-25 玉座の間では王に背中を向けることは不敬とされていたため、王の謁見を受けた人々は入口近くに設けられた壁のところまで後ずさりしてから退出したそうです。 下の写真の中央の白い長方形がその壁です。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-25 下の写真は壁を後ろ側から撮影したものです。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-25 ところで、モスクも王座がある謁見の間でも、彫刻がほどこされている柱の最下部は、下の写真のような構造になっています。これは後に行くサマルカンドでも同じです。木の柱の下部と台座の石との間にボロ布のようなものが挟まっているのです。 私立学芸員に聞くと、このボロ布のような物は、ラクダの皮であり、柱をそのまま石の台座に乗せる際の一種のクッションの役割をもっているとのことです。ということは、モスクなどにあるこの沢山の彫刻された柱は基礎と一体化されておらず、一言で言えば、台座に乗せてあるだけなのです。日本など地震が多い国では、地震で柱が台座からはずれ落ちるのではないかなどとついつい心配してしまいました。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-25 下はおそらく古くなった柱の展示です。柱の下部にはいろいろな形状があるようです。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-25 下は柱の大部分に彫刻が施されている柱の写真です。今までみたことがなかった柱です。 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-25 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-25 つづく |