パソコンによる環境情報システムのさきがけ環境総合研究所のSuperシリーズ 2025/06/20更新
分野 Superシリーズ共通仕様 更新情報
騒音 NOISE(P) 工場・事業所・建設工事騒音 NOISE(H) 道路交通騒音
自然エネ NOISE(W) 風力発電(騒音・景観・日照) SOLAR 太陽光発電施設反射光
大気 AIR 固定発生源大気拡散 HIWAY 自動車排ガス大気拡散
降下ばいじん DUST(P) 建設機械降下ばいじん DUST(H) 資材・機械運搬車両降下ばいじん
振動 VIB(P) 建設機械・工事振動 VIB(H) 道路交通振動
その他 SPLINE/GIS 2次元スプライン補間・地形作成 環境予測計算サービス 風環境予測
道路交通騒音予測システム Super NOISE(H) 環境アセスメント標準モデル ASJ RTN-Model 1975/1998/2003/2008

Super シリーズの特徴

40年の進化と信頼の実績

 「Superシリーズ」は、1985年の創業前に開発が始まり、以来40年にわたり進化を続けてきた環境影響予測ソフトウェアです。8bitパソコンの時代から、最新のWindows環境に至るまで、常に環境影響予測の最前線を走り続けています。

現場と技術が融合した開発体制

 1992年から環境影響予測の実務に携わり、大学・大学院時代からソフトウェア開発に携わってきたエンジニアが、最先端のモデルや技術を継続的に取り入れ、現場のニーズやユーザーの声を反映しながら改良を重ねています。

高評価と広がる導入実績

 操作性に優れ、手厚いサポート体制を備えた実務支援ソフトとして高く評価され、導入するユーザーも年々増加しています。

幅広い業種・機関への導入実績

 建設・環境コンサルタント、環境分析ラボ、大手から地場までのゼネコン、国・自治体およびその研究機関、大学、研究者など、実務担当者や多岐にわたる分野の専門家に広く採用されています。

環境影響評価・対策検討から研究まで多様な用途に対応

 環境アセスメントや環境対策検討の標準ソフトとしてはもちろん、政策・計画策定や提案型総合評価のプレゼンツールとして、さらに大学・研究機関における研究用途においても幅広く活用されています。

安心して使える業界標準モデル
  • パソコン用環境予測ソフトの先駆け
  • 環境アセスメントの標準モデルに対応
  • 最新の予測モデルへの迅速な対応
  • 毎月提供される改良版による、機能・モデルの継続的改善(3年間無償)

業務を早く・効率的に
  • 使いやすい操作性
  • 業務効率化を支える多彩な機能
  • 開発者による迅速・高度かつ丁寧なサポート(3年間無償)

競争力を高める業務改革
  • 予測業務の工期短縮を実現
  • 対応可能な業務分野の拡大
  • 働き方改革の推進に貢献

安心して選ばれる導入実績
  • 環境アセスメント業界、建設コンサルタント、ゼネコン、行政、騒音対策企業、機械メーカーなどで多数の導入実績
  • 複数システム・複数ライセンスの導入事例
  • 口コミやユーザー紹介による導入も多数

人材育成からベテラン支援まで
  • 新人研修・実務力習得のツールとして活用
  • ベテラン技術者の業務負担軽減・効率化に貢献

わかりやすい価格体系と高いコストパフォーマンス
  • 業務コストを削減するリーズナブルな価格設定
  • 明快な価格体系(追加オプション費用なし)

Superシリーズの共通仕様とは

統一された操作で、すぐに使いこなせる

 Super シリーズは、共通の設計思想に基づいて開発されており、どのソフトウェアでも類似した操作方法で予測や結果表示が行えます。新しいソフトウェアを導入しても、初めから操作を覚え直す必要はありません。

 騒音(工場・建設工事、自動車、風力発電)、振動(工事、自動車)、大気汚染(工場・建設工事、自動車)、降下ばいじん(建設工事、車両)など予測項目が同じソフトウェア間や、自動車関連(騒音、大気、振動、降下ばいじん)、影・光関連(太陽光発電の日影・シャドーフリッカー、反射光)、気象データを使用するソフトウェア群(固定大気、自動車大気、降下ばいじん、風車の向き)など、共通部分はできる限り同じレイアウトと操作体系に統一されています。


データ連携で業務を効率化

 予測条件(予測範囲、地図、発生源座標、交通量など)の相互変換や、予測結果(大気汚染、騒音レベル、振動レベル、降下ばいじん量など)の相互読み込み、総合評価が可能です。

 たとえば、道路交通騒音予測ソフトで作成した道路座標、交通量、速度などのデータを、大気汚染予測ソフトで読み込み、排出係数や気象データを設定し、必要な部分だけを調整するだけで、短時間で大気汚染予測が行えます。

 また、建設機械と自動車それぞれからの大気汚染予測結果を重ね合わせ、複合的な発生源による大気汚染コンター図も容易に作成できます。

共通仕様の対応表示について

 Superシリーズのソフトウェアに共通する主な仕様を、機能や予測モデル等について以下のページで紹介します。

 予測モデルの違い、地形データの有無、断面予測の有無、気象データの要否などにより、ソフトウェア毎に対応できる機能が異なる場合があります。

 右に示す各ソフトのアイコンは、以下の各項目の該当部分に表示されます。アイコンのない項目は、全ソフトウェア共通の仕様です。

 アイコンで示している画像の表示例は、他のソフトウェアでも同様に表示ができます。

 なお、未対応の機能も必要性、ご要望により可能なものは順次対応しております。

Super NOISE(P) 工場・事業所・建設工事 騒音
Super NOISE(H) 道路交通 騒音
Super NOISE(W) 風力発電(騒音・景観・日照)
Super SOLAR 太陽光発電施設 反射光
Super AIR 固定発生源 大気汚染
Super HIWAY 自動車 大気汚染
Super DUST(P) 建設機械 降下ばいじん
Super DUST(H) 資材・運搬車両 降下ばいじん
Super VIB(P) 建設機械・工事 振動
Super VIB(H) 道路交通 振動
Super SPLINE/GIS 2次元スプライン・地形作成
※ソフトウェア名をクリックすると、各ソフト独自の内容を紹介するページが表示されます。

予測対象範囲

 平面、断面予測、地点予測を行えます。

■座標の入力
  • 背景に表示した地図上で、発生源・音源、壁面、計算地点等の座標をマウスで容易に入力できます。
  • CSVファイルからも座標を読み込めます。



道路交通騒音・道路リンク入力例




■平面予測および勾配グラフ
  • 平面方向の分布を予測し、結果をカラーメッシュ、コンター、3次元メッシュで表示します。
  • 任意の断面位置のの予測結果や地形をグラフ表示できます。
  • 予測結果をスペース区切りのテキストファイルや、X座標、Y座標、結果のCSVファイルに出力できます。


建設工事騒音・カラーメッシュ表示例


道路交通騒音・カラーコンター表示例


工場大気汚染・カラーコンター表示例
■勾配グラフ(平面予測結果より)
  • 平面予測結果の任意の断面位置(複数)で勾配グラフを表示できます。地形の勾配も表示出来ます。


建設工事降下ばいじん・勾配グラフ表示例



■断面予測:
騒音
  • 鉛直断面方向の分布を予測し、結果をカラーメッシュ、コンター、3次元メッシュで表示します。
  • 平面予測結果と同時表示もできます。
  • 道路の両側、敷地の複数等、複数断面の予測ができます。


道路交通騒音・コンター表示例




■地点予測
  • 複数地点の予測を行い結果を一覧で示します。座標はマウスクリックやCSVファイルで指定できます。
  • 周波数毎別、時刻別、季節別、日影の年間時間・日最大時間などの計算結果を同時に一覧できます。
  • 予測結果をCSVファイルへ出力したりコピー&ペーストで他のソフトウェアに貼り付けたりできます。


機械騒音1/1オクターブバンド・結果表示例

地形データ

■標高データから地形作成:
  • 基盤地図情報(標高)10m/5m/1mメッシュから容易に地形を作成できます(ダウンロードしたZIPファイルから直接読み込めます)。
  • 基盤地図情報標高以外のDEMデータは、テキスト・CSVファイルが読み込みめます。それ以外の形式のデータもQGIS(フリーでオープンソースの地理情報システム)等でテキストファイルに変換し読み込めます。
  • 等高線をクリックして作成することもできます。

■地形の加工(造成)
  • 指定した範囲を任意の高さに整地(造成)できます。
  • 指定した高さを別の高さに変更する、指定した高さより上を平らにする、一定の高より低い地形を埋めるなどの加工(造成)もできます。
  • 指定した範囲の地形を指定した高さだけ嵩上げできます。( NOISE(W)で樹木の高さを考慮した日影予測・景観予測を行いたい場合など)
  • 指定した範囲が周辺と連続するよう法面を作成できます。 (道路の盛土構造、造成した敷地と周辺の地形の斜面など)
  • 3点の高さを指定して斜面を作成できます。(太陽光発電施設の敷地を斜めに整地した場合など)
  • 道路区域内をマウスで囲うだけで、地盤面を路面高に合わせて整地できます。

■等高線の表示
  • データ作成画面や、予測結果表示で地形の等高線を表示できます。
  • データ作成画面や、予測結果表示で地形を色で表示できます。
  • 予測結果をカラーメッシュで表示する際に地形に合わせて陰影をつけ立体感のある表示ができます。

■景観表示(上空から)
  • 上空からの視点で、予測結果の値や標高で色分けして3次元表示できます。
  • 背景画像(地図や航空写真)を表示することで、地図上の位置関係の確認や、簡易な景観シミュレーションができます。
  • 視点の高さ、注視点の方角、距離、表示倍率等を変更できます。
  • 地形、道路、遮音壁、発生源などの位置を3次元表示することで、データのZ座標、地形等が適切に作成できているか視覚的に確認できます。


道路交通騒音・地形表示例(地形色)

道路交通騒音・地形表示例(航空写真)


■景観表示(地上から):
 
  • 地上からの視点(複数地点)で、予測結果の値や標高で色分けして3次元表示できます。
  • 背景画像(地図や航空写真)を表示することで、地図上の位置関係の確認や、簡易な景観シミュレーションができます。
  • 見る方角、仰角、視点の地上高さ、表示倍率等を変更できます。


風力発電の発電所・3次元表示例(地形色)


風力発電の発電所・3次元表示例(航空写真)

データベース

  • 目的や種類毎にグループに分けて登録し、クリックで簡単に呼び出せます。
  • データが多数ある時には検索できます。
  • CSVファイルからの読み込み、書き出しができます。

■音源データベース
  • 周波数毎のパワーレベルを登録できます。Z(FLAT)特性とA特性補正のどちらでも表示、入力できます。


周波数毎のパワーレベルのデータベース表示例


  • ASJ CN-Model 2007の建設機械、ユニット(建設作業)、運搬車両のパワーレベル が登録されています。


ASJ CN-Model 2007の音源データベース表示例


■壁面データベース
  • 周波数毎の吸音率、透過損失を登録できます。
  • 参考として数百件の吸音率、透過損失のカタログ値が登録されています。

基準降下ばいじん量データベース
  • 道路環境影響評価の技術手法掲載データが登録されています。
  • 将来、「道路環境影響評価の技術手法」が改訂され、データが追加された場合には追加データを掲載します。


建設作業の基準降下ばいじん量データベース


運搬車両の基準降下ばいじん量データベース

基準振動レベルデータベース
  • 道路環境影響評価の技術手法掲載データが登録されています。
  • 将来、「道路環境影響評価の技術手法」が改訂され、データが追加された場合には掲載いたします。

基準点振動レベルデータベース

予測結果表示

 予測結果をカラーメッシュ、コンター、3次元、勾配グラフ、地点別一覧などで表示できます。

 表示された予測結果画像のコピー&ペースト、JPEGファイル、DXFファイル(コンター)へ出力ができます。

 凡例、色、間隔の変更、色数増加、グラデーション設定も簡単です。




■カラーメッシュ
  • ・平面予測、断面予測の結果の分布を、指定した分級値毎に指定した色で表示します。
  • 平面予測結果で地形を設定している場合、一定の方向から光があたっている想定で陰影をつけて表示できるので、地形の影響が分かりやすい表示となります。


道路交通騒音・カラーメッシュ地形陰影表示例

■コンター
  • 平面予測、断面予測の結果を、指定した分級値毎に等高線のように線で表示したり、線の間に色をつけてよりわかりやすく表示したりできます。
  • 線の色・太さ、文字の大きさを指定できます。また一定の間隔毎に太線表示とし複雑なコンターをわかりやすく表示できます。
  • コンター線と座標軸をDXFファイルに出力し、CAD等で活用できます。




道路交通騒音・コンター表示例

■3次元表示
  • 予測結果で色分けし地形で立体的に表示できるので、地形による予測結果の影響、たとえば地形による遮蔽などをより分かりやすく表示できます。
  • 平面予測結果は地形の代わりに予測結果の数値をZ軸として表示することで、影響の大きいところが高い3次元グラフのような表示もできます。
  • 平面予測結果と断面予測結果をそれぞれ、あるいは同時に表示できます。
  • 視点の方向、高さ等を変更できます。
  • 光の方向を変えられます。
  • 上空から見た3次元表示画面を、地上から見た簡易景観表示に切り換えられます。
  • 3次元表示画面で、指定した日時の太陽光の方向・反射光の方向の表示ができます。 特に反射光については光の向きが変わるため3次元表示することで太陽光と反射光の関係が分かりやすくなります。


道路交通騒音・3次元表示例


太陽光・反射光の3次元表示例

■グラフ
  • 計算範囲に指定した断面位置の平面予測結果の断面勾配や地形をグラフで表示します。
  • 予測結果のみ、地形のみ、予測結果と地形の両方の同時表示を選択できます。
  • 距離減衰や地形、遮音壁等による影響をグラフで把握できます。
  • 複数の断面を設定し、クリックや断面番号の入力で簡単に切り換え表示できます。
  • 表示されている値をCSVファイルに出力し、エクセル等で同じグラフを再現することもできます。


道路交通騒音・3次元表示例


■日×時刻グラフ
  • 日影・シャドーフリッカー予測、反射光予測では、同じ地点でも時間毎、日毎に影響が変化します。同一地点における1年間の変化を縦軸を時刻、横軸を日付としたグラフでわかりやすく表示します。
  • 太陽が出ていない時間、太陽が出ているが地形による影になっている時間、地形の影にならず風車の影や太陽光発電の反射光の影響を受けている時間を色分けして表示します。
  • 指定した風車やアレイだけ違う色で表示し、対象風車、アレイを切り換えて表示することもできます。
  • 地点毎にグラフを切り換えられます。


シャドーフリッカー日×時刻グラフ表示例

■時刻変化アニメーション表示
  • 太陽光が動くにつれて日影・シャドーフリッカーの影響範囲、反射光の影響範囲は時々刻々と変化します。
  • これらが時間につれて動く様子(日影・シャドーフリッカーの影の形状、太陽光の方向と反射光が当たる範囲)をアニメーションで表示することができ、プレゼンテーション、説明会等で活用できます。
  • 地形は太陽の方向、高さを考慮した陰影で表示され、太陽の動きもわかりやすく表示されます。
  • アニメーションとして表示される画像はすなわち年間計算等を行う時の計算間隔毎の計算過程です。これを全てJPEG画像ファイルとして保存できるので、特定の日時の状況を確認できます。


シャドーフリッカー計算アニメーション表示例


太陽光・反射光のアニメーション表示例


太陽光・反射光のアニメーション表示例

騒音予測

予測モデル

■屋外音源→屋外騒音レベル
  • ASJ CN-Model 2007
    • 日本音響学会による建設工事騒音等の予測モデル(環境アセスメントの標準的なモデル) です。
    • 周波数毎の計算は行わず建設工事騒音等の周波数特性を考慮した回折減衰式によりA特性を直接計算します。
    • 距離減衰
    • 回折減衰:単一・複数遮音壁による回折減衰・透過音(遮音壁高を考慮した透過損失・吸音率考慮、 ナイフウェッジと直角ウェッジ選択可))
    • 回折減衰:厚みのある遮蔽物(建物・盛土等)による回折減衰(地形考慮)
    • 反射:壁面による反射(吸音率考慮、1回反射)
    • LAeq評価時間と稼働時間の比を考慮した等価騒音レベルの計算方法(評価時間、音源毎の稼働時間の設定)
    • LA5, LA,Fmax等:実効音響パワーレベルを用いて予測した時の結果はLAeq、これに補正値ΔLを加える

  • ※ ASJ CN-Modelの利点の活用

     ASJ CN-Modelには下記にように多くの利点があるため、汎用部分(ASJ RTN-Model 2013までと共通部分)については建設工事騒音以外でも活用しています。建設工事騒音以外は周波数を考慮した回折減衰式を用います。

    • 複数遮音壁:音源と受音点が壁面に近い時も減衰量を過大に見積もることなく複数遮音壁を考慮します。
    • 挿入損失法:遮音壁の高さが限りなく0に近い場合にも遮音壁が無い場合と矛盾が生じない計算を行います。
    • 厚みのある遮蔽物:地形・建物等による回折減衰による補正量は遮音壁の場合と異なり、これを考慮した計算を行います。
    • 透過音:遮音壁を通過する音のエネルギーは壁の高さによって変化します。遮音壁高さをスリット法で考慮し矛盾のない計算を行います。
      高さによって材質(透過損失)の異なる壁、下部に空間がある遮音壁等も考慮できます。
    • 反射音:遮音壁や建物の壁で反射する音のエネルギーは壁の高さによって変化します。壁の高さをスリット法で考慮します。
      高さによって材質(吸音率)の異なる壁も考慮できます。
  • 周波数特性を考慮した計算
    • 回折減衰:前川チャートの近似式による一般的な回折減衰(周波数を考慮)計算式
    • 左記のASJ CN-Model 2007の利点を活用(複数遮音壁、挿入損失法、厚みのある遮蔽物、透過音、反射音の計算方法)

  • ISO 9613-2:1996
    • ISO(国際標準化機構)の騒音の屋外伝搬予測式です。日本では風力発電の環境影響評価で用いられることがあります。
    • 距離減衰
    • 回折減衰:単一・複数遮音壁、建物の遮蔽効果
    • 回折減衰:地形(厚みのある遮蔽物)の遮蔽効果
    • 反射:遮音壁による反射(反射率考慮、1回反射)
    • 地表面:地表面による反射・吸収の影響(硬い、多孔質、混合、影響無しを地盤係数として任意の範囲に設定)
    • ※:ISO 9613-2:2024は邦訳が出次第対応予定

■空気吸収減衰
  • ISO9613-1:1996(JIS Z 8738)
    • 気温、水蒸気のモル濃度、大気圧から周波数毎の空気吸収を計算
    • 気温、湿度、気圧をスライダで変更し、周波数毎およびA特性における減衰量を容易に検討できます。


対象周波数

 以下のように異なる周波数の想定で予測を行えます。(周波数別の計算を前提としないモデルを除く)

■指定周波数

  • 下記のうち指定した周波数を代表周波数として計算
  • 騒音:31.5〜8000Hz(1/1オクターブ間隔)
  • 低周波音:1〜200Hz(1/3オクターブ間隔)

■1/1, 1/3オクターブバンド別周波数毎
  • 騒音(A特性)
    • 対象周波数毎に計算後、A特性を算出
    • 1/1オクターブ(31.5〜8000Hz)
    • 1/3オクターブ(25〜10,000Hz)

  • 低周波音(G特性、F特性※)
    • 対象周波数毎に計算後、G特性を算出 (地点別予測でF特性のCSV出力)
    • 1/3オクターブ(1〜200Hzから選択)

大気汚染予測

予測モデル

窒素酸化物総量規制マニュアル[新版]

  • 窒素酸化物総量規制のための大気汚染予測の方法等を示したものです。多くの部分は環境アセスメントでも用いられています。
  • 有風時 プルーム式、無風時 パフ式:環境アセスメントで一般的に用いられる煙突からの排ガス予測モデルです。
  • JEA修正モデル:自動車排ガスモデルです。窒素酸化物総量規制の他、自動車公害防止計画などの広域予測でも用いられます。環境アセスメントで用いられることもあります。
  • SRI(Stanford Reserach Institute、ストリートキャニオン)モデル、EPA HIWAYモデルなど参考モデルにも対応しています。
  • 指数近似モデルI式も掲載しています。

道路環境影響評価の技術手法(平成24年度版)

  • 道路事業の環境アセスメントのマニュアルです。
  • 自動車排ガス予測モデルを示しています。
  • 煙突からの排ガス予測のモデルと同じ有風時:プルーム式、無風時:パフ式ですが、拡散幅に関わる項等が一部異なる、長期平均と短期平均予測式が分けられていない、有風時が1m/s超であることなどが異なります。
  • 道路通常部、盛土、切土、遮音壁、インターチェンジ部の計算方法、トンネル抗口モデル、堀割部モデル、換気塔モデルを示しています。
  • 建設機械排ガス予測モデルも示しています。

予測対象時間

  • 1時間平均濃度
    • 特定の風向、風速(無風を含む)、大気安定度を考慮した予測です。
    • 自動車排ガスでは1時間交通量、特定の風向、風速(無風を含む)を(モデルによっては大気安定度も)考慮します。
    • 特定の気象条件を対象とした予測、高濃度が出現しやすい気象条件の予測等に用いられます。
    • 気象条件を総当たりすることで最大着地濃度が最も高くなる気象条件を検索する機能があります。
    • ※ 高濃度が出現しやすい気象条件は、煙源の高さ、周辺の地形の高さ等によっても異なります。煙源と計算地点が同じくらいの高さの場合には大気が安定している方が濃度が高く、煙源と計算地点の高さが大きく異なると大気が不安定な方が濃度が高くなります。また風速が弱いと濃度が高くなりますが、煙突から排出される煙が高くまで上昇するため濃度が低くなる影響もあります。
  • 長期平均濃度(年平均濃度等)
    • 一定の期間(1年間)の気象条件の出現頻度( および1時間交通量×24時間)を考慮した予測です。
    • 主な風向き(16風向)の風下で極端に濃度が高くならないように、「窒素酸化物総量規制マニュアル[新版]」等では1時間平均と年平均(長期平均)で異なる有風時拡散式を用いています。( 換気塔でも選択可)
    • そのため16風向の風下を中心とした22.5度(360度÷16方位)の幅の扇形のようなコンターになります。そのような不自然なコンターにならないよう内挿補間することでなめらかな濃度分布の等濃度線とすることができます(次図の例)。( 換気塔でも選択可)
    • 固定発生源(点煙源)と異なり、点煙源を線上に連続して設定して計算するために固定発生源のような不自然なコンターにならないことから、1時間平均濃度予測と同じ式が用いられています。

年平均濃度の例(SuperAIR独自改良モデル)


年平均濃度の例(環境アセスマニュアルの方法)

大気汚染予測で考慮される要素

対象物質

  • 環境アセスメントの一般的な項目
  • 任意のガス状物質(質量あたりの体積を設定と名称を設定)、粒子状物質(名称を設定)

煙源

  • 点源(煙突、建設機械等)、面源(建設作業、群小煙源等)に対応し、煙突高、排ガス温度、排ガス量、排出濃度、排出強度、初期拡散幅、稼働日数・時間等を設定できます。
  • 道路、トンネル坑口、掘割、換気塔などに対応し、有効煙突高、交通量(24時間分)、速度、排出係数(24時間分)、吐出風速等を設定できます。

風向・風速・大気安定度

  • プルーム式、パフ式は大気汚染の濃度が煙源からの鉛直方向、水平方向の距離(有風時は風下方向)および大気安定度等に応じた濃度分布を実験的に求めた拡散幅として表現しています。 (有風時の拡散幅を示すPasquill-Giffordの図に示されていない大気安定度AB, BC, CDは対数補間した値を用います。
  • 予測式では煙源と予測点の相対的な位置関係と風向の関係、風速、大気安定度が考慮されます。
  • 自動車排ガスはJEAモデル、換気塔予測等のモデルのみ大気安定度を考慮します。

べき指数

  • 風速は地上から離れるほど強くなります。高さによる風速の違いはべき法則(べき乗則)で表現します。べき法則の係数(べき指数)は地表面の状況や大気安定度によって異なります。
  • 計算時に風向・風速設定高さ(観測高さ)から煙源高さにべき法則による風速変換が行われます。
  • EPAの大気安定度別べき指数の表にない大気安定度AB, BC, CDは線形補間した値を用います。
  • 大気安定度毎の一般的なべき指数に加え、都市域における補正、任意の補正、現地の実測による任意のべき指数を用いることができます。

地形

  • 環境アセスメントのモデルは平坦地形を前提とした解析解モデルであり、地形、構造物などの複雑な影響までは考慮することができません。これらの場合は数値解析モデルを用いた3次元流体モデルによる委託調査をご利用ください。

濃度変換(NOx→NO2
 年平均→年間98%値、2%除外値)

  • 環境アセスメントでは一般的に年間値(年平均値、年間98%値、年間2%除外値)の予測を行います。
  • 予測モデルではまず年平均値が計算されます。
  • 窒素酸化物や浮遊粒子状物質については、環境基準に応じて年平均値から日平均値の年間98%値や2%除外値に変換して評価します。
  • そのため下記の順に変換を行います。
    • NOx年平均→NO2年平均→NO2年間98%値
    • SPM年平均→SPM年間2%除外値
  • 変換の方法には、「道路環境影響評価の技術手法」(当初版、2007年度版、平成24年度版)に掲載された方法と、統計モデルを用いることができます。
  • NOx年平均→NO2年平均は、「窒素酸化物総量規制マニュアル[新版]」に掲載された指数近似モデルI式にも対応しています。

降下ばいじん予測

道路環境影響評価の技術手法(平成24年度版)

  • 建設機械の稼働や工事用車両(資材及び機械の運搬に用いる車両)の運行に伴って生じ、空気中に浮遊する浮遊粉じんと地表面に降下し堆積する降下ばいじんのうち降下ばいじんを対象としています。

  • 建設機械の稼働や工事用車両の運行による降下ばいじん量の評価の「参考値」とされたスパイクタイヤ粉じんにおける地域の指標(20t/ku/月)以下であれば、浮遊粉じんの不快感の「目安」(0.6mg/m3)を大きく下回るためと、説明されています。

  • 予測式はシンプルですが、工事範囲等を多くの点発生源に分割して計算するため、手計算は困難です。
予測対象時間
  • 季節毎の気象条件を考慮し月あたりの降下ばいじん量4季節(春・夏・秋・冬)について予測します。

発生源
  • ユニット(建設作業)や運搬車両の走行路、トンネル坑口等を分割した点源が自動的に作成され、全ての点源からの影響が積分されます。

気象データ
  • 気象条件は4季節(春・夏・秋・冬)毎に風向別の出現頻度・平均風速が集計されます。

気象(大気汚染・降下ばいじん)

■気象データ:

  • 年平均、季節平均などの予測の気象データとしては、予測モデル毎に風向、風速階級、時間、季節、大気安定度等の気象条件毎に集計、計算された出現頻度や平均風速などが用いられます。
  • 気象データの分類毎の条件を当てはめた計算結果を出現頻度により加重平均したものが年平均、季節平均などの予測結果となります。
  • 気象データを作成するためのデータとしては、観測値を列挙したテキストファイルの他、気象庁のサイトからアメダスのデータをCSVファイルとしてダウンロードしたものを直接読み込むこともできます。

■大気安定度:

  • 工場、建設工事、換気塔、自動車大気汚染のJEAモデルによる予測等では大気安定度が用いられます。
    ※自動車大気汚染の道路環境影響評価の技術手法のモデルによる予測では用いられません。
  • 大気安定度は直接観測値として入手できないため、風速、日射量、放射収支量等から次の組み合わせにより分類します。
    • 「窒素酸化物総量規制マニュアル[新版]」等の方法
      • 昼間:風速・日射量夜間:風速・雲量

    • 「浮遊粒子状物質汚染予測マニュアル」の方法
      • 昼間・夜間:風速・放射収支量

    • 「有害大気汚染物質に係る発生源周辺における環境影響予測手法マニュアル−低煙源工場拡散モデル:METI-LIS」の方法
      • 昼間:風速・日射量夜間:風速

    • ※昼間の日射量がない場合にはアメダスの日照時間データを用いて上記METI-LISに示された方法により大気安定度分類を行うこともできます。

■稼働時間の考慮:

  • 大気汚染が排出される(例えば建設作業等が行われる)時間帯を考慮するために、観測値を集計して気象データを作成する際に稼働時間帯を指定できます。
  • 昼休み等(大気汚染が排出されない時間)を気象データ集計の対象から除外することもできます。

■風配図・大気安定度グラフ:
  • 気象データから風配図、大気安定度出現頻度グラフを作成できます。 (大気安定度出現頻度グラフは のみ)


風配図・平均風速、大気安定度出現頻度グラフ


■気象データダウンロード機能

  • 2025年上旬に気象庁の「過去の気象データ・ダウンロード」が長期停止していました。同様な状況が起きた場合やダウンロードサイトの反応が悪い時のために「過去の気象データ検索」のサイトの1日毎のページから365日分のデータを取得しCSV形式で保存する機能です。(サポート期間中のみ使用可能)
  •  風向の実測値(1時間値、10分値)を用いたシャドーフリッカー予測ができますが、気象庁のダウンロードサイトは10分値には対応していません。そのため「過去の気象データ検索」のサイトの1日毎のページから365日分の1時間値、10分値データを取得しCSV形式で保存する機能です。(サポート期間中のみ使用可能)

便利な諸機能

 実務を効率的に行うための様々な機能の一例です。ご要望に対応して常に改良、機能の拡充を行っています。

データ作成支援

■複数地図画像の表示・切り換え
  • 背景地図として複数の画像を登録しドロップダウンリストですばやく切り換えられます。

■マウスによる座標移動・変更
  • 点源、道路、壁面、計算地点、断面等の点、端点をマウスで移動できます。
  • 線源、道路、壁面、面源等の線をマウスで分割、接合できます。

■同期番号
  • 交通量が同じ道路リンク、道路構造・速度が同じ道路リンク、機種が同じ音源・煙源、高さや透過損失が同じ遮音壁などを同期させることができます。
  • 全体の同期の他、道路構造、速度にも同期番号および名称を設定できます。
  • まずマウスで座標をどんどん入力し、後から情報を一括して入力することで、効率的にもれなくデータ作成できます。 変更の際も自動的に同期するので変更漏れがありません。
  • ドロップダウンリストから説明付きの同期番号を選択することで、間違えることなく設定できます。
  • 前後ボタンで順番に表示できるので、容易にもれなく全ての同期番号の内容を確認、変更できます。

■設定値による色分け表示
  • 交通量、速度、路面高さ、道路種別・構造、パワーレベル、基準点振動レベル、壁面高、同期番号などにより色・太さを変えて表示でき、効率的に正しいデータを作成、確認ができます。
  • 画面上で視覚的に確認できるため、入力・変更の見落としを防止できます。
  • 道路、遮音壁の高さや地盤面からの距離を端点位置に表示できるので、入力後の確認を確実に行えます。

道路リンクの複製・平行移動

  • 指定した範囲の道路リンクを複製し他の車線を短時間で作成できます。複製後の位置はマウスで指定したり、元の道路リンクからの距離を指定できます。
  • 指定した範囲の道路リンクを平行移動できます。移動後の位置はマウスで指定したり、元の道路リンクからの距離を指定できます。
  • NOISE(H)で作成した車線毎のデータを活用し、 HIWAYで上下車線中心部に煙源をおいたデータを作成したり、その逆も簡単です。

複数階データ作成:

  • 地上高さの計算地点から間隔と階数を指定して複数階の計算地点を手間なく作成できます。

予測結果の表示

■カーソル位置の予測結果表示
  • マウスを動かすとマウスカーソルに近い格子点の予測結果とその座標を数値で表示します。

■最大地点の計算結果表示
  • 最も予測結果の大きい地点を×印で示し、その座標と予測値を表示できます。

■計算対象除外範囲の設定
  • 敷地内や遠方など計算が不要な範囲を設定し計算時間を短縮したり、敷地外の最大値となる地点と結果を示すことができます。

予測検討支援

■敷地境界の最大地点計算:
  • 地図線上で自動的に計算を繰り返し、敷地境界上の最大値の位置と値を表示します。

■寄与レベルの出力:
  • 複数の計算地点に対して複数の音源・風車毎、複数道路種別毎の騒音レベル寄与や日影・シャドーフリッカーの風車毎の寄与を一覧出力できます。

■遮音壁高さの検討:
  • 目標騒音レベルを達成するために必要な遮音壁高や幅を自動的に計算できます。
  • 目標達成対象を地点、平面範囲から選択できます。
  • 昼夜別・地域類型別の環境基準を目標にできます。

■計算過程の出力:
  • 騒音、振動等の計算過程を出力します。
  • 音源パワーレベル、伝搬距離と距離減衰、回折点の座標と行路差、回折減衰他
  • 道路リンク毎の代表点音源パワーレベル、直達距離、距離減衰、回折点座標、行路差、回折減衰他
  • パワーレベル、伝搬距離と距離減衰、回折点の座標と行路差、回折減衰他
  • 基準点振動レベル、伝搬距離、距離減衰他
  • 交通量、速度、路面平坦性・地盤卓越振動数・道路構造による補正値、距離減衰他

Superシリーズデータ相互活用

予測条件の相互活用

 他のソフトウェアのデータを読み込み、データ作成の作業時間を大幅に短縮できます。


■建設機械・工事

 予測範囲、発生源座標を読み込めます。
  • 騒音 → 大気
  • 騒音 → 降下ばいじん
  • 騒音 → 振動
  • 大気 → 騒音
  • 大気 → 降下ばいじん

■道路・自動車

 予測範囲、道路座標、交通量、速度等を読み込めます。(降下ばいじんは座標のみ)

  • 騒音 → 大気
  • 騒音 → 降下ばいじん
  • 騒音 → 振動
  • 大気 → 騒音
  • 大気 → 振動

■地形

  • 地形、
    SPLINE/GIS等で作成した地形を環境予測ソフトウェアで読み込めます。(NOISE(W)、SOLARはそれ自身で地形を作成できます。)騒音、大気汚染等で地形データを共通に活用できます。

予測結果の相互活用

 複合的な発生源からの影響予測が行えます。予測結果を読み込み重合できます。


■騒音

  • 工場・工事等 → 道路交通
  • 工場・工事等 → 風力発電
  • 道路交通 → 工場・工事等
  • 道路交通 → 風力発電

■大気汚染

  • 工場・工事・面源等 → 自動車
  • 自動車 → 工場・工事・面源等

■降下ばいじん

  • 建設工事 → 運搬車両
  • 運搬車両 → 建設工事

■振動

  • 建設工事 → 道路交通
  • 道路交通 → 建設工事
    (ただし一般に建設工事と道路振動を重合しません。)

データ数等

■予測範囲

  • メッシュ数 :事実上制限なし(通常300×300以上)
  • メッシュ間隔 :任意に設定(1m未満〜数百m等)
  • 対象空間規模:制限なし(メッシュ数×メッシュ間隔)

■予測要素数

(音源・煙源・発生源・道路リンク・壁面・路端・トンネル坑口・換気塔・風車・太陽光アレイ・計算地点等)

  • 要素数:事実上制限なし

■座標の入力・座標系

  • 座標の入力:
    • マウス入力、数値入力、CSVファイルからの読み込み等
  • 座標系 :
    • 原点からの距離(X,Y座標)
    • 緯度経度
    • 直角座標系(公共座標系・19座標系)

動作環境

■OS

  • Windows 11

■ストレージ(HDD, SSD)、主記憶(RAM)

  • 一般的にOSが推奨する程度で使用可能
  • 主記憶が多いと同時に複数の計算実施可能

■USBポート

  • USB Type-A(ライセンスキー用)

サポート体制

■導入時研修

 ユーザーのオフィスやオンラインで導入時研修を行います(追加費用はかかりません)。ユーザーが想定されている用途に合わせ、臨機応変な内容で実施します。予定業務を対象とすることもできます。


■サポート期間

 導入から3年間、サポートおよび毎月の改良版の提供を行います。サポート期間終了後は1年単位のサポート契約がございます。サポート、改良版が必要なければそのまま使用できます。


■開発者による迅速・丁寧なサポート

 ソフトウェアの操作からデータの構築上の考え方、パラメータの設定、モデルの考え方にいたるまで広くご質問、ご相談を受け、業務を支援いたします。

 サポートは長年、環境予測の実務を行いながらプログラムの開発・改良を行ってきた者が行うので短時間で的確なアドバイスを提供しています。ユーザーの立場に立ち、迅速な対応を心がけております。

■最新モデル対応・モデルや機能改良等

 作業効率、機能、対応モデルを改善するため常に改良を行っています。毎年約100箇所の改良を行い、最新モデルもいち早く対応しています。


■ユーザー要望機能・モデル対応

 サポート期間中のユーザーからのご要望により機能、モデルの追加・改良に多数お応えしています。原則として追加費用はいただきません。


■複数システム活用でさらに効率的に

 全システム共通した操作方法なので、複数システム導入すると習熟が容易で、データの相互活用により重複作業が不要になり、作業時間を短縮できます。

 そのためソフトウェアの追加購入、追加ラインセスの購入の事例が多数ございます(値引き対象)。


■技術力向上に

 サポートを利用して、モデルや計算実務への理解を深め、技術力を向上することができます。

 若手の育成からベテランの業務の効率化まで、競争力の向上から、作業効率化による働き方改革までお役立ていただけます。

問い合わせ・デモ・見積

 お気兼ねなくお問い合わせください。

 複数システム、複数ライセンスの場合は割引がございます。1システムの場合でも複数システムの場合でも見積書が必要な場合には御連絡ください。

 また御社のオフィス、オンラインにてデモを行い、ご質問、ご相談に対応いたしますので御連絡ください。

計算サービスのご案内

■高度で迅速な計算業務に対応いたします

  • 単純なケースから複雑なケースまでSuper シリーズを用いた予測計算に対応いたします。

  • ソフトウェアの購入の予算的、時間的な余裕が無い場合、納期に余裕が無い場合、複雑な条件設定が必要な場合、Super シリーズを用いた出力を実際の業務で見てみたい場合等にご利用ください。

  • 既にソフトウェアを購入されたお客様にはデータ納品も可能です。データの条件を変更して再計算、検討等にご活用いただけます。

■見積を御依頼ください

  • 計算対象範囲・発生源等が分かる図面(PDF)、予測対象範囲(平面コンター、断面コンター、特定地点、勾配グラフ等)、予測対象項目、周辺地形、その他考慮すべき要素の有無等、報告書作成の要否(結果だけでいいか、報告書形式での納品が必要か)および納期等をお知らせください。

  • 他に予測項目毎に主に次のような情報が見積に必要です。現時点でわかる範囲でお願いします。
  • 騒音(工場・建設工事、風力発電): 発生源(機械、建設工事、発破等)予測対象(A特性、等価騒音レベル、ピークレベルなど)、周辺地形、建物考慮の有無等

  • 道路交通騒音: 道路位置図、周辺地形慮の有無等

  • 景観(風力発電): 項目(可視数、垂直見込角等)

  • 日影(風力発電): 項目(日影・シャドーフリッカー、対象期間、年合計・日最大等)

  • 大気光発電施設反射光: 対象期間等

  • 大気汚染:(工場・建設工事)煙源、(道路)道路位置図、対象汚染物質、対象期間(年平均、1時間平均の条件数)、地形考慮の有無

  • 降下ばいじん: 建設工事発生源数、運搬車両道路位置図等

  • 振動(建設工事):振動源数

  • 振動(道路交通):予測モデル(道路環境影響評価の技術手法、INCD/J RTV-MODEL 2003、発破振動等)

■お問い合わせ■

ERI 株式会社 環境総合研究所

〒152-0033 東京都目黒区大岡山1-31-9-401 TEL 03-6421-4610 FAX 03-6421-4611
連絡先メールアドレス:office@eritokyo.jp(担当:鷹取)

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