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ポンペイ遺跡探訪B
生活・富裕家のフラスコ画i
青山貞一 Teiichi Aoyama

2008年3月8日 無断転載禁
ポンペイ遺跡の全体地図

●2008年2月22日午後 

 次に、往時のポンペイの日常生活のありようを見てみよう。

 イシス神殿の北北東の方向にステファノの洗濯屋がある。
 

ステファノの洗濯屋

 ポンペイでは洗濯が重要な仕事のひとつであり、それを洗濯する商売が繁盛していた。ポンペイには洗濯屋が何と18軒もあった。織物の羊の毛の洗濯、織物の染め場としても利用されていたという。

 以下は、アボンダンツァ通り(Vis)に面する「ステファノの洗濯屋」である。建築物の規模としてはかなり大きく、2階もある。


ステファノの洗濯屋
撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10


ステファノの洗濯屋
撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10


ステファノの洗濯屋の洗濯場
撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10


ステファノの洗濯屋の壁にあったフレスコ画
撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10


居酒屋

 以下は今で言う居酒屋の遺跡と言われている。この種の遺跡は、街区のアチコチにある。


撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10


撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10

 以下は発掘された壺や食器の数々。今でも膨大な量が発掘されているという。


撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10

 以下は家の中や小さな広場の随所にある水飲み場。水は人間の顔をしたレリーフの口からでている。これはローマの泉水やアドリア海の彼方にあるクロアチアのドブロブニクの噴水にあるものに近い。

 もっぱら、ドブロブニクの泉はイタリアから技師を呼び寄せて造らせたと言われており、ローマ帝国時代のイタリアが本拠地であろう。


撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10


 次に富裕な家に残る文物をみてみよう。


●大理石のモザイク床の家

 以下は大理石のモザイクの床をもつ家である。すばらしいモザイクや彫刻が床の大理石にほどこされている。


撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10


撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10


ヴェッティーの家

 ヴェスヴィオ門近くにヴェッティーの家(Casa dei Vettii) がある。ヴェッティーの家は富裕な商人の住居である。AD62年の大地震の後に描かれたポンペイ様式(いわゆる第4様式)の画がたくさん見れることからポンペイにあって貴重なものとなっている。


ギリシャ神話を題材にしたペルセウスとアンドロメダ。
撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10


ヴィーナスの家(Casa di Venere)

 中庭形式の列柱回廊庭園がある。その回りに多くの居室が並ぶ。


撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10


撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10

 このヴィーナスの家を有名にしているのは、下の写真にある貝殻のヴィーナス。左右、2人のキューピッドを伴っている。ポンペイの守護神とも言われている。


貝殻のヴィーナス
撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10


貝殻のヴィーナスの前で、筆者
撮影:Nikon CoolPix S10

 なお、ポンペイの秀逸なフレスコ絵画、モザイク画については、以下の動画ビデオ(EVTV1)の前半部分に詳細があるのでご覧頂きたい。

 ポンペイの絵画と人体レリーフ動画
 出典:EVTV1:The Last Days Of Pompeii


ポンペイのまちの街区
 
 まちの街区はほぼ以下のようになっている。この街路から細街路が横に伸びる。


撮影:Nikon CoolPix S10


撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10
 
 以下は細街路あるいは路地。
 

撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S10
 
 <ポンペイの街路再現モンタージュ図>
 
 出典:Timescape:Journey to Pompei


つづく