パソコンによる環境情報システムのさきがけ環境総合研究所のSuperシリーズ 2019/11/29更新
環境総合研究所
Super シリーズ
工場・事業所・建設工事騒音予測
Super NOISE(P)
道路交通騒音予測
Super NOISE(H)
風力発電(騒音・景観・日照)予測
Super NOISE(W)
固定発生源大気拡散予測
Super AIR
自動車排ガス大気拡散予測
Super HIWAY
時系列データ・2次元スプライン・GIS
Super SPLINE/GIS
Superシリーズ更新情報
機能追加・新モデル

建設機械・工事振動予測
Super VIB(P)
道路交通振動予測
Super VIB(H)
数値シミュレーションモデルを用いた
風環境シミュレーション調査
建設機械降下ばいじん予測
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資材・機械運搬車両降下ばいじん予測
Super DUST(H)
Superシリーズ等による
環境シミュレーション計算サービス
道路交通騒音予測システム Super NOISE(H) 環境アセスメント標準モデル ASJ RTN-Model 1975/1998/2003/2008

過去6ヶ月分の更新情報(過去の更新情報はこちら

勾配グラフ画面における地形表示機能(2019/05/30)
勾配グラフ・断面計算範囲の距離を数値で厳密に指定可能に(2019/07/16)
背景画像フォーマットにPNG、TIFF形式を追加(2019/07/19)
道路リンク、遮音壁等の線分入力時の長さの目盛、数値表示(2019/07/19)
分級色の一番下の規定色を白に変更機能(背景地図をみやすく)(2019/11/19)
メッシュ、コンター画面への地形等高線表示機能(2019/07/24)
高架裏面、堀割にも同期番号導入(2019/07/26)
同期番号の一括設定、変更機能(2019/07/26)
使用したデータファイルの履歴表示・選択機能(2019/09/10)
連続する道路リンク、遮音壁等の矢印、名称、番号等の表示改良(2019/09/12)
先端改良型遮音壁対応(2019/10/17)
盛土、切土の場合に法面と沿道の地表面条件を別々に設定可能(2019/11/14)
断面コンター左右反転表示(2019/11/20)
勾配グラフ始点・終点反転機能(2019/11/20)
勾配グラフ、断面コンター計算の2断面対応(2019/11/29)
ファイル読み込み時のバージョン確認(2019/11/29)

Super NOISE(H)は自動車騒音の騒音予測システムです

 Super NOISE(H)は幹線道路、自動車専用道路、細街路等、インターチェンジ、ジャンクション、料金所、トンネル、半地下構造等を走行する自動車からの累積的な騒音影響予測・評価を、簡単な操作で、迅速に行える先進的なシステムです。

 自動車交通量、大型車混入率、規制年次の混入率、信号の有無(一般道路=非定常走行、専用道路=定常走行)、加速・減速走行、道路構造、低騒音舗装、遮音壁・低層遮音壁、道路沿道の地面の種類、伝搬高さ、高架構造物音、高架裏面反射、トンネル坑口、建物群、地形等、複雑な要因を考慮した道路交通騒音の予測、騒音対策の検討等を、簡単な操作で条件を変えながら繰り返し行うことが可能です。

 Super NOISE(H)の採用により、これまで外部委託に頼っていた騒音予測調査、騒音対策の検討にかかる費用と時間の大幅な削減=コストダウンが実現できます。

ASJ RTN-Model 2018対応リリース情報(2019/4/23掲載)

  2019年4月、日本音響学会誌76巻4号(2019)にて公表された最新モデル(ASJ RTN-Model 2018)に対応いたしました。検証の目的でご利用いただけるよう、サポート期間中のユーザー様に早期リリース版を無償で提供しております。新規購入、サポート契約再開等についてのご相談も御連絡ください。

2019年4月23日
ご購入、バージョンアップ連絡先:office@eritokyo.jp(鷹取)

ASJ RTN-Model 2018の主な改良点およびNOISE(H)による対応

  • 車種分類
    ・小型車類に占める小型貨物車の割合が小さくなりデータが少なくなったことから、小型車類を乗用車と小型貨物車に分けず、従来の4車種分類を3車種分類に変更されました。
  • パワーレベル式
    ・最新のデータを反映させてパワーレベル式を見直しされました(密粒舗装のうち小型車類の定常走行)。
    ・排水性舗装の効果を補正量として与えるのではなく、排水性舗装の場合のパワーレベル式を導入されました(定常走行・減衰走行、加速走行)。
    ・なお経年劣化は式として表現されているものの実際にはきわめて小さいことが判明しています。(従来の式で劣化とみえたのは舗装した時期の技術の違いによるものであることがわかっています)
    高機能舗装Ⅱに対するパワーレベル式が追加されました(自動車専用道路の定常走行区間のみ)。
    ・以上より、密粒舗装(定常・非定常)、排水性舗装(一般道路の定常・非定常、自動車専用道路の定常、料金所付近・連結部付近の加速・減速)、高機能舗装Ⅱ(自動車専用道路の定常)のパワーレベル式がそれぞれ示されました。
  • 縦断勾配
    ASJ RTN-Model2013では縦断勾配の補正は密粒舗装に限定されていましたが、ASJ RTN-Model 2018では密粒舗装に限定されなくなりました(密粒舗装、排水性舗装、高機能舗装Ⅱのいずれにも適用)。
  • 回折補正量の計算式
    ナイフウェッジの計算式が変更になり、さらに自動車走行騒音の係数Cspec密粒舗装について変更、排水性舗装は1年未満が廃止され一本化、高機能舗装Ⅱについて追加されました。
    建物や法肩などの回折補正量の計算式が新たに設けられました(直角ウェッジ)。
    ・直角ウェッジの式を利用して築堤・厚みのある障害物の回折補正量の計算式がナイフウェッジの多重回折の計算式と同じになりました。
    高架構造物音の高架構造による回折減衰の式が、高架橋の種類によってナイフウェッジと直角ウェッジの式を使い分けるよう変更されました。(指定のない高架橋についてはNOISE(H)ではナイフウェッジで計算するようにしております。)
    ・これに合わせてNOISE(H)では盛土・切土の法肩に設定する回折点(としての遮音壁)と遮音壁をデータ上、区別できるようにしました。
    張り出し型遮音壁の回折減衰の計算方法が変更となり厚みのある遮蔽物での回折補正量の式に補正を行う方法となりました。なお張り出し部の幅が50cm未満については直壁として計算するようになっています。(なお、張り出し型遮音壁を含む複数の遮音壁=複数回折の計算方法は示されていません。他にも同様に計算方法が示されていないため「正解」のない組み合わせがあります)
  • 地表面効果
    排水性舗装の路面では固い地面相当の地表面効果が確認されているのでこれに対応しました。
    ・地表面効果が30dBを超えると風や大気の乱れの影響で計算値ほど減衰が生じないため、地表面効果による減衰量は最大30dBとするよう変更されました。
    ・ASJ RTN-Model 2013までは平均伝搬高さの計算時に切土の場合の法肩上の高さが1m未満の時は1mとして計算することになっていましたが、ASJ RTN-Model 2018では道路構造に関わらず平均伝搬高さが0.6m未満の時は0.6mとして計算するよう変更されました。
    ・地表面による超過減衰が始まる距離の計算に用いるZiの計算方法が変更となりました。
  • 遮音壁背後の地面による反射
    ・遮音壁の背後に受音点がある場合、遮音壁より受音点側の地面による反射音を加算するよう変更されました。(ASJ RTN-Model 2013では「加算してもよい」でしたのでNOISE(H)では加算していませんでした。)
  • トンネル抗口音の指向性
    ・トンネル抗口音は直接音と反射音・拡散音(仮想面音源)をそれぞれ計算して合計されます。
    ・このうち反射音・拡散音(仮想面音源)の計算方法に指向性を考慮した項が追加されました。ただしパラメータが「吸音対策なし」のみ示されているため、吸音対策がある場合は従来通り指向性の項のない計算式で計算します。
  • 単独建物の反射音計算の削除
    ・ASJ RTN-Model 2013では単独建物の計算について1パスの方法(上方から回折する経路のみ計算)、上方と側方の回折音を考慮する方法の2通りの計算式が示され、さらに壁面反射音の計算方法が示されていました。(Super NOISE(H)では1パス方法+壁面反射音の計算の組み合わせに対応)
    ASJ RTN-Model 2018では1パスの方法のみが示され、側方からの回折および壁面反射音の計算方法は示されなくなった(ほとんどの場合寄与が小さい)ため、NOISE(H)でもASJ RTN-Model 2018としては上方回折のみの計算を行うこととしました。
  • 建物群の計算方法
    ・ASJ RTN-Model 2018では、従来の方法よりも簡易な実用計算法および実用計算法における計算の省略方法が示されました。
    ・ASJ RTN-Model 2013の建物群の計算方法はASJ RTN-Model 2018では付属資料A8に実用計算法よりもより詳細で正確な計算を行う詳細計算法として示されています。
    Super NOISE(H)では、ASJ RTN-Model 2018においても建物群を選択した場合にはこの詳細計算法により計算を行うことにしました。

  • その他
    ・上記以外に、大型バスのパワーレベルが新たに示され、散乱反射法の計算式が改良されています。また付属資料にはハイブリッド自動車・電気自動車のパワーレベルも示されています。
    ・大型バス、ハイブリッド自動車、電気自動車は2車種分類、3車種分類(従来の4車種分類)毎に交通量を設定する方法になじまないため対応保留としましたが、需要がある場合には対応を検討いたしますので御連絡ください。
    ・散乱反射法については従来も非対応としておりました。これは計算時間が膨大となるため実務での使用は現実的ではないとの判断からの保留です。
    ・回折減衰による補正量は30dBまで、回折行路差20mまでとするかどうかについては検討中です


ASJ RTN-Model 2013対応版リリース情報(2014/4/22掲載)

ASJ RTN-Model 2013の主な改良点

  • 伝搬計算
    ・回折に伴う減衰に関する補正に関して、吸音性遮音障壁に対する回折補正量の計算方法が新たに追加された。
  • 道路特殊箇所の騒音
    ・インターチェンジ部について、自動料金収受システム(ETC)を設置した料金所を通過する自動車の速度並びに前後の加速時の加速度が、実測結果に基づき暫定的に設定された。
    掘割・半地下部の指向性点音源モデルの補正式を見直して、より汎用性のある方法に変更された。
    ・半地下部に用いられる吸音ルーバーの設置効果の計算方法が新たに追加された。
  • 建物・建物群背後における騒音
    ・建物群背後における騒音予測には、これまでに線音源モデルによる計算方法が示されてきたが、今回は点音源モデルによる計算方法を新たに追加された。


騒音予測モデルと便利な機能

標準モデルを採用(新旧モデルを切り替え可)

  • 日本音響学会が2019年4月に公表した ASJ RTN-Model 2018(最新モデル)に最も早く対応いたしました。
  • 環境影響評価、生活環境影響調査、大店立地法等で用いられているASJ RTN-Model 2013、最新のASJ RTN-Model 2018が標準モデルです。
  • ASJ RTN-Model 1998、2003、2008(LAeq等価騒音レベル予測)、ASJ Model 1975(旧環境基準L50中央値予測)にも対応しており、データ作成後に切り替えて検討も可能です。

各種の複合的な要因を考慮した計算が簡単に

  • 車種別交通量、速度、走行モードや、道路構造、遮音壁や低騒音舗装などの騒音対策、道路沿道の状況等をマウス、キーボードで画面から簡単に設定し、各種要因を考慮した複雑な計算を簡単に行うことが可能です。(詳細は基本仕様をご覧下さい。)
  • 構想段階、計画段階の配置検討から、環境影響評価、自主アセスメントまで、各段階で活用できます。
  • 1地点あるいは複数地点で目標騒音レベルを達成するために必要な遮音壁高さの自動的計算など、実務を効率的に行うための各種機能がついています。
  • Superシリーズではユーザからご予防いただいた機能も随時追加しています。

地形の影響考慮が簡単

  • メッシュ状の地形データ(標高、基準面からの高さ等)を与えることにより、地形を考慮した騒音予測を簡単に行うことができます。
  • 地形の影響としては、
    • 受音点高さの考慮(地表面からの指定した高さ)
    • 伝搬高さの考慮(騒音が伝搬する高さによって地表面の影響による減衰量が異なります。)
    • 地形による遮蔽効果(回折減衰)の考慮
    等が自動的に行われます。地形の高さの代わりに建物の高さを入れることにより、建物による影響の考慮も可能です。
  • 地形データはSuper SPLINE/GIS(別売)により、等高線図や国土地理院の基盤地図情報(数値標高モデル)等から簡単に作成できます。
  • 地形を考慮した場合の音源・壁面の鉛直座標は、基準面からの絶対高さの指定、地表面からの相対高さの指定の2通りの方法が選択可能です。地形、道路構造の状況から適切な方法を選択することにより、座標データの設定が簡単になります。

大気汚染予測システムのデータの活用

  • 環境総合研究所の自動車大気汚染予測システムSuper HIWAY等のデータの相互の読み込みが可能です。共通のデータを活かし必要な項目だけ追加入力することによって最小限の作業で道路交通騒音予測、自動車大気汚染予測を行えます。

固定発生源騒音予測システムでのデータの活用



豊富な結果の活用方法

BMP、GIF、JPGファイルによる地図の重ね合わせ

  • 音源、壁面等の座標指定では地図をなぞるだけで簡単に入力できます。
  • 結果表示の際にも背景に地図が表示されます。
  • 線画によるシンプルな地図の表示も可能です。

カラーメッシュ表示による騒音レベル分布図の作成

  • 任意の色、任意の分級による表示が可能です。
  • 従来の標準カラー指定、任意カラー指定の他に、JIS(Z8731)に基づく色、分級を簡単に選択できるようになりました。
  • 地形を指定した場合には地形の等高線表示もできます。

コンター(等騒音レベル線)の作成

  • 任意の色、任意の太さ、任意の分級による表示が可能です。
  • 地形を指定した場合には地形の等高線表示もできます。

コンターラインのDXFファイルへの出力(レイヤ別出力)

  • CAD、グラフィックスソフトでの活用、再利用が簡単です。

3次元(立体)表示による騒音分布のプレゼンテーション

  • 直感的な表示による対策効果がひとめで分かります。
  • シンプルな3次元表示および陰影付きの高速3Dグラフィックスの2種類の方法により、プレゼンテーション効果が上がります。
  • 従来の標準カラー指定、任意カラー指定の他に、JIS(Z8731)に基づく色、分級を簡単に選択できるようになりました。

勾配グラフおよび数値ファイル出力による騒音減衰の把握

  • 単純なグラフによる騒音レベルの減衰の様子も分かります。

各種表示結果のクリップボード経由でのワープロなどでの報告書作成における活用

  • 高解像度グラフィックスをワープロ、グラフィックスソフトなどに貼り付けることが可能です。

任意の地点の騒音レベルを限定的に計算可能

  • 指定した複数地点のみを対象とし高速に予測計算を実施可能です。高さ方向も個別に指定できます。

マウスを動かすだけでリアルタイムに表示される任意地点の座標と騒音レベル

  • マウスカーソルの位置の騒音レベルが表示され、任意の場所の予測結果が簡単に分かります。


応用分野の一例

  • 道路事業における騒音予測(環境影響評価法・条例)
  • 商業・業務施設開発事業の開発・供用に伴う将来の道路交通騒音予測(環境影響評価法・条例)
  • 大規模小売店舗の立地による将来の道路交通騒音の近隣への影響予測(大規模小売店舗立地法)
  • 騒音対策(遮音壁の設置範囲・高さの検討、高架構造裏面吸音設置、低騒音舗装および経年変化)の検討・効果分析
  • 交通量・騒音実測調査に基づく、沿道における現況の道路交通騒音の分布把握調査
  • 産業公害防止計画、自動車公害防止や道路交通政策による等、各種行政計画策定のための騒音予測、対策効果検討

調布保谷線・交差点周辺騒音レベルの例
カラーコンター(等騒音レベル線)表示イメージ


調布保谷線・交差点周辺騒音レベルの例
3次元陰影表示の例(Z座標=騒音レベル)

調布保谷線・交差点周辺騒音レベルの例
3次元陰影表示の例(Z座標=高さ)


複雑な地形・道路構造の例(ジャンクション)
3次元陰影表示の例(Z座標=高さ)


建物群背後における騒音予測の例
高架・平面併設道路沿道
3次元陰影表示の例(Z座標=高さ)

複雑地形・高架構造部騒音予測結果
カラーメッシュ表示イメージ

複雑地形・高架構造部騒音予測結果
コンター(等騒音レベル線)表示イメージ


複雑地形・高架構造部騒音予測結果
3次元シンプル表示の例(Z座標=高さ)


複雑地形・高架構造部騒音予測結果
3次元陰影表示の例(Z座標=高さ)

複雑地形・高架構造部騒音予測結果
3次元陰影表示の例(断面予測+平面予測)


トンネル抗口騒音を含めた騒音予測結果
3次元陰影表示の例(断面予測+平面予測)


計算条件の設定画面の例、各種計算条件を一括して管理できます


道路リンク毎に詳細に条件を設定、変更できます。




断面計算の例
(上:遮音壁の1重回折、下:遮音壁2つの2重回折)


高架平坦併設道路
高架構造物音・高架裏面反射音(吸音対策あり)
・張り出し型遮音壁(透過音考慮)・上方向回折考慮
断面計算の例


遮音壁データベース


路端(地表面条件による減衰)データベース


高架裏面反射データベース


トンネル抗口の条件設定も簡単に行えます


堀割データベース


勾配グラフ

基本仕様

予測・評価の
対象
道路交通騒音 中央値(L50)
道路交通騒音 等価騒音レベル(LAeq)
予測方式
アセスメント用 環境アセスメント等、一定の範囲を対象とした予測※ただし対象範囲に特に制約はありません
広域用 自動車公害防止計画、環境基本計画基礎調査等、広域を対照とした予測。※路端等の設定方法がアセスメント用と異なる
予測モデル
基本式
ASJ-Model 1975 いわゆる旧「日本音響学会式」(騒音環境基準が中央値で定められていた頃のアセス等の標準モデル)
ASJ-Model 1998 「道路環境影響評価の技術手法」対応モデル
(B法=実用計算法)
ASJ RTN-Model 2003 「道路環境影響評価の技術手法2007改訂版」対応モデル
ASJ RTN-Model 2008 「道路環境影響評価の技術手法平成24年度版」対応モデル
(実用計算法)(日本音響学会2009/4発表)
ASJ RTN-Model 2013 従来のアセスメント等の標準モデル
(実用計算法)(日本音響学会2014/4発表) 
ASJ RTN-Model 2018
今後のアセスメント等の標準モデル
(実用計算法)(日本音響学会2019/4発表) 

日本音響学会が2014年12月より有償頒布のASJ RTN-Model2013計算結果確認用ソフトと
Super NOISE(H)とのモデル対応状況および機能の比較

項目 ○:対応
×:対応無し
Super NOISE(H) 日本音響学会頒布ソフト
ソフトウェアの目的  行政・調査機関・コンサル・研究機関等の業務、実務 ユーザ自身で計算した結果の確認
(日本音響学会開催セミナーにおける説明より) 
 比較対象としたASJ RTN-Model
日本音響学会頒布ソフトは2018未対応(2019/4現在)
ASJ RTN-
Model
ASJ RTN-
Model
2013
2013 2018
道路構造
(計算方法)
平面、盛土、切土、高架(道路一般部)
信号交差点部 非定常
準精密法・簡便化 ※1 ×
準精密法 ※1 ×
トンネル抗口周辺部
掘割部(スリット法)
半地下部(指向性点音源)
高架・平面道路併設部 スリット法
散乱反射法 ×※2
インターチェンジ部 ×
連結部 ×
回折補正量の計算方法  通常の直壁
吸音性障壁
多重遮音壁 二重
三重以上
制限無し
(計算は三重)
×
張り出し型遮音壁
先端分岐型遮音壁
実製品の音響性能評価値を用いた先端改良型遮音壁
× 
平面道路の低層遮音壁
有限長障壁 ×
築堤・厚みのある遮音壁 ×
透過音を考慮した回折減衰補正 ×
地表面効果による減衰の計算方法  複数地表面(法面とその他)
(2018は透水性舗装の路面も)
地表面の屈曲(断面形状)
複雑な地形(3次元地形形状) ×
遮音壁とのカップリング ○○
遮音壁直後の地表面反射 × ×
その他の伝搬に関する計算方法    音源特性(密粒舗装、排水性舗装、高架構造物音)に応じた回折補正量
スリット法に対応した反射補正量
低層遮音壁の回折補正量 ○ 
空気の音響吸収 ×
気象の影響 ×
建物・建物群背後における騒音 点音源モデル ×
線音源モデル ×
周波数ごとの伝搬計算法 × ×
波動数値解析による騒音の計算方法 × ×
音源特性 定常・非定常走行区間(密粒舗装、排水性舗装(敷設後の経年変化))
縦断勾配に関する補正
指向性に関する補正
高架構造物音(走行速度、橋種別)
加速・減速区間 ×
出力結果 時間別 平面コンター図 ×
断面コンター図 ×
予測地点別結果リスト
昼間夜間別 平面コンター図 ×
断面コンター図
予測地点別結果リスト
寄与レベルリスト
予測条件リスト
その他 旧バージョンデータファイルの読み込み
旧モデル(ASJ RTN-Model 1975, 1998, 2003, 2008, 2013)対応 ×
別製品
画像ファイルの読み込み、表示
マウスによる各種座標の位置指定
カラーコンター図の作成 任意の色 ×
JIS(Z8731)指定色
3次元コンター図、地形上の結果表示図の作成 ×
計算対象・データ作成範囲 直線道路 交差点部以外 平面 ×
断面
交差点部 平面
断面 ×
任意の形状
の道路
交差点部以外 平面 ×
断面 ×
交差点部 平面 ×
断面 ×
今後の機能追加・モデル追加予定
随時改良
×
※1:データを自由に設定出来るため、準精密法等に対応したデータを作成可能
※2:計算量が膨大になり実務上現実的ではないため対応保留、希望があれば対応検討
予測時間 L50:1時間値
LAeq::1時間値、昼間・夜間のみ、24時間分の1時間値および昼夜別予測結果の自動計算
予測断面
平面予測 南北方向×東西方向メッシュ予測など地上1.2m他、任意の受音点高における予測が可能
(計算時間短縮のために計算範囲を任意の多角形の範囲内に限定することが可能。※従来オプション機能を標準機能に変更
縦断面予測 平面距離方向×高さ方向メッシュ予測など
距離減衰予測 路端からの騒音レベルの距離減衰等
任意座標予測 複数地点の任意の高さにおける予測
座標設定
メッシュ数 制限なし(メモリ容量に依存、通常300×300以上対応可能)
メッシュ規模 1メッシュあたりの距離は任意に設定可能(1m未満~数十m等)
対象空間規模 制限なし(メッシュ数×メッシュ規模=対象空間の一辺の距離)
音源・遮音壁・路端・
高架裏面・トンネル抗口・
建物・堀割座標
0.1m単位で自由に設定が可能、マウスによる指定、数値入力による指定
音源・遮音壁・路端・
高架裏面・トンネル抗口・
建物・堀割設定数
制限なし(メモリ容量に依存、通常1000以上対応可能)
道路条件
(1)基本道路構造 一般道路部: 平坦、盛土、高架、切土等
自動車専用部: 平坦、盛土、高架、切土等および高架裏面反射、高架構造音
(2)応用道路構造 特殊部: 交差点、一般道-自動車専用道路の連結部、インターチェンジ部、勾配部、トンネル抗口、半地下構造、堀割部等(半地下モデル改良、吸音ルーバー考慮)
混在部: 上記道路構造の平面的、立体的な組み合わせ自由
交通条件
(1)交通量 2車種(大型車類、小型車類)別、1時間交通・24時間別詳細設定可能
2車種(大型車類、小型車類)および二輪車別、1時間交通・24時間別詳細設定可能
4車種(大型車、中型車、小型貨物車、乗用車)、3車種(大型車、中型車、小型車類)別、1時間交通・24時間別詳細設定可能
4車種(大型車、中型車、小型貨物車、乗用車)、3車種(大型車、中型車、小型車類)別、および二輪車別、1時間交通・24時間別詳細設定可能
(2)走行速度 2車種(大型車類、小型車類)別、24時間別詳細設定可能
2車種(大型車類、小型車類)および二輪車別、24時間別詳細設定可能
(3)車種別混入率 大型車類の混入率(1時間値、24時間別設定可能)
大型車、中型車、小型貨物車、乗用車の混入率(1時間値、24時間別設定可能)
大型車、中型車、小型車類の混入率(1時間値、24時間別設定可能)
二輪車の混入率(1時間値、24時間別設定可能)
パワーレベル
(発生する騒音
の大きさ)
(1)対応規制年次 ・現状、平成4年の中央環境審議会答申対応車
各対応車の混入率を設定可能(ただしASJ RTN-Model 2003以降は将来規制対応車は考慮しないこととされている)
(2)走行モード ・定常走行区間(自動車専用道や信号交差点から十分に離れた一般道路)
・非定常走行区間(一般道路等信号による加減速が混在する区間)
・加速走行状態
・減速走行状態
(3)加減速モデル ・IC部等における加速走行時、減速走行時、加速度・減速度の自動計算
・自動車専用道路の料金所付近(ETC含む)、一般道-自動車専用道路の連結部付近、一般道信号交差点付近の加速度・減速度の自動計算
(4)道路勾配 ・道路の縦断勾配(登坂)による補正
(5)停止時騒音 ・料金所等の停止区間対応
(6)高架構造物音 高架構造物音(橋種別、走行速度考慮)に対応
減衰補正、
特殊構造、
対策効果
(1)地面効果による減衰
地表面の状況(以下の分類)に応じて地表面効果による減衰を考慮 (沿道と盛土、切土の法面は別々に設定可能
1) コンクリート、アスファルト
2) 固い地面( スポーツのグラウンドなど表面の固い地面)
3) 草地(芝地、田んぼ、草地)
4) 柔らかい地面(表面の柔らかい畑地、耕田)
排水性舗装における路面の地表面効果による減衰考慮
(2)遮音壁や盛土・切土の
肩による回折減衰
遮音壁、高架高欄部、盛土・切土の肩等による回折減衰を考慮
複数の回折点(遮音壁等)がある場合には、多重回折の方法により考慮
1m程度の低層遮音壁を挿入損失(インサーションロス)の方法で計算
有限長遮音壁による回折補正(1パスの方法)
築堤・厚みのある障壁の回折補正(地形対応)
ナイフウェッジ・直角ウェッジの計算対応
遮音壁背後の地表面による反射に対応
多重(二重、三重)回折補正に対応
自動車走行音(密粒舗装、排水性舗装)、高架構造物音の周波数特性を反映した回折減衰補正
統一型遮音壁・吸音性遮音壁の考慮
張り出し型遮音壁による回折減衰補正

先端改良型遮音壁
(3)高架構造物による回折 高架構造物による回折を考慮し、沿道のマンション等、上方に向かう騒音予測
(4)遮音壁を透過する騒音 遮音壁を透過する騒音を透過損失を考慮して計算
(5)高架裏面による反射 高架道路の高架構造裏面反射による影響を考慮することが可能
裏面反射の対策として裏面吸音板による吸音効果を考慮することが可能。
相補性を仮定した方法に対応
(6)排水性舗装
(低騒音舗装)
高機能舗装Ⅱ
排水性舗装(低騒音舗装)、高機能舗装Ⅱによるパワーレベルの補正を施工後経過年を考慮して自動的に行うことが可能。
一般道路の停止時、走行時、自動車専用道路の速度60km/h未満、60km/h以上、定常区間・非定常区間・加減速走行区間に対応
(7)トンネル坑口騒音 トンネル坑口騒音に対応
トンネル抗口音の反射音・拡散音の指向性の考慮に対応
(8)半地下構造 半地下構造による騒音に対応
(9)堀割部 堀割部における側壁面による反射音を含む騒音予測に対応()
(10)複雑な地形の考慮 テキストファイルで作成した地形(標高等)のデータを与えることにより、評価点高さ、伝搬高さ、回折減衰における地形の影響を考慮
Super SPLINE(別売)により、等高線から簡単に地形データを作成することが可能。
地形考慮の場合の音源等の高さ座標は、絶対高さ(基準地盤面からの高さ等)、相対高さ(地表からの高さ)のいずれの方法でも指定可能。
(11)指向性、空気音響吸収、
風の影響、等の考慮
走行方向からの角度および仰角からに応じて音源の指向性の考慮
空気による音響の吸収の考慮
風の影響による騒音レベルの変動の考慮
(12)単独建物・
建物群背後における影響
建物間の多重反射が無視できる場合(単独建物)の回折補正量(1パスの方法)、壁面反射音・吸音率の考慮
建物間の多重反射が無視できない場合に、建物群による影響を考慮し、特定地点の騒音予測、平面、断面予測
単独建物、建物群(線音源モデル)
建物群(点音源モデル)詳細計算法による計算
感度分析 ・交通条件、道路条件、評価条件、予測点高、予測モデル等を変更した場合の予測結果の変化を何回でも再分析可能
関連機能
(1)遮音壁の高さ検討 ・目標とする騒音レベルを達成するために必要な遮音壁高さを自動的に検討
(2)寄与レベル出力 ・道路リンク毎の寄与レベルをCSVファイルとして出力(高架構造物音、裏面反射音の寄与内訳も)
・1時間平均および、昼夜別それぞれについて寄与レベルの出力可能
結果出力
(1)グラフィックス表示・印字機能 ・平面・断面計算結果 メッシュ表示(カラー・モノクロ)
・平面・断面計算結果 コンター(等騒音レベル線図)表示(カラー・モノクロ)
・平面・断面計算結果 3次元メッシュ表示(カラー・モノクロ×シンプル・陰影付)
・平面結果結果 距離減衰グラフ(および地形表示
・地点別計算結果 任意の地点(複数地点設定可能)を対象として高速に計算実施可能
・色は標準カラー指定、JIS(Z8731)指定 、任意カラー指定
(2)ファイル出力 ・入力データを含めた出力数値のテキストファイル出力が可能
・距離減衰はCSV形式で出力可能
・コンターラインのDXFファイル出力
(3)評価メッシュ数出力 ・予測評価の比較を容易とするために、予測結果の分級値に対応したメッシュ数を画面表示。
(4)地図表示機能 ・Bitmap、GIF、JPEG、PNG、TIFF画像による地図表示(スキャナ読み込み、CADデータから変換した地図の使用可能)
・線画による地図表示(任意に作成可能)
動作環境 Windows Vista SP1以降, Windows 7、8、8.1、10 (32bit版, 64bit版)がインストールされているPC
HDD:OSが推奨する一般的な容量
メモリ:OSが推奨する一般的な容量
USB:空きポート1つ以上

ご購入の手順
サポート体制


お問い合わせください

  • ご不明の点、ご希望等ございましたらお問い合わせください。
  • 基本機能以外も無償・有償オプションとしてご相談に応じます

見積を御依頼ください

  • 価格につきましては、見積を御依頼下さい。複数システムの同時購入、複数ライセンスの購入には割引がございます。
  • オプション機能の対応についても御見積いたします。
  • リース・分割払いもご相談ください。

導入時には技術研修をいたします

  • 導入時には事例等を活用した実践的な技術研修を行うことが可能です。ご購入が決まりましたら納品・研修の日程調整をいたしますのでご連絡ください。

サポート体制

  • システム開発技術者がメールによる技術サポート(導入後5年間無償)を行います。小規模なバージョンアップ版は無償で送付いたします。

計算サービスのご案内


高度で迅速な計算業務に対応いたします

  • Super NOISE(H)を用いて、単純なケースから複雑な道路構造まで、従来モデル、最新モデルを用いた計算サービスに対応いたします。
  • ソフトウェアの購入の予算的、時間的な余裕が無い場合、納期に余裕が無い場合、複雑な条件設定が必要な場合、Super NOISE(H)を用いた出力を実際の業務で見てみたい場合等には計算サービスをご利用ください。

見積を御依頼ください

  • 計算対象道路の範囲、道路構造等が分かる図面、予測対象範囲(特定地点(複数地点可)、官民境界からの騒音レベル勾配、平面コンター等)、予測対象時間帯(昼間・夜間、1時間毎など)、周辺の地形等の状況、建物考慮の有無等、報告書作成の要否(結果だけでいいか、報告書形式での納品が必要か)および納期等をお知らせください。

任意座標予測

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■お問い合わせ先■

ERI 株式会社 環境総合研究所

〒152-0033 東京都目黒区大岡山1-31-9-401 TEL 03-6421-4610 FAX 03-6421-4611
連絡先メールアドレス:office@eritokyo.jp(担当:鷹取)

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