パソコンによる環境情報システムのさきがけ環境総合研究所のSuperシリーズ 2020/04/07更新
環境総合研究所
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道路交通騒音予測システム Super NOISE(H) 環境アセスメント標準モデル ASJ RTN-Model 1975/1998/2003/2008

ソフトウェアの更新情報はこちら

Super NOISE(H)とは

 幹線道路、自動車専用道路、細街路、インターチェンジ、ジャンクション、料金所、トンネル、半地下構造他の道路交通騒音影響予測を、環境アセスメント標準モデルASJ RTN-Modelの従来版から最新版までを用いて効率的に行えます。

 車種別交通量、信号有無、加減速、縦断勾配、各種道路構造、各種遮音壁、地表面効果、指向性、排水性舗装、高架構造物音、高架裏面反射、地形、建物等、複雑な要因を考慮した予測、対策検討を行います。

 平面図を画像で画面に表示してマウスで簡単にデータを作成し、平面予測、沿道の両側断面予測、複数の指定した地点の予測が出来ます。

 Super SPLINE/GISで作成した地形による回折減衰、地表面効果、予測点高さを考慮した計算も行えます。

予測モデルの概要

  • ASJ RTN-Model 2018(最新モデル): 日本音響学会が2019年4月に公表したASJ RTN-Model 2018(最新モデル)に同月中に対応いたしました。
    (2020年3月現在唯一の対応市販ソフト。※環境総合研究所調べ)

  • ASJ RTN-Model シリーズ:
    • L50 中央値(旧環境基準)
       ASJ Model 1975(以前の標準モデル)
    • LAeq 等価騒音レベル(現在の環境基準)
      ASJ Model 1998、ASJ RTN-Model 2003、2008、2013、2018全てに対応しています。
     環境影響評価、生活環境影響調査、大店立地法等の標準モデルで、道路計画段階、騒音対策の検討のため道路管理者、国、地方自体にも用いられています。
     以前のモデルにより再現した後に最新モデルによる予測を行う業務への対応や、データ作成後にモデルを切り替えて違いの比較できます。

  • 予測対象時間:1時間交通条件による予測と、24時間交通量条件のよる予測が行えます。
    24時間交通量条件を設定した場合には24時間全てを計算し各時間および昼間・夜間の等価騒音レベルを計算できます。
    24時間交通量条件から昼間・夜間の平均交通条件を用いて、昼間・夜間のみの等価騒音レベルを計算することで計算時間を短縮することもできます(走行速度の時間変化が無い場合)

計算条件の設定画面の例(予測モデル切り替え可能)

  • 日本音響学会ソフトとの比較
     日本音響学会では2014年12月にASJ RTN-Model 2013計算結果確認用ソフトを有償頒布しています。(ASJ RTN-Model 2018は2020年3月現在で未対応)
     以下は日本音響学会ソフトとSuper NOISE(H)のモデルの対応状況の概要比較です。

日本音響学会ソフトとの比較

項目 ○:対応
×:対応無し
Super NOISE(H) 日本音響学会頒布ソフト
ソフトウェアの目的  業務、
調査研究
ユーザ自身の検算
 比較対象としたモデル
日本音響学会頒布ソフト
2018未対応(2019/4現在)
ASJ
RTN-
Model
ASJ
RTN-
Model
2013
2013 2018
道路
構造
平面、盛土、切土、
高架(道路一般部)
信号交差点部 非定常
準精密法
・簡便化
※1 ×
準精密法 ※1 ×
トンネル抗口周辺部
掘割部(スリット法)
半地下部
(指向性点音源)
高架・平面道路併設部 スリット法
散乱反射法 ×※2
インターチェンジ部 ×
連結部 ×
回折
補正
通常の直壁
吸音性障壁
多重遮音壁 二重
三重以上
制限無し
(計算は三重)
×
張り出し型遮音壁
先端分岐型遮音壁
実製品の音響性能評価値を用いた
先端改良型遮音壁
× 
平面道路の低層遮音壁
有限長障壁 ×
築堤・厚みのある遮音壁 ×
透過音を考慮した
回折減衰補正
×
地表面
効果
複数地表面(法面とその他)
(2018は透水性舗装の路面も)
地表面の屈曲(断面形状)
複雑な地形
(3次元地形形状)
×
遮音壁とのカップリング ○○
遮音壁直後の地表面反射 × ×
その他
伝搬   
音源特性
(密粒舗装、排水性舗装、
高架構造物音)
に応じた回折補正量
スリット法に対応した
反射補正量
低層遮音壁の回折補正量 ○ 
空気の音響吸収 ×
気象の影響 ×
建物・建物群背後における騒音 点音源モデル ×
線音源モデル ×
周波数ごとの伝搬計算法 × ×
波動数値解析による
騒音の計算方法
× ×
音源
特性
定常・非定常走行区間
(密粒舗装、排水性舗装
(敷設後の経年変化))
縦断勾配に関する補正
指向性に関する補正
高架構造物音
(走行速度、橋種別)
加速・減速区間 ×
出力 時間別 平面コンター図 ×
断面コンター図 ×
地点別結果リスト
昼間夜間別 平面コンター図 ×
断面コンター図
地点別結果リスト
寄与レベルリスト
予測条件リスト
その他 旧バージョンデータ
の読み込み
旧モデル(ASJ RTN-Model 1975,
1998, 2003, 2008等)対応
×
別製品
画像ファイルの
読み込み、表示
マウスによる座標指定
カラーコンター
図の作成
任意色 ×
JIS Z8731
3次元コンター図、
地形上の結果表示図の作成
×
対象
道路
直線道路 交差点部
以外
平面 ×
断面
交差点部 平面
断面 ×
任意の形状
の道路
交差点部
以外
平面 ×
断面 ×
交差点部 平面 ×
断面 ×
今後の機能追加・モデル追加予定
随時改良
×
※1:データを自由に設定出来るため、準精密法等に対応したデータを作成可能
※2:計算量が膨大になり実務上現実的ではないため対応保留、希望があれば対応検討

騒音予測で考慮される要素

 Super NOISE(H)ではASJ RTN-Modelの本文に示されたモデルにはほぼ全てに対応しています。(散乱反射等、実務上非現実的と一部例外を除きます)

 道路交通騒音予測では主に以下の要素が考慮され、わかりやすい操作で設定できます。以下はSuper NOISE(H)でASJ RTN-2018を選択した場合です。


  • 点音源の座標:道路リンク(通常は車線の中心)と受音点の距離に応じて、計算時には道路リンク上に適切な間隔で点音源が自動的に配置されます。
    • 点音源毎、車種毎にパワーレベルが計算されたものはユニットパターンと呼ばれています。Super NOISE(H)ではユニットパターンを意識せずに予測を行えます。
    • 音源のZ座標はSuper SPLINE/GISで作成した地形からの高さとするか、縦断勾配図に記載される計画高を用いるか選択できます。
      ※地形データはSuper SPLINE/GIS(別売)により国土地理院の基盤地図情報や等高線図等から簡単に作成できます。

  • パワーレベル:音源の音の大きさ
     選択したモデルおよび以下の組み合わせにより適切なパワーレベル式により計算されます
    • 車種(2車種分類、3車種分類(4車種分類)および2輪車)
    • 指向性(音源から受音点の方向、主にマンションの上の階等への影響考慮のため)
    • 指向性(開口部の小さい半地下構造は指向性点音源モデルにより張り出し厚さ、開口部、高さ、反射性・吸音性、路面吸音率、吸音ルーバーを考慮)
    • 走行速度(速度が増すほど発する音が大きくなる)
    • 走行モード(非定常、定常、加速、減速、徐行)
      ※加速、減速の場合、連続した道路リンクの速度は加速度等を考慮して自動的設定されます。
    • 一般道、自動車専用道、料金所付近、インターチェンジ、連結部・交差点、料金所(停止時)、本線ETC、インターチェンジETCの別
    • 舗装(密粒舗装、排水性舗装、高機能舗装Uおよび施工後経年変化)
    • 縦断勾配(上り勾配におけるエンジン音の増加)
    • 高架構造物音(高架道路上を走行することにより、高架構造自体が発する音、高架構造の種類の考慮)


  • 距離減衰:音源から受音点の距離による減衰
    • 半空間に音のエネルギーが広がることによる騒音エネルギーの減衰(幾何減衰)
    • 音源、受音点の3次元座標(X, Y, Z座標)により伝搬距離を計算。
    • Super SPLINE/GISで作成した地形を設定した場合は、地形による受音点高さを考慮

  • 空気・気象の考慮:空気による吸収、風の影響
    • 空気による吸収を考慮できますが、官民境界のように近い場合にはほとんど影響はありません。
    • 直線道路では風向き、風速による影響も考慮できます。

  • 地表面効果:地面による騒音の吸収高架
    • 排水性舗装の路面、盛土・切土の法面、沿道の地表面の種類(アスファルト、固い地面、草地、柔らかい畑地の別)と音源から受音点の伝搬高さによる減衰量(盛土・切土の法面における伝搬高さの変化を考慮)
    • Super SPLINE/GISで作成した地形を設定した場合は、地形による伝搬高さの変化を考慮
  • 回折減衰:回り込み(行路差)による減衰効果
    • 道路交通騒音の周波数特性を前提とした行路差−回折補正量計算式によりA特性を直接計算(周波数別の計算が不要)
    • ナイフウェッジによる回折減衰(遮音壁等)
    • 直角ウェッジによる回折減衰(建物、盛土・切土の法肩、高架構造物音の高架構造による回折)
    • 吸音性・統一型遮音壁による吸音効果の補正
    • 特殊な遮音壁として、張り出し型遮音壁、先端改良型遮音壁(大型分岐・土木部用分岐、橋梁部用分岐、張り出し3m・5m)に対応
    • トンネル抗口音(直接音)の抗口における回折
    • 建物、建物群背後の回折
    • Super SPLINE/GISで作成した地形を設定した場合は、地形による回折減衰を直角ウェッジの方法で考慮

建物群背後における騒音予測の例

複雑な地形・道路構造の例(ジャンクション)

  • 透過損失:遮音壁を通り抜ける経路の減音効果
    • 遮音壁の場合は回り込む経路と通り抜ける経路を計算。通り抜ける経路は遮音壁の透過損失を考慮。

  • 反射:壁・地面・高架裏面による反射音
    • 遮音壁背後の地面反射
    • 高架裏面による反射(鏡面反射、吸音率考慮)
    • 堀割(開口部の大きい場合)の両壁面による多重反射(鏡面反射、吸音率考慮)
    • 建物、建物群による反射

  • トンネル抗口音:トンネル内走行音の影響
    • 直接音:トンネル内の仮想点音源から直接聞こえる音として計算
    • 反射音・拡散音:トンネルの内部で反響して聞こえる音を抗口の仮想面音源として計算(指向性を考慮)
    • トンネル内の吸音対策、排水性舗装・密粒舗装を考慮

トンネル抗口騒音騒音予測の例(断面予測+平面予測)

予測対象範囲

 以下の3通りの受音点を対象に予測を行えます。

  • 平面予測:背景に設定した地図画像の範囲を対象として騒音レベルの分布を予測します。
    計算結果はカラーメッシュ、コンター、距離減衰グラフ、3次元で表示できます。
    距離減衰の勾配グラフでは、地形がある場合には同じ位置の地形の縦断勾配を表示することも出来ます。

交差点周辺騒音レベルの例
カラーコンター(等騒音レベル線)表示イメージ

  • 断面予測:地面から高さ方向の予測を行います。
    平面予測範囲上にマウスで指定した位置、任意の高さまでの鉛直方向の断面を対象として騒音レベルの分布を予測します。
    2断面指定できるので道路の両側の指定した距離までを別々に予測することも可能です。
    計算結果はカラーメッシュ、コンター、3次元で表示できます。



断面計算の例
(上:遮音壁の1重回折、下:遮音壁2つの2重回折)



高架平坦併設道路の断面予測の例
高架構造物音・高架裏面反射音・張出型遮音壁・上方向回折考慮等


  • 地点予測: 平面予測範囲上にマウスで指定した複数地点(高さは数値で入力)を対象として騒音レベルを予測し、一覧として示します。
    計算条件により計算の途中過程の数値を出力することもできます。

予測結果表示

 予測結果は、騒音の分布が直感的に分かりやすいカラーメッシュ、環境アセス等で一般的に用いられるコンター(等騒音レベル線)、プレゼンテーション効果の高い3次元表示(シンプル表示、影付き表示※)、グラフ、地点別結果などで表示できます。※影付き表示はPCの環境に依存する場合があります。

 カラーメッシュの色、間隔、コンターの色、間隔、太さ、数字の有無、数字の大きさなどは自由に変更できます。
 地形がある場合には等高線をデータ入力画面、予測結果等に任意の間隔で表示できます。

 メッシュ、コンター画像はコピー&ペーストや、JPEGファイルへ出力し報告書に掲載したり、コンターをDXFファイルに出力しCAD等で活用したりすることもできます。

カラーメッシュ表示イメージ


3次元シンプル表示の例

3次元陰影表示の例

コンター(等騒音レベル)表示イメージ


3次元陰影表示の例(断面予測+平面予測)
複雑地形・高架構造部騒音予測結果


勾配グラフの例

便利な諸機能

 実務を効率的に行うための様々な機能があります。以下はその一例です。 ユーザーからの要望にも対応して常に改良、機能の拡充を行っています。

  • 背景地図の表示:データ作成時、結果表示時に画像データおよび線画の地図を表示できます。地図画像は全体に表示することも、一部に表示することもできます。

  • 縮尺から計算範囲の自動設定:表示した地図画像に縮尺がある場合には計算範囲(メッシュ数とメッシュ間隔)を縮尺から自動設定できます。

  • 定規・分度器表示:道路リンクの入力の際に定規、分度器が表示されます。図面上の測点位置が見えにくくても正確に20mの位置に入力できます。

  • Z座標のコピー:1車線のZ座標(路面高)を入力した後、他の車線、高架高欄、遮音壁等にコピーすることでデータ作成作業時間が大幅に短縮できます。
  • 盛土作成支援:盛土では回折点と路端が同じ座標になります。一方を作成した後、他方を自動的に作成でき作業時間が短縮できます。

  • カーソル位置の騒音レベル表示:画面上でマウスカーソルを動かすだけで、平面計算結果よりマウスカーソルに近い格子点の騒音レベルを表示します。

  • 断面予測結果の左右反転:道路の両側で断面予測を行った場合の予測結果コンターを1クリックで左右反転できるので、両側のコンターを並べて報告書に簡単に掲載できます。座標軸の位置も左右変更できます。

  • 計算対象除外範囲の設定:道路区域内や遠方など計算が不要な範囲を設定することで計算時間を短縮できます。
  • 最大地点のレベル表示:道路区域内を計算対象除外範囲の設定とすることで、最大レベルの地点に×印を、その地点の騒音レベルを表示できます。これにより道路区域外の最大地点が簡単に分かります。

  • 遮音壁高さの検討:対象計算地点(複数可)と対象遮音壁、目標騒音レベルを指定するだけで、必要な遮音壁の高さを自動的に求めることができます。(遮音壁の幅についても検討可能)

  • 音源毎の寄与レベルの出力:複数の受音点それぞれに対して何デシベルずつ寄与があるか一覧を出力することができます。

  • 計算過程の出力: 道路リンク毎の代表点音源のパワーレベル、直達距離と距離減衰、回折点の座標と行路差、それによる回折減衰、その他多くの音源−受音点毎の計算過程を可能な限り出力することが出来ます。

  • 計算データの平行移動、回転:計算データ全体を水平方向、鉛直方向に指定した距離移動したり、原点を中心に任意の角度回転したりできます。

  • Super HIWAY(自動車大気汚染予測)との相互活用Super HIWAYで作成した自動車排ガス予測データを読み込めるため、座標、交通量等をあらためて入力する必要はありません。Super HIWAYでSuper NOISE(H)のデータを読み込むこともでき、騒音予測、大気汚染予測がセットになった業務の作業時間が半分近くに短縮できます。他の道路系システムとの連係も可能です。

  • Super NOISE(P)(固定騒音予測)との相互活用Super NOISE(P)で予測した結果を直接読み込んで騒音レベルを重合できます。複合的な音源からの影響予測が行えます。

応用分野の例

  • 道路事業における騒音予測(環境アセスメント)
  • 建設工事に伴う運搬車両による周辺地域の道路交通騒音予測(環境アセスメント)
  • 商業・業務施設開発事業計画に伴う建設工事時、供用時の道路交通騒音予測(環境アセスメント)
  • 廃棄物処理施設計画に伴う建設工事時、供用時の道路交通騒音予測(環境アセスメント)
  • 大規模小売店舗の立地による将来の道路交通騒音の近隣への影響予測
  • 既存道路の道路交通騒音対策(遮音壁の設置範囲・高さの検討、高架構造裏面吸音設置、低騒音舗装)の検討
  • 交通量・騒音実測調査に基づく、沿道における現況の道路交通騒音の分布把握調査
  • 産業公害防止計画、自動車公害防止や道路交通政策による等、各種行政計画策定のための騒音予測、対策効果検討

データ数等

  • メッシュ数: 制限なし(通常300×300以上)
  • メッシュ間隔: 任意に設定(1m未満〜数百m等)
  • 対象空間規模: 制限なし
  • 音源・壁面・路端、その他の数: 制限なし
  • 音源・壁面・路端、その他座標: 0.1m単位(0.01m単位)、マウス、数値入力

動作環境

  • OS: Windows Vista SP1、Windows 7、Windows 8、Windows 10(最新盤の動作確認はWindows 10で行っています)
  • ストレージ(HDD, SSD)、主記憶(RAM):一般的にOSが推奨する程度で使用可能です。
  • USBポート:ライセンス用にUSBの空きポートが1つ必要です。

サポート体制

  • 導入時研修:ユーザーのオフィスにて導入時研修を行います(追加費用はかかりません)。
    予定されている業務がある場合にはそれを対象とすることで業務が効率的、確実に進みます。

  • サポート期間:導入時より5年間のサポートおよび最新版の提供を行います。
    開発技術者が操作方法、パラメータやモデルの考え方等に到るまで幅広く業務を支援いたします。

  • 最新モデル対応・機能改良:日常的にソフトウェアの改良を行っております。
    最新モデルへの対応も迅速に行っています。

  • ユーザーの要望対応:ユーザーからの要望により機能や予測モデルの追加・改良を行っております。原則として追加費用はいただいておりません。

  • 定期的なバージョンアップ版の提供:サポート期間中はバージョンアップのあった月(ほぼ毎月)は更新の内容をお知らせし、最新版を提供しています。

デモのご案内

  • 御社のオフィスにて、ソフトウェアをご覧いただきながらご説明し、ご質問等にお答えいたします。また、想定されている業務のご相談にも対応しております。
  • デモには費用はいただいておりません。北海道から沖縄までご希望の場合には日程調整を行いますので、下記の問い合わせ先まで御連絡ください。

御購入のご案内

  • ご不明の点、ご希望等ございましたらお問い合わせください。
  • 御依頼いただければ価格表をメールいたします。また見積書を作成いたします。
  • 複数システムの同時購入、複数ライセンスの購入には割引がございます。

計算サービスのご案内

■ 高度で迅速な計算業務に対応いたします
  • Super NOISE(H)を用いて一様な断面の道路から地形を含むインターチェンジ等のような複雑なケースまで、最新モデルを用いた計算サービスに対応いたします。
  • ソフトウェアの購入の予算的、時間的な余裕が無い場合、納期に余裕が無い場合、複雑な条件設定が必要な場合、Super NOISE(H)を用いた出力を実際の業務で見てみたい場合等にご利用ください。
  • 既にソフトウェアを購入されたお客様にはデータ納品も可能です。データの条件を変更して再計算、検討等にご活用いただけます。

■ 見積を御依頼ください
  • 計算対象範囲、道路構造等が分かる図面(PDF)、予測対象(官民境界地点、騒音レベル勾配、断面コンター、平面コンター等)、周辺地形、建物考慮の有無等、報告書作成の要否(結果だけでいいか、報告書形式での納品が必要か)および納期等をお知らせください。

■お問い合わせ■

ERI 株式会社 環境総合研究所

〒152-0033 東京都目黒区大岡山1-31-9-401 TEL 03-6421-4610 FAX 03-6421-4611
連絡先メールアドレス:office@eritokyo.jp(担当:鷹取)

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参考資料:

ASJ RTN-Model 2018対応リリース情報(2019/4/23掲載)

  2019年4月、日本音響学会誌76巻4号(2019)にて公表された最新モデル(ASJ RTN-Model 2018)に対応いたしました。検証の目的でご利用いただけるよう、サポート期間中のユーザー様に早期リリース版を無償で提供しております。新規購入、サポート契約再開等についてのご相談も御連絡ください。

ASJ RTN-Model 2018の主な改良点およびNOISE(H)による対応

  • 車種分類
    ・小型車類に占める小型貨物車の割合が小さくなりデータが少なくなったことから、小型車類を乗用車と小型貨物車に分けず、従来の4車種分類を3車種分類に変更されました。
  • パワーレベル式
    ・最新のデータを反映させてパワーレベル式を見直しされました(密粒舗装のうち小型車類の定常走行)。
    ・排水性舗装の効果を補正量として与えるのではなく、排水性舗装の場合のパワーレベル式を導入されました(定常走行・減衰走行、加速走行)。
    ・なお経年劣化は式として表現されているものの実際にはきわめて小さいことが判明しています。(従来の式で劣化とみえたのは舗装した時期の技術の違いによるものであることがわかっています)
    高機能舗装Uに対するパワーレベル式が追加されました(自動車専用道路の定常走行区間のみ)。
    ・以上より、密粒舗装(定常・非定常)、排水性舗装(一般道路の定常・非定常、自動車専用道路の定常、料金所付近・連結部付近の加速・減速)、高機能舗装U(自動車専用道路の定常)のパワーレベル式がそれぞれ示されました。
  • 縦断勾配
    ASJ RTN-Model2013では縦断勾配の補正は密粒舗装に限定されていましたが、ASJ RTN-Model 2018では密粒舗装に限定されなくなりました(密粒舗装、排水性舗装、高機能舗装Uのいずれにも適用)。
  • 回折補正量の計算式
    ナイフウェッジの計算式が変更になり、さらに自動車走行騒音の係数Cspec密粒舗装について変更、排水性舗装は1年未満が廃止され一本化、高機能舗装Uについて追加されました。
    建物や法肩などの回折補正量の計算式が新たに設けられました(直角ウェッジ)。
    ・直角ウェッジの式を利用して築堤・厚みのある障害物の回折補正量の計算式がナイフウェッジの多重回折の計算式と同じになりました。
    高架構造物音の高架構造による回折減衰の式が、高架橋の種類によってナイフウェッジと直角ウェッジの式を使い分けるよう変更されました。(指定のない高架橋についてはNOISE(H)ではナイフウェッジで計算するようにしております。)
    ・これに合わせてNOISE(H)では盛土・切土の法肩に設定する回折点(としての遮音壁)と遮音壁をデータ上、区別できるようにしました。
    張り出し型遮音壁の回折減衰の計算方法が変更となり厚みのある遮蔽物での回折補正量の式に補正を行う方法となりました。なお張り出し部の幅が50cm未満については直壁として計算するようになっています。(なお、張り出し型遮音壁を含む複数の遮音壁=複数回折の計算方法は示されていません。他にも同様に計算方法が示されていないため「正解」のない組み合わせがあります)
  • 地表面効果
    排水性舗装の路面では固い地面相当の地表面効果が確認されているのでこれに対応しました。
    ・地表面効果が30dBを超えると風や大気の乱れの影響で計算値ほど減衰が生じないため、地表面効果による減衰量は最大30dBとするよう変更されました。
    ・ASJ RTN-Model 2013までは平均伝搬高さの計算時に切土の場合の法肩上の高さが1m未満の時は1mとして計算することになっていましたが、ASJ RTN-Model 2018では道路構造に関わらず平均伝搬高さが0.6m未満の時は0.6mとして計算するよう変更されました。
    ・地表面による超過減衰が始まる距離の計算に用いるZiの計算方法が変更となりました。
  • 遮音壁背後の地面による反射
    ・遮音壁の背後に受音点がある場合、遮音壁より受音点側の地面による反射音を加算するよう変更されました。(ASJ RTN-Model 2013では「加算してもよい」でしたのでNOISE(H)では加算していませんでした。)
  • トンネル抗口音の指向性
    ・トンネル抗口音は直接音と反射音・拡散音(仮想面音源)をそれぞれ計算して合計されます。
    ・このうち反射音・拡散音(仮想面音源)の計算方法に指向性を考慮した項が追加されました。ただしパラメータが「吸音対策なし」のみ示されているため、吸音対策がある場合は従来通り指向性の項のない計算式で計算します。
  • 単独建物の反射音計算の削除
    ・ASJ RTN-Model 2013では単独建物の計算について1パスの方法(上方から回折する経路のみ計算)、上方と側方の回折音を考慮する方法の2通りの計算式が示され、さらに壁面反射音の計算方法が示されていました。(Super NOISE(H)では1パス方法+壁面反射音の計算の組み合わせに対応)
    ASJ RTN-Model 2018では1パスの方法のみが示され、側方からの回折および壁面反射音の計算方法は示されなくなった(ほとんどの場合寄与が小さい)ため、NOISE(H)でもASJ RTN-Model 2018としては上方回折のみの計算を行うこととしました。
  • 建物群の計算方法
    ・ASJ RTN-Model 2018では、従来の方法よりも簡易な実用計算法および実用計算法における計算の省略方法が示されました。
    ・ASJ RTN-Model 2013の建物群の計算方法はASJ RTN-Model 2018では付属資料A8に実用計算法よりもより詳細で正確な計算を行う詳細計算法として示されています。
    Super NOISE(H)では、ASJ RTN-Model 2018においても建物群を選択した場合にはこの詳細計算法により計算を行うことにしました。

  • その他
    ・上記以外に、大型バスのパワーレベルが新たに示され、散乱反射法の計算式が改良されています。また付属資料にはハイブリッド自動車・電気自動車のパワーレベルも示されています。
    ・大型バス、ハイブリッド自動車、電気自動車は2車種分類、3車種分類(従来の4車種分類)毎に交通量を設定する方法になじまないため対応保留としましたが、需要がある場合には対応を検討いたしますので御連絡ください。
    ・散乱反射法については従来も非対応としておりました。これは計算時間が膨大となるため実務での使用は現実的ではないとの判断からの保留です。
    ・回折減衰による補正量は30dBまで、回折行路差20mまでとするかどうかについては検討中です


ASJ RTN-Model 2013対応版リリース情報(2014/4/22掲載)

ASJ RTN-Model 2013の主な改良点

  • 伝搬計算
    ・回折に伴う減衰に関する補正に関して、吸音性遮音障壁に対する回折補正量の計算方法が新たに追加された。
  • 道路特殊箇所の騒音
    ・インターチェンジ部について、自動料金収受システム(ETC)を設置した料金所を通過する自動車の速度並びに前後の加速時の加速度が、実測結果に基づき暫定的に設定された。
    掘割・半地下部の指向性点音源モデルの補正式を見直して、より汎用性のある方法に変更された。
    ・半地下部に用いられる吸音ルーバーの設置効果の計算方法が新たに追加された。
  • 建物・建物群背後における騒音
    ・建物群背後における騒音予測には、これまでに線音源モデルによる計算方法が示されてきたが、今回は点音源モデルによる計算方法を新たに追加された。

 以下はASJ RTN-Model 2008以前の更新情報です。当時のSuper NOISE(H)更新情報の案内資料から転載したものです。以下に未記載で対応済みの部分もございます。(原則としてASJ RTN-Modelの本文記載分は対応)

ASJ RTN-Model 2008対応版リリース情報(2009/4)

ASJ RTN-Model 2008の主な改良点

  • 音源特性
    • 二輪車のA特性パワーレベルの計算方法が示された。
    • 自動車専用道路と一般道路の連結部、信号交差点付近の加速、減速時のA特性パワーレベルの計算方法が追加された。
    • 排水性舗装等の騒音低減に関して、走行速度に対する依存性、経年劣化、加速・減速時の低減量などの見直しにより、計算方法の変更、追加が行われた。定常走行区間だけでなく、非定常走行、加減速区間へも適用できるようになった。
  • 伝搬計算
    • 回折減衰について、密粒舗装(一般の舗装)と排水性舗装についての計算方法の見直し、高架構造物音に対する回折減衰計算方法の追加
    • 高架構造物による上方向への回折減衰の考慮の方法が示された。
    • 張り出し型遮音壁による回折減衰の計算方法の追加
  • 道路特殊部
    • 自動車専用道路と一般道路の連結部、信号交差点部における実用的な計算方法が示された。
    • 掘割・半地下部の指向性点音源モデルの補正式が見直され、より汎用性のある方法に変更された。指向性パラメータが変更、追加された。
  • 高架構造物音
    • 高架構造物音のA特性パワーレベル計算式の定数項の値が更新された。
  • 単独建物・建物群背後
    • 単独建物による回折減衰、反射音や建物群背後における複雑な反射を考慮して、個別の地点ついての計算方法が追加され、コンターの描画等が可能となった。
  • その他
    • 遮音壁を透過する騒音について一般的な遮音壁の透過損失の目安が示された。

ASJ RTN-Model 2003対応版リリース情報(2004/9)

ASJ RTN-Model 2003の主な改良点

  • 自動車走行パワーレベルモデル式関係

    • 排水性舗装(小型・大型車、一般・自専別、施工後経過年を考慮)
    • 縦断勾配に関する補正(密粒舗装、大型車類、上り勾配)
    • 指向性に関する補正
    • その他
  • 伝搬計算関係
    • 排水性舗装に対する回折減衰補正
    • 築堤による回折減衰
    • 多重障壁による回折減衰
    • 空気の音響吸収による減衰に関する補正
    • 風の影響による騒音の変動に対応(任意の風向・風速に対応)
    • 高架裏面反射の遮音壁がある場合の経路に対応(スリット方式)。
  • 特殊部
    • トンネル坑口周辺騒音(直接音、反射・反響音、排水性舗装考慮)
    • インターチェンジ部、信号部における加速・減速のユニットパターン自動設定に対応
    • インターチェンジ料金所、信号部における停止時の騒音レベルに対応
  • その他の音源

    • 高架構造物音(橋種別、走行速度を考慮)