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久々の「みなと横浜」歴史散歩
Fトワイライト「みなとみらい21」
青山貞一
掲載月日:2008年10月29日
無断転載禁



みなとみらい21の全景写真に見えるが3次元グラフィックス 
出典:グーグルアース 


■「みなと横浜」再訪

 久々に「みなと横浜」を訪れたのは2008年10月25日(土)であったが、27日(月)の午後、まとまった時間がとれたので、大学から「みなと横浜」を再訪問した。

 今度は、私の大学の環境情報学部がある横浜市営地下鉄の中川駅から桜木町まで地下鉄で行った。

 桜木町の駅前は、いわゆる「みなとみらい21」地区である。「みなとみらい21」を起点に、「赤れんが倉庫」→「象の鼻」→「開港広場」→「水町通り」→「海岸通り」→「元町」→「中華街」→「山下公園」→「象の鼻」→「赤れんが倉庫」→「みなとみらい21」と2時間30分かけて写真をとりながら駆け足で歴史散歩した。



みなとみらい21地区。
左から日石横浜ビル、横浜ランドマークタワー、三菱重工ビル、クイーンズスクエア

撮影:青山貞一 Nikon Digital Camera S10
 2008.10.27


みなとみらい21地区
出典:グーグルアース


グーグルアースで見た夕暮れの「みなとみらい21」
出典:グーグルアース

■「みなとみらい21」とは

 みなとみらい地区は、横浜市の都心部の再生をめざした一大ウォーターフロントの都市再開発によってできた街である。1980年代までは、同地には三菱重工横浜造船所や国鉄高島線の高島ヤード(操車場)、東横浜駅(貨物駅)、高島埠頭があったが、それらの巨大再開発により「みなとみらい21」地区が創造された。

 その意味では訪問した他の地区が「歴史地区」あるいは「歴史的建造物」であるのに対して、「みなとみらい21」地区は、巨大再開発によってつくられたみらい都市であると言える。

 その横浜の「みなとみらい21」は、横浜市西区と中区にまたがる海に接するウォーターフロント地域である。最寄り駅はJR、横浜地下鉄の桜木町、みなとみらい線のみなとみらいである。

 地域の略称は、「みなとみらい21」を中心に「みなとみらい」、「MM21」などと呼ばれている。この地区一帯は、都市景観100選を受賞しており水辺を生かした都市景観創造地区である。

 規模は面積は1.86 km2 (186ha)、うち埋め立て面積は0.76 km2 (76ha)である。

 さらに「みなとみらい21」地区の構想、計画、実施、運営は株式会社 横浜みなとみらい21は、横浜市、神奈川県、独立行政法人都市再生機構(旧・都市基盤整備公団)、地権者、地元経済界の出資により作られた第三セクターがあたってきた。


撮影:青山貞一 Nikon Digital Camera S10 2008.10.27


撮影:青山貞一 Nikon Digital Camera S10 2008.10.27


港二号橋梁。1907年制作。赤れんが倉庫までの引き込み線用
撮影:青山貞一 Nikon Digital Camera S10 2008.10.27


港二号橋梁。1907年制作。
赤れんが倉庫までの引き込み線用
の橋梁として使用された
撮影:青山貞一 Nikon Digital Camera S10
 2008.10.27




港三号橋梁。1907年制作。
赤れんが倉庫までの引き込み線用の橋梁として使用された

撮影:青山貞一 Nikon Digital Camera S10 2008.10.27




商業施設、横浜ワールドポーターズ
撮影:青山貞一 Nikon Digital Camera S10 2008.10.27


商業施設、横浜ワールドポーターズ
撮影:青山貞一 Nikon Digital Camera S10 2008.10.27


ユニークなデザインの歩道橋。ビルは横浜JICA
撮影:青山貞一 Nikon Digital Camera S10 2008.10.27


歩道橋の上から見た横浜ベイブリッジ
撮影:青山貞一 Nikon Digital Camera S10 2008.10.27


歩道橋の上から見た赤れんが倉庫
撮影:青山貞一 Nikon Digital Camera S10 2008.10.27

「みなとみらい21」の概要

 この地域は横浜駅周辺と関内・伊勢佐木町という横浜のふたつの都心部に挟まれた位置であるため、この地域を都市再開発することで横浜都心部を一体化して再生しようという目論見のもと、横浜市の「都心部強化事業」として、就業人口19万人・居住人口1万人を目標として再開発が行われている。

 これは、昼間人口や就業人口を増やすことで「東京のベッドタウン化」を改善し、地域社会や地域経済の活性化を目的とした施策である。すなわち今日の東京一極集中から首都圏内展都という時代移行の中で、企業本社等の他都市からの誘致促進や、企業集積の波及として起こる新規起業の支援を目指している。

 みなとみらい地区の中核には、高さ296mの日本一高いビルの横浜ランドマークタワーがある。ランドマークタワー横の「ドックヤードガーデン」は、造船所で実際にドックとして使われていたもので、1997年(平成9年)12月に国の重要文化財に指定されている。

 みなとみらい地区の整備は、あらかじめ決められた基本的方針によって計画的に行われており、21世紀にふさわしい未来型都市を目指して開発が進められている。電線・電話線(光ファイバー)は共同溝により、上下水道などと一緒に埋設され、さらに共同溝によるごみ収集、地域冷暖房を導入しており、省エネにも配慮している。そして、全ての通りに街路樹が植えられ、建設される建物は白を基調とし統一感を持たせている。

 当地区の道路は、「みなとみらい大通り」・「国際大通り」の2本の大通りと、それらを結ぶ、さくら通り、けやき通り、いちょう通り、すずかけ通り、とちのき通り(整備中)で構成されている。その他に、キング軸(整備中)・クイーン軸・グランモール軸という三つの軸が整備されており、これらは歩行者専用である。また、国際大通り地下には「臨港幹線道路」という、横浜港を周回する道路が整備されている。山内埠頭方面へ至る橋や地下道も架けられてはいるが、他の地区の整備が終わっていないため開通はしていない。

 出典:Wikipedia

■トワイライト横浜「みなとみらい21」

 この日(10月27日(月))は、桜木町駅で下車し「みなとみらい21」を出発し、夕暮れに「みなとみらい21」到着。時はすでにすっかり夕暮れとなっていた。


撮影:青山貞一 Nikon Digital Camera S10 2008.10.27


港二号橋梁。1907年制作。赤れんが倉庫までの引き込み線用
トワイライトバージョン
撮影:青山貞一 Nikon Digital Camera S10 2008.10.27


港二号橋梁。1907年制作。赤れんが倉庫までの引き込み線用
トワイライトバージョン
撮影:青山貞一 Nikon Digital Camera S10
 2008.10.27


左はパシフィコ横浜
撮影:青山貞一 Nikon Digital Camera S10
 2008.10.27

つづく