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私のリーズナブルで効果的な
生活習慣病・食事対策(1)


青山貞一


11 Nov. 2009


◆青山貞一:私のリーズナブルで効果的な生活習慣病・食事対策(1)  
◆青山貞一:私のリーズナブルで効果的な生活習慣病・食事対策(2)
◆青山貞一:私のリーズナブルで効果的な生活習慣病・食事対策(3)
◆青山貞一:私のリーズナブルで効果的な生活習慣病・食事対策(4)
◆青山貞一:私のリーズナブルで効果的な生活習慣病・食事対策(5)
◆青山貞一:私のリーズナブルで効果的な生活習慣病・食事対策(6
◆青山貞一:私のリーズナブルで効果的な生活習慣病・食事対策(7)ニラソウメン

 今日は私の誕生日で63歳(1946.11.11)です。

 ご多分に漏れず、還暦を過ぎてからこの方、大学の健康診断(目黒区大岡山にある東急病院)で血糖値が基準値より高い状態が続き、例の中性脂肪、悪玉コレステロール値も少し基準値より高い状態が続いていました。

 症状としては@頻尿気味、A疲れやすい、B免疫力後退で風邪症状がなかなか抜けないなどなどがありました。

 そして少しですが、2年前にC糖尿病の症状も出ており、健康診断では、お腹一杯食べないこと、一駅前から歩くなどを言い渡されていました。

 この年となれば誰でもあり得る生活習慣病ですが、食事療法と運動で何とか解決しようと、田園都市線の鷺沼駅から大学がある横浜市営地下鉄の中川駅まで30分歩くなどの改善策を励行しました。

 食事療法では、大好きなラーメンをやめる、そもそも食べる量を腹八分目など減らす、塩分のとりすぎに注意する、寝る前にできるだけ食べない、などです。

 もちろん、上記によって3年前に比べれば間違いなく、体重が減ってきました。

 しかし、それでも上記の中性脂肪、悪玉コレステロール値、血糖値などの諸指標でみるとあまり大きな効果はありませんでした。

 あるときグーグルで検索していたら、生活習慣病には

1)バナナが効く
2)ラッキョウが効く
3)黒酢が効く
4)そばが効く


という解説記事が数多く掲載されていました。

 もちろん、一般的には野菜の摂取量を多くする、腹八分目とする、過食をさけるなどが生活習慣病に効くとあります。

 そこで数週間前に中川駅前にあるミニスーパーでバナナ、ラッキョウ、黒酢を買い、研究室で朝食の代わりに上記の1)、2)、3)を摂取するようにしました。

 昼はそこそこの弁当に1)、2)、3)を含めています。たとえば弁当はミニスーパーにある290円の鮭弁当など比較的軽いものとし、学生食堂の若者向けの揚げ物や肉食は一切やめました!

 具体的には、バナナは単独でたべてもよいし、10倍に薄めた黒酢に浸して食べ、残りの黒酢(10倍に薄めたもの)をそのまま飲んでいます。ラッキョウも黒酢に浸してたべるだけです。

 まだ1ヶ月弱ですが、確実に疲れが減り、頻尿も減り、風邪気味状態から解放されつつあります。また体重も55kg(ほぼ一定)に減っています(ダイエット効果)。

 好きなラーメンも全面的に日本そばに代えました。たまに食べるラーメンも<味噌一>の味噌+野菜ものとし、トンコツやすべてやめました。

 私自身、経験的に57kgが今までの経験でベストであり、55kgでは少ないと感じていますが、今ではほぼ55kgで一定状態にあるので、上記を続けています。

 もっぱら、大学の健康診断では、3年前の夏の検査で65kg、昨年は59kg、今年が57kgと減ってきたので55kgでもOKのはずです。

 ただ現実には55kgになると今までのズボン、背広がすこしブカブカとなります(笑い)。下は今年の11月3日、池田さんの茶会で撮影したもの。この時はすでに55kgです。


撮影:山形美智子氏、2009年11月3日 茶道会館にて

 バナナはご承知のように、血液をさらさらにして心筋梗塞、動脈瘤などに効くことは知っていましたが、今回の実験で黒酢とラッキョウがすごく健康に良いことを実感しています。

 ちなみに黒酢はひと瓶で500円程度、普通の酢付けのラッキョウは100円程度、常温で一週間分あります。私が買うカットバナナはだいたい100円で5本あります。いずれも大学そばのミニスーパーです。

 何しろバナナ、黒酢、ラッキョウはどれも廉価で毎日摂取してもまったく負担にならないので、今後数ヶ月つづける予定です。

 そばは、大学に行く途中に通る自由が丘駅前の<そば新>で食べています。

 何しろリーズナブル(通常のメニューは290円〜480円)で、どれも長野県に行っていたころの信州蕎麦よりおいしい(笑い)。

 以下はグーグルなどから検索した効果、効用についての解説

<1>黒酢
@酢酸でダイエット ダイエット&疲労回復
黒酢に豊富に含まれる酢酸は、脂肪や糖分をエネルギーに変える「クエン酸回路」というしくみを活発にしてくれます。この働きで疲労が早く回復し、さらに体脂肪の分解が促されてダイエット効果が生まれるのです。

Aアミノ酸でダイエット&美肌に
黒酢には脂肪の燃焼を助けるアミノ酸も豊富。アミノ酸には脂肪の蓄積を防ぐ作用もあるのでさらに効果的です。また、肌の新陳代謝をよくして美肌作りにも効果を発揮!

B 高血圧・高コレステロール・高血糖気味の方
高血圧症、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病の予防・改善に黒酢が有効であることは、科学的に実証されています。これまでの研究で、1日に大さじ1杯(15ml)の黒酢を6週間とり続けるだけで、血圧やコレステロールが低下することがわかっています。


<2> バナナ
  ペクチンで毒だし  オリゴ糖で便秘改善、 ビタミンB群で美肌に カリウムで高血圧予防

 バナナに含まれているカリウムにはナトリウムを排泄する作用があり、高血圧の予防に効果的です。食物繊維や腸の働きを活発にするオリゴ糖が豊富に含まれているので便秘改善にお勧めです。また、免疫増強剤並みに免疫機能を高める効果もあることが報告されています。

主な栄養素:カリウム、ビタミンC、食物繊維
効用:疲労回復、便秘改善、高血圧予防、がん予防

<バナナの効用について>

バナナには、セロトニンとドーパミンの2つが同時に含まれている珍しい植物です。

セロトニン:脳幹の縫線核にあるセロトニン神経から作られる。感情のコントロール系。快感と不快感を調和させ、精神バランスさせる。不足すると、イライラ興奮・抑鬱感・体のだるさ・やる気の無さを生む。ストレスでセロトニンが減るという説も。フルーツの中ではバナナにしか含まれていない。

ドーパミン:興奮・覚醒を引き起こす物質・元気の素。不足すると物事への反応が鈍きなり、注意力、集中力が失われる。フルーツの中ではパパイヤに含まれています。このように相矛盾する作用をもつ物質を含むのはバナナのみで、まさしくホルモン・自律神経の調節にピッタリです。それから、癌の治療に使う免疫増強剤BRMよりも免疫力を高め、TNF(癌を攻撃する腫瘍壊死因子)を増やすことが実験で確認されています。(東京大学薬学部医療生命科学教室・山崎正利教授による)

どんなバナナですか?
皮の表面にシュガースポットと呼ばれる黒い斑点ができた時が最も高まります。それから、高地栽培のバナナが良いそうです。

<バナナの効用について(2)>

糖尿にも良いんですよ。バナナの中のインスリン感受性を高める働きが血液中の糖分の代謝を促し、血糖値を下げるらしい。(村上病院・金沢武道院長)

バナナを食べて痩せた、肌がきれいになった、血中コレステロールが減ったという人は多いです。その他、若返りの効果があるらしいです。最近流行のバナナ酢を作って飲んでみては?

 ※バナナの効用


<3>らっきょう
古来、らっきょうには薬効が多く、胃痙攣、下痢、夜尿症、痔、肩凝り、腰痛、冷え性、不眠症、高血圧症、動脈硬化症、神経痛、感冒などに効能があると言われており、生食すると寝汗に効くとか、卸し汁は鼻血、切傷、虫刺されによいとかの効能の記載があります。食べ方も中国由来の生食、炒食、煮食、塩漬、醤油漬、甘酢漬などのほか、薬味や、味噌汁にちらしたり、その他各種の料理のトッピングなど用途は多彩です。(武川満夫・武川政江:食卓さくもつ事典)

らっきょうの効能は、血管中の血栓を取り除いてくれる作用もあります。いわゆる「血液サラサラ」効果とともに、らっきょうの効能として、中高年の方は特に期待したいものですね。らっきょうの効能は、ほかにも保温作用がありますので冷え性にも効き目があるようですよ。 


<4>そば
そばには、ルチンやコリンなど様々なものが含まれています。そばに含まれるルチンは血液をきれいにしたり、血圧を下げる働きのほかに、糖尿病になりにくくしたり心臓病の予防やボケを防ぐ効果があるといわれています。またコリンには、肝硬変や動脈硬化を防いだり、自律神経失調症になりにくくする効果があるともいわれています。

そのほかにも、疲労回復に効果のあるパントテン酸、お肌によくシミ、ソバカス防ぐシスウンベル酸、大腸ガンや便秘になりにくくする食物繊維が蕎麦(ソバ)に含まれているなど、いろいろな効能や効用、効果があります。


つづく