シルクロードの今を征く Now on the Silk Road 大唐西市博物館 視察11 貨幣・コイン (Xi'an 中国) 青山貞一 Teiichi Aoyama 池田こみち Komichi Ikeda 共編 掲載月日:2015年1月22日 更新:2019年4月~6月 更新:2020年4月1日 独立系メディア E-wave Tokyo 無断転載禁 |
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銀碗と金帯(トルキスタン汗国) 左側:鎏金犀牛折枝花纹四曲银碗 (金メッキ犀及び花紋つき四曲面銀製碗) 中央:金蹀躞帯(金ベルト) 右側:鎏金团花纹银碗(金メッキ群花紋銀製碗) 唐代西市発掘品 大唐西市博物館所蔵品 撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S9900 注)トルキスタン Wikipedia より抜粋 西トルキスタンは帝政ロシアの支配下となり、帝国がロシア革命で倒された後 はトルキスタン自治ソビエト社会主義共和国などが作られ、ソ連の傘下に組み 込まれた。その際、各共和国の国境線は人為的に引かれたため、民族分布と は必ずしも合っていない。ソ連崩壊とともに1991年に悲願の独立を果たした。 しかし、独立以降も経済的・軍事的には未だにロシアの影響は強い。中央アジ ア連合創設への提案も行われている。 注)汗国 Wikipedia 汗(カン、ハン、qan)を君主とする君主国を指す用語である。君主号として の「ハン」「ハーン」はモンゴル高原から中央アジアを中心とした、テュルク系 およびモンゴル系の遊牧民王朝でよく用いられたが、モンゴル帝国時代以降、 キプチャク・ハン国(ジョチ・ウルス)崩壊の影響を受けて、中央アジア以西の キプチャク草原・ルーシ・カフカス(コーカサス)などの地域にも広がった。 視察12へつづく |