【デンマーク・コペンハーゲン】 | コペンハーゲン市庁舎 |
成田からコペンハーゲンへ | クリスチャンボー宮殿 |
コペンハーゲンの概要 | ストロイエ |
●現地調査・視察の目的
昨年3月の東欧ポーランドへの現地調査(ポーランド現地調査)に引き続き、今年2010年の2月15日から23日にかけバルト3国を現地調査した。なお、バルト3国視察の前後に北欧2国(デンマークとフィンランド)にも短時間であるが滞在した。北欧を訪問した目的については「コペンハーゲンの概要」の冒頭部分を参考いただきたい。
主目的は、ポーランド現地調査とほぼ同じであり、
(1)バルト3国や北欧でナチス・ドイツや旧ソ連が設置しユダヤ人
などを強制収容し虐殺した刑務所、収容所、場所、
(2)ナチス・ドイツや旧ソ連により破壊されたバルト3国、北欧各地の
歴史的町並み、
(3)市民の手による町並みの修復・復旧・保存、
(4)ナチス・ドイツ及び旧ソ連の侵攻に対して各地で起きた市民蜂起、
(5)市民蜂起に対するナチス・ドイツ及び旧ソ連の対応
を視察し資料を収集することにある。
●現地調査・視察国(都市名)と建国の歴史
バルト3国:
北欧2国:
Dデンマーク(Denmark)
コペンハーゲン(Copenhagen)
Eフィンランド(Finland)
ヘルシンキ(Helsinki)
●現地調査・視察国(都市名)の行路
現地調査は以下の地図にあるように、日本からコペンハーゲン経由でバルト3国に入り、リトアニア、ラトビア、エストニアと北上し、エストニアのタリンから船でフィンランドのヘルシンキに日帰り訪問した後、タリンからコペンハーゲン経由で帰路についた。
現地調査・視察の行路地図 作成:青山貞一
なお、本論考は、研究目的にそった学術報告とは別に、ブログ形式で執筆したものであり、今後、バルト3国に旅行される方々にひとつのガイドとなればと考え執筆したものである。
●2010年2月15日(月) 成田からコペンハーゲンへ
9時10分前に、全員、日暮里駅で待ち合わせ、京成特急で成田空港第1ターミナルへ向かう。ほぼ予定通り10時過ぎに到着し、チェックイン。カウンタ−は空いている。
その後,成田空港の2階の食堂街で冷やし稲庭うどんを食べる。今回はスカンジナビア航空(SAS)を利用。
燃料サーチャージがかなりかかったが、エコノミー切符本体は5万円ちょっととリーズナブルだ。サーチャージを入れた最終価格は往復で8万5千円だった。これが3月下旬となると13〜14万円となる。2月中旬を選んだひとつの理由は、航空券の値段にあった。
成田空港にて
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 15 Feb. 2010
定刻よりやや遅れ出発。
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 15 Feb. 2010
一路、成田空港からコペンハーゲン空港に向けて飛び立つ。天気が良く、上空からはロシアのシベリアの寒々とした景色や地形の様子がよく見える。
シベリア上空にて
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 15 Feb. 2010
スウェーデン・ストックホルム上空
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 15 Feb. 2010
やっとのことで、雪のデンマーク・コペンハーゲン空港に到着した。
コペンハーゲン空港間近
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 15 Feb. 2010
この空港はおそらく世界でここだけということがある。それは、空港内一切音声のアナウンス、呼び出しがないことだ。実際実に静かな空港である。
北欧の玄関、コペンハーゲン空港
リトアニアのヴィリニュス空港行きの乗り換えまで、5時間の待ち合わせとなる。そこで、一旦空港から市外に出る。もちろん成田で預けた荷物はヴィリニュス空港まで届く。
現地時間の夕方4時頃にコペンハーゲン空港に到着。乗り継ぎの時間があるので、ダウンタウンに出ることにする。
しかし、コペン空港では乗り継ぎの手続きと、外に出る通路がわかりにくくややうろうろする。
空港から電車で中央駅へ向かうため往復チケットを購入する。下は空港地下駅。
中央駅は空港から3つめの駅でとても近い。鉄道料金は3駅だが360円ほど日本に比べると2倍という感じか。
下の駅は到着したコペンハーゲンの中央駅だ。なかなか立派な駅である。
コペンハーゲン中央駅
撮影:青山貞一 Nikon CoolPix S8 15 Feb. 2010
つづく
【参考資料】
・地球の歩き方、「北欧・デンマーク・ノルウェー・スウェーデン・フィンランド」、ダイヤモンド社
・Wikipedeia English Edition